色調補正のためのスキルを身に着けたら、続いて着手したいのがPCの環境を整えること。モニターキャリブレーション、カラースペースなど、どこまでも奥深い話になってしまう分野だが、今回は極力わかりやすく、誰でも簡単に導入できるよう解説する。 記念すべき連載第10回目の今回は、「色調補正を正しく行なうために、PC環境を整えること」についてお話していきたいと思います。新しいステージへの扉を開く回です! 今までこの連載では、色調補正の方法をお伝えしてきました。「写真全体の明るさや色調」をコントロールする方法は、もうかなり身についてきていると思います。そんなあなたを次のステージへお連れするために、ちょっと苦いお話をしなくてはなりません。 (心苦しいのですが)、早速苦い一言を申し上げます。もし、あなたが調整した写真を人に渡した時「なんか色がおかしいんだけど?」と、言われたらどうしますか? 「せっかく色調補正
金赤≠MY100% 金赤(きんあか)=MY100%の色、と書いている所も多いのですが、特色の金赤はもっと朱色っぽい、Yの強い赤です。 みんなの味方DICデジタルカラーガイド | DICグラフィックス株式会社でこの特色を見てみると、 こうなっています(広色域がMY100に近いのは、マゼンタインキが通常プロセスインキのそれとはかなり異なっているからです) Photoshopでカラーライブラリから呼び出すともっと薄くてくすんでますね。 JISの慣用色名にもありますが、やはりY強めの赤になっています。 (Wikipediaより)日本工業規格『JIS Z 8102:2001 物体色の色名』付表1に示す慣用色名 CMYKの色指定で「金赤=MY100%」という文化もありますが、 同じ「金赤」という言葉でも印刷工程により捉えかたが全く違うことがある…さらには人によって想像する色が違うことがある、 というこ
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