タグ

日本史とブログに関するhhasegawaのブックマーク (16)

  • 呉座勇一さんの訴訟と和解についての一私見

    1.呉座さんの訴訟と和解の概要およびその意味 すでに周知の事実ですが、さる2023年9月末、2021年3月に発覚した呉座勇一さんのネット上の差別的な数多の暴言をめぐる騒動と、そこから派生した訴訟について、続けざまに大きな進展というか結末が示されました。国際日文化研究センターで内定していた准教授への昇任を撤回された呉座さんが、日文研の上位機関である人間文化研究機構に対し起こした地位確認の訴訟と、呉座さんの一件をめぐって出されたオープンレター「女性差別的な文化を脱するために」が、呉座さんの名誉を毀損したものであるという訴訟が、相次いで和解したのです。 その結果は、呉座さんは助教として日文研に復帰(再度准教授承認が内定しなおしたのかどうかは分かりません)し、名誉毀損訴訟は呉座さんの側が訴えを取り下げ、オープンレターが呉座さんの名誉を傷つけるものではないとの同意をして、和解したものでした。ただし

    hhasegawa
    hhasegawa 2023/10/15
    「ある友人がこう言っていたのを思い出します。「かつてマルクスは『宗教は大衆の阿片である』といったが、アンフェ(アンチフェミニズム)はインテリの覚醒剤だ。なにせ『メタアンフェタミン』だから」」汎用性が。
  • 坂本龍馬ブーム? にふと浮かぶ妄念「せんたくいたし申候」 | 筆不精者の雑彙

    一昨日は四月も半ば過ぎというに降雪を見、一体どうなっているのかと寒さに震え上がっておりましたが、昨日の午後から今日にかけては漸く天候も春らしくなってきたようです。寒さもあってか、或いは花粉デビューによる目の疲れなのか? 何事も能率が上がらず片付かずブログも間が空く状況が続いておりますが、これから気候が良くなりそうなので、それに合わせて物事を済ませていきたいと思っております。 ところで、最近NHKの大河ドラマで坂龍馬を取り上げているせいか、龍馬関係の話題が何だか矢鱈と目に付き、先日の鳩山邦夫離党の際にも自分を龍馬に準えたとかで、しかしそれを批判した前原国交相も龍馬の「ファン」だとかで、小生は基的にはどんな形であれ多くの人が歴史に関心を持つことは結構と思いますが、歴史上の人物に勝手に自分の願望を託して悦に入らないで欲しいとつくづく思うわけです。以前にも西尾先生トバしすぎの一件とか、割と最近

    坂本龍馬ブーム? にふと浮かぶ妄念「せんたくいたし申候」 | 筆不精者の雑彙
    hhasegawa
    hhasegawa 2018/06/01
    「『日本を今一度せんたく(洗濯)いたし申候』というフレーズ」「『ユーゴを今一度せんたくいたし申候』byミロシェヴィッチ大統領」「"cleansing"の訳として『せんたく』は、許容の範囲だと思います」
  • 歴史REALWEB : 第11回  斉彬暗殺

    2018年03月22日16:22 by rekishireal 第11回  斉彬暗殺 カテゴリ大河ドラマ『西郷どん』批評 バカ殿の慶喜 今回は、薩摩藩主島津斉彬の5男虎寿丸が5歳で他界したから、安政元年(1854)ころの話か。同年閏7月には、斉彬が健康を害している。悲しんだ庭方役の西郷吉之助は、斉彬の襲封に反対していたお由羅の呪いであると信じ、暗殺を企てたという。 この年、斉彬は洋式騎兵隊を創設したり、洋式大型軍艦や蒸気船の建造に着手したりと、軍備強化に忙しいはずだが、そういう部分はドラマでは描かれない。そのかわり、時期的に見て早すぎる気もする、将軍家の御家騒動がかなり盛り上がっている。 斉彬や越前藩主松平慶永などは、次期将軍に一橋慶喜を推す。 「一橋様にしか、難局は乗り切れない」などと絶賛しているが、なにがそこまで有能なのか、よくわからない。このドラマで描かれる慶喜は、品川の妓楼に入り浸

    hhasegawa
    hhasegawa 2018/04/06
    幕末史研究者による、吉田松陰や松下村塾に関する不都合な研究成果の公表に圧力がかかった話。プロフィールによれば山口県内で学芸員と大学教員をされている方で、政府が直接というより自治体経由かなと推測が働く。
  • 「電車内の化粧」の歴史をたどる、「礼儀」を重んじる国 - ネットロアをめぐる冒険

    さて、流れのはやいネットの中ではもはや旧聞に属するのでしょうが、東急の電車マナーの標語が話題になりました。 nlab.itmedia.co.jp 東急電鉄の広告(およびCM)で、「都会の女はみんなキレイだ。でも時々、みっともないんだ」というコピーと、実際に車内で化粧をする女性の写真をのっけています。まー、この1週間ほどの間に、当にいろいろな賛否両論があったかと思います。 その中で、私が気になったのは、谷崎の『細雪』の中に、既に電車で化粧をする場面が出てくるというものです。 たまに指摘されるように、『細雪』冒頭では、電車のなかで化粧する行為は昭和十年前後の日常風景の一つに過ぎず、別に無作法なものであると描写されていたわけではなかった。となると「車内で化粧」を特に倫理的に指弾するような言説が登場したのはむしろ最近のことではないか、という疑問が生起する。 — hhasegawa (@hhase

    「電車内の化粧」の歴史をたどる、「礼儀」を重んじる国 - ネットロアをめぐる冒険
    hhasegawa
    hhasegawa 2016/11/05
    『細雪』に触れた拙ツイート(http://bit.ly/2fnNJ6h)を起点に「電車内で化粧」言説史を調べられた方が。文学作品は意外に歴史研究の手がかりになるので、歴史家こそ読もう(手前味噌)。
  • ザビエルはキリスト教の矛盾を論破されたのか説得したのか問題

    ザビエルも困った「キリスト教」の矛盾を突く日人 – るいネット 『ザビエルも困った「キリスト教」の矛盾を突く日人』によるミスリードと嘘 – Togetter 『日の各地でザビエルは布教するのですが、出会った日人が彼に決まって尋ねた事があります。それは、「そんなにありがたい教えが、なぜ今まで日にこなかったのか」ということでした。そして、「そのありがたい教えを聞かなかったわれわれの祖先は、今、どこでどうしているのか」ということだった。 つまり、自分たちは洗礼を受けて救われるかもしれないけれども、洗礼を受けず死んでしまったご先祖はどうなるのか、やっぱり地獄に落ちているのか・・・・・当時の日人はザビエルにこういう質問を投げかけた。 元来、キリスト教においては、洗礼を受けてない人は皆地獄ですから、ザビエルもそう答えました。すると日人が追求するわけです。 「あなたの信じている神様というの

    ザビエルはキリスト教の矛盾を論破されたのか説得したのか問題
    hhasegawa
    hhasegawa 2016/10/25
    書簡の原典につく限り、ザビエルが日本人を高評価していたのは教理問答を理解する意欲と能力に富む点であろうし、議論の記録を歪曲して宣教師に勝利宣言する450年後の連中を見たら、同じ民族とも思えないのでは。
  • 歴史REALWEB : 第3回 神武東征――伝説形成論から古代史のなかへ

    2015年06月01日12:58 by rekishireal 第3回 神武東征――伝説形成論から古代史のなかへ カテゴリ「神話」からたどる古代史 「箸墓以前」――初期ヤマト政権の動向 前回は、従来その実在が否定されている闕史(けっし)八代の天皇をとりあげて、文献上からかならずしも、実在を否定するべきではなく、そこから初期のヤマト政権のあり方を推測することができることを述べた。そこからは、奈良盆地の南東部に拠点を置く、局地的な勢力が周囲の同じような勢力と婚姻関係で結ばれている有様や、それがやがて力を増して、河内や紀伊、丹後の勢力と連携していくこともうかがえた。 このような文献上からの推測は、ヤマト政権の王宮と推定される奈良県桜井市の纏向(まきむく)遺跡のあり方とも符合する。纏向遺跡は庄内式と布留(ふる)式というふたつの土器形式で表される時代にまたがって営まれているが、箸墓(はしはか)古墳は

    歴史REALWEB : 第3回 神武東征――伝説形成論から古代史のなかへ
    hhasegawa
    hhasegawa 2016/07/12
    話題の神武天皇実在説を「『右寄り』の人々にとっては、あまり面白くない」方向から検討し、弥生期に東遷したよくある九州の勢力の頭目の一人にすぎないと推定する記事。著者はミネルヴァ書房の平泉澄伝を書いた方。
  • 『権力とメディア』

    日(日曜日)の産経新聞朝刊に私の政治資金についての記事が掲載されているので、記事の内容とこれまでの経緯を説明したい。 20日金曜日、地元に帰ろうと用意をしていたら、フジサンケイグループに属する産経新聞と夕刊フジから相次いで議員会館に電話があり、急きょ、取材をしたいとの申し込みを受けた。 私の収支報告書に問題があるから取材したいとのことだった。 法律に違反するようなことなしていない自信があるので、飛行機をキャンセルして夕刻6時から、私自ら取材を受けて説明することにした。 約束の時間に、二社から一人ずつ取材に来た。 約1時間、関連する資料を用意して丁寧に説明したところ、二人の記者がいずれも違法性はないことについては納得してくれた。 ※説明の詳細は下記に。 しかし、問題はそこで終わらなかった。 当然、これは記事にはなりませんねと聞くと、産経新聞の記者から驚くべき答えが返ってきた。 「いや、違法

    『権力とメディア』
    hhasegawa
    hhasegawa 2015/02/23
    「司馬遼太郎氏を輩出した産経新聞」の一節に言いたいことがある人もいるだろうが、いまにして思えば、明治を肯定して昭和を否定する「司馬史観」という、保守層の戦後民主主義への妥協点が放棄された20年だった。
  • 涜神の義務と踏み絵と風刺画 - よりぬき障害報告@はてな

    ここに襲撃事件についての2つの言説がある フランスの新聞社 シャルリー・エブド襲撃事件について - alternativeway http://blog.goo.ne.jp/iida-miki/e/0d68f604177d2bdeb387e20a5dc9afb0 これはテロでなく集団殺人事件だ Parisシャルリ・エブド襲撃事件を斬る−藤原敏史・監督 | 日仏共同テレビ局フランス10 http://www.france10.tv/international/4581/ 前者については、一読して身の毛がよだつようなおぞましさを感じた。 前者のおぞましさは、努力して名誉フランス人になれた、という上から目線があるからだ。そしてその国家体制で居心地がいい、といっているところにある。独裁国家のエリート市民が自分は弾圧されることもないので幸せですっていってるようなもんだ。イスラム団体が非難声明を出した

    涜神の義務と踏み絵と風刺画 - よりぬき障害報告@はてな
    hhasegawa
    hhasegawa 2015/01/13
    「往々にして”政教分離”というイデオロギーが非寛容な宗教となり」趣旨にはほぼ賛同するが、「政教分離」一般とフランス特有のライシテは分けた方が。堺事件については鴎外のみならず大岡昇平も参照する必要あり。
  • 天皇制の隠語(すが秀実) - KAZUO NAKAJIMA 間奏

    天皇制の隠語 作者: スガ秀実出版社/メーカー: 航思社発売日: 2014/04/21メディア: 単行この商品を含むブログ (9件) を見る 一言でいえば、最近の著者は、『吉隆明の時代』、『反原発の思想史』と、(広義の)アナーキズムの蔓延に対して、ボルシェビズム、すなわち「党=普遍性」の復権を追究してきたといえるだろう。 例えば、『白水社』の連続インタビューにおいても、 http://www.hakusuisha.co.jp/topics/taisho/suga01.php 「アナに比べて、ボル的なものはどうも日に合わないのではないか」という問いに対して、著者は次のように答えている。 それは、3・11を過ぎても変わらない68年以降の「気分」ではないでしょうか。丸山眞男は、「日の思想」の「精神的雑居性」を原理的に否定し、「世界経験の論理的および価値的な整序を内面的に強制する思想」たり

    天皇制の隠語(すが秀実) - KAZUO NAKAJIMA 間奏
    hhasegawa
    hhasegawa 2014/06/09
    「ボルシェビズム、すなわち党=普遍性の復権を追求」三十年代の世界的文脈を考えると、もう一つ教会をイコールに加えた見取図が描けると思われる。例えば『魔の山』ナフタにおけるイエズス会と前衛党の奇怪な結合。
  • 教室が「戦場」になった日?(1):産経新聞による広島大学の授業攻撃を読んで考えたこと - 日比嘉高研究室

    この事件が報道されて 以来、ずっと気になっている。嫌な気分で、そして同時に正直に言って、怖いとも思った。その後いろいろネット上の言葉を見ていて、さらに怖いという気持ちは増した。 けれど、これが2014年の日の「教室」をめぐる状況なのだと思った。「教室が「戦場」になった日」というのはかなり扇情的なタイトルで、大げさな、とか、何をいまさら、という声も聞こえそうだけれど、このニュースを読んだときの偽らざる私の実感だった。 放っておけない気持ちなので、いま日の教室で授業を担当するものの一人として、その目線から考えたことをメモしておきたい。 産経新聞が、 「講義で「日の蛮行」訴える韓国映画上映 広島大准教授の一方的「性奴隷」主張に学生から批判」という記事を5月21日に配信した。 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140521/plc140521081

    教室が「戦場」になった日?(1):産経新聞による広島大学の授業攻撃を読んで考えたこと - 日比嘉高研究室
    hhasegawa
    hhasegawa 2014/06/02
    丸山眞男の回顧録に、津田左右吉の東大での講義に対し、七生社系の学生によって組織的と思われる質問攻めなどの妨害行為が行われていたことが記載されている。いつの世も学生というのは潜在的な敵なのかもしれない。
  • 歴史は繰り返す〜斉藤光政『偽書「東日流外三郡誌」事件』 - Commentarius Saevus

    斉藤光政『偽書「東日流外三郡誌」事件』(新人物往来社、2010)を読んだ。ニセ歴史に興味ある人の間では前から有名らしいの文庫版である。 偽書「東日流外三郡誌」事件 (新人物文庫 さ 1-1)posted with amazlet at 13.09.05斉藤 光政 新人物往来社 売り上げランキング: 119,321 Amazon.co.jpで詳細を見る 著者はジャーナリストで学者ではないのだが、東奥日報の司法担当の記者だったのがふとしたことからあやしい古文書『東日流外三郡誌』関連の著作権問題訴訟を調査することになり、どんどん(いい意味で)深みにはまっていって偽書の疑いもある古文書の真贋問題に関して粘り強い取材を続けていくという話になっている。 まずはニセ歴史に関するとして面白い。今からすると、東北の歴史を覆すような内容が書いてあると言われる『東日流外三郡誌』は和田家文書というもののひとつ

    歴史は繰り返す〜斉藤光政『偽書「東日流外三郡誌」事件』 - Commentarius Saevus
    hhasegawa
    hhasegawa 2013/09/06
    「郷土に関するコンプレックス[...]につけこむニセ文書」と関連して、最近はやりの地方に定位した日本史記述の試みも結局は道州制などのイデオロギーに回収されて終わりなんじゃないの、という話をした覚えが。
  • 桜桃忌によせて 『斜陽日記』の太田静子と「和田の叔父さま」のモデル・大和田悌二 : 筆不精者の雑彙

    6月19日は太宰治の誕生日であり、入水自殺した太宰の遺体が発見された日でもあることから、「桜桃忌」と呼ばれて太宰を偲ぶ日となっています。こういった作家の忌日としては、おそらくもっとも広く知られているものだろうと思われ、没後60年以上を経た現在でも、この日付前後には様々な太宰関連のイベントが行われているようです。というわけで、当ブログでも便乗して? 太宰治関係の話題をひとつ。 『斜陽』といえば太宰治の代表作として名高く、敗戦後の日社会を表す代名詞の一つのように位置づけられ、いまさらその内容について喋々する必要はないでしょう。そして、その『斜陽』が、ある女性の手記を基にして書かれているということも、それなりに有名なのではないかと思います。 その女性の名は、太田静子といいます。詳細はリンク先の Wikipedia でも見ていただければよいのですが、もともと文学に関心のあった彼女は、太宰に手紙を

    桜桃忌によせて 『斜陽日記』の太田静子と「和田の叔父さま」のモデル・大和田悌二 : 筆不精者の雑彙
    hhasegawa
    hhasegawa 2013/06/26
    太宰『斜陽』と、そのモデルの太田静子『斜陽日記』の記述を、太田の叔父で『斜陽』にも「和田」名で登場する大和田悌二(元革新官僚の実業家)の未刊行日記と照合、本来なら文学研究系の媒体に掲載さるべき良記事。
  • 「皇国史観」平泉澄 晩年のインタビューのエピソード オーラルヒストリーは大変という話 | 筆不精者の雑彙

    ※記事に追記しました(2013.6.19.) つい昨日ですが、ツイッター上で長谷川晴生(@hhasegawa)氏の以下のコメントに接しました。 平泉澄「私はプロレスが好きでね。猪木がさんざん負けて、これはあかんかと思うと、彼は逆転する。それは何とも言えぬ楽しみですわ。」内容面もさることながらこの発言に目が留まらざるを得ない。そして維新の会へ。 / “平泉澄と仁科芳雄と石井…” htn.to/PHYGYj — hhasegawaさん (@hhasegawa) 2013年6月6日 ここで紹介されているのは、『「皇国史観」という問題 十五年戦争期における文部省の修史事業と思想統制政策』『地図から消えた島々 幻の日領と南洋探検家たち』を著された(小生もどちらも読みたいとかねてから思っているのですが、いまだに果たせていないのは残念でなりません)長谷川亮一氏のブログ「日夜困惑日記@望夢楼」の、以下の

    「皇国史観」平泉澄 晩年のインタビューのエピソード オーラルヒストリーは大変という話 | 筆不精者の雑彙
    hhasegawa
    hhasegawa 2013/06/07
    「望夢楼」は私にとっても「世界飛び地領土研究会」で有名な「野次馬的アジア研究中心」や「西洋軍歌蒐集館」と並びかなり以前から巡回先にしていた地歴サイトで、すべて書籍化されたことは感慨深く思っております。
  • 平泉澄と仁科芳雄と石井四郎: 日夜困惑日記@望夢楼

    手元の資料を整理していたらこんなものが出てきた。 「東京大学旧職員インタビュー(3) 平泉 澄氏インタビュー(6)」『東京大学史紀要』第17号(東京:東京大学史史料室、2000年3月) 東京大学百年史編集室(現・東京大学史史料室)が1978年11月に平泉澄(ひらいずみ・きよし、1895~1984)に対して行った聞き取りで、平泉の没後、『東京大学史紀要』第13~17号に掲載された。平泉は元東京帝国大学文学部国史学科教授で、戦時下において独特の国体論的歴史学を展開したことで知られる。インタビュアーは伊藤隆・酒井豊・狐塚裕子・照沼康孝の4名である。したがって、終戦から33年経った時点での、満83歳の老人による回想である、ということはいちおう注意しておきたい。 そのインタビューの結末近くで、平泉はこんなことを語っている([…]内は引用者註)。 […]世界は大動乱に陥り日は大国難に遭遇するというこ

    hhasegawa
    hhasegawa 2013/06/06
    平泉澄「私はプロレスが好きでね。猪木がさんざん負けて、これはあかんかと思うと、彼は逆転する。それは何とも言えぬ楽しみですわ。」内容面もさることながらこの発言に目が留まらざるを得ない。そして維新の会へ。
  • Lunatic Prophet Portal- Latest News on Portal | Breaking Stories and Opinion Articles

    Lunatic Prophet Portal - Get latest news on Portal. Read Breaking News on Portal updated and published at www.lunaticprophet.org

    hhasegawa
    hhasegawa 2012/10/15
    ところで周知のように、「臣民」はsujet/subjectの訳語である。というわけで、「国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄」した臣民の精神が世界的に鼓吹されることを願ってやまない。もちろん「主体思想」という名で。
  • 備忘:東京都議会における「大日本帝国憲法復活請願」騒動と表現規制問題について | 筆不精者の雑彙

    下血は一応マシにはなったようですが、全般に今ひとつ沈滞気味です。なのでなかなか思うように物事が進まないのですが、さすがに看過しがたい事態が先週ありましたので、以下に備忘のため簡単にまとめておきます。 ネット上で件が話題となるきっかけとなった、『赤旗』の報道は以下の通り。 大日帝国憲法復活請願 「東京維新の会」が賛成 橋下徹大阪市長の「日維新の会」と連携し、9月に結成した都議会新会派「東京維新の会」(民主・自民を離党した3人で構成)は4日の都議会第3回定例会最終会議で、現行の日国憲法を無効とし、戦前の「大日帝国憲法」の復活を求める時代錯誤の請願に賛成しました。請願は日共産党、民主党、自民党、公明党、生活者ネット・みらいなどの反対で不採択となりました。 請願は、天皇を元首として無制限に権力を与え、国民を「臣民」として、自由と権利を抑圧した大日帝国憲法を美化。「我々臣民としては、

    備忘:東京都議会における「大日本帝国憲法復活請願」騒動と表現規制問題について | 筆不精者の雑彙
    hhasegawa
    hhasegawa 2012/10/15
    言及して頂きました。ちなみに伊藤博文の発言は丸山眞男『日本の思想』からの引用で、言わずと知れた大ベストセラーですが、特に最近では前提知識として共有されているか疑わしくもあり、念のため付記しておきます。
  • 1