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日本史と中世史に関するhhasegawaのブックマーク (15)

  • 呉座勇一さんの訴訟と和解についての一私見

    1.呉座さんの訴訟と和解の概要およびその意味 すでに周知の事実ですが、さる2023年9月末、2021年3月に発覚した呉座勇一さんのネット上の差別的な数多の暴言をめぐる騒動と、そこから派生した訴訟について、続けざまに大きな進展というか結末が示されました。国際日文化研究センターで内定していた准教授への昇任を撤回された呉座さんが、日文研の上位機関である人間文化研究機構に対し起こした地位確認の訴訟と、呉座さんの一件をめぐって出されたオープンレター「女性差別的な文化を脱するために」が、呉座さんの名誉を毀損したものであるという訴訟が、相次いで和解したのです。 その結果は、呉座さんは助教として日文研に復帰(再度准教授承認が内定しなおしたのかどうかは分かりません)し、名誉毀損訴訟は呉座さんの側が訴えを取り下げ、オープンレターが呉座さんの名誉を傷つけるものではないとの同意をして、和解したものでした。ただし

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    hhasegawa 2023/10/15
    「ある友人がこう言っていたのを思い出します。「かつてマルクスは『宗教は大衆の阿片である』といったが、アンフェ(アンチフェミニズム)はインテリの覚醒剤だ。なにせ『メタアンフェタミン』だから」」汎用性が。
  • 女性差別的な文化を脱するために

    オープンレター「女性差別的な文化を脱するために」は2022年4月4日をもって公開を終了しました。多くの方からのご賛同にあらためて感謝申し上げます。今後については詳細が決まり次第このサイト上でお知らせいたします。 2022年4月4日 差出人一同

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    hhasegawa 2021/04/05
    「彼と『遊び』彼を『煽っていた』人びとはその責任を問われることなく同様の活動を続け、そこから利益を得ているケースも」「ネット論客」商売(https://bit.ly/31J4jWV)への言及は貴重か。
  • 呉座勇一「炎上」事件で考える、歴史家が歴史修正主義者になってしまうということ « ハーバー・ビジネス・オンライン

    「陰謀実行の最大の難点は、秘密裏に遂行しなければならないため、参加者を限定せざるを得ないところである」(呉座勇一『陰謀の日中世史』角川新書、2018年、49ページ) 3月末、日中世史研究者の呉座勇一が、Twitterの鍵アカウントで英文学研究者の北村紗衣を含む様々な人物に中傷を行っていたことが発覚し、NHK大河ドラマの監修を辞任し、所属先の研究機関もコメントを出すなどの事態になった。非公開アカウントとはいえ、約4000人のフォロワーに対して、リツイートやいいねを含めて一方的な中傷を行っていたことが問題視された。その中傷の中には、セクシュアルハラスメント的な発言も含まれている。筆者も呉座によって中傷された者のうちの一人だったが、その件については人から謝罪をいただいている。 この件の発端は、同じく日中世史研究者の亀田俊和が、『異形の王権』(平凡社)などで知られる日中世史研究の大家、網

    呉座勇一「炎上」事件で考える、歴史家が歴史修正主義者になってしまうということ « ハーバー・ビジネス・オンライン
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    hhasegawa 2021/04/04
    歴史修正主義と戦うと称していた歴史家がSNSで逆の行動をしていた背景についての分析。『教養としての歴史問題』から彼の「思想」の内在的な理解を試みており、ある意味で対象に好意的ですらあるのが読みどころ。
  • 女性蔑視投稿で炎上の呉座勇一氏 知人は「彼は食事中もスマホを手放さないSNS中毒」 | デイリー新潮

    「週刊新潮」の発売前日に速報が届く! メールマガジン登録 デイリー新潮とは? 広告掲載について お問い合わせ 著作権・リンクについて ご購入について 免責事項 プライバシーポリシー データポリシー 運営:株式会社新潮社 Copyright © SHINCHOSHA All Rights Reserved. すべての画像・データについて無断転用・無断転載を禁じます。

    女性蔑視投稿で炎上の呉座勇一氏 知人は「彼は食事中もスマホを手放さないSNS中毒」 | デイリー新潮
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    hhasegawa 2021/03/29
    「ずっと下を向いてスマホを弄っている。[…]後ろを通ったときにこっそり覗き込んだら、Twitterを開いていた」見方を変えれば、50万部を売ったベストセラー作家が運営にタダ原稿を書かされていたことに。
  • アジール・無縁・友誼線:TVアニメ『キミ戦』が掲げた平和の理想とその残響|髙橋優

    はじめに実際、文学・芸能・美術・宗教等々、人の魂をゆるがす文化は、みな、この「無縁」の場に生れ、「無縁」の人々によって担われているといってもよかろう。 (網野善彦『増補 無縁・公界・楽:日中世の自由と平和』平凡社ライブラリー、1996年、250頁) 2020年12月に放送が終了したTVアニメ『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』(通称『キミ戦』)は瀟洒な秀作であった。作は、高度に発達した機械文明を誇る帝国と、未知のエネルギーである「星霊」をその身に宿した魔女・魔人が治めるネビュリス皇庁が百年にわたる戦争を続ける世界で、両国の最高戦力たる二人が戦場でまみえ、志を同じくすることを知って、互いに惹かれ合う過程を描くファンタジー作品だ。 帝国軍の元最高位戦闘員・「黒鋼の後継」ことイスカと、ネビュリス皇庁の第2王女・「氷禍の魔女」ことアリスリーゼ(アリス)は、くだらない戦争を終わらせ

    アジール・無縁・友誼線:TVアニメ『キミ戦』が掲げた平和の理想とその残響|髙橋優
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    hhasegawa 2021/01/27
    『キミと僕の最後の戦場』の空間を二大国/中立都市(=アジール)/独立国家(=「友誼線」外部)に分けてとらえ、「洒落た作劇」を見ている。「異世界」にバルト『ラシーヌ論』ばりの場所論を持ち込む工夫がよい。
  • 楠公顕彰を検証――いま、楠木正成父子をどう正当に評価すべきか | 文春オンライン

    『国家はいかに「楠木正成」を作ったのか 非常時日の楠公崇拝』(谷田博幸 著) 昭和初期の歴史学界や教育界等において、楠木正成の忠臣像がいかに喧伝されたのかを検証したのが書である。しかし著者の視線は、実は過去ではなく現代に向けられている。書の真の目的は、近年見られる楠公(なんこう)顕彰の動向を批判し、警鐘を鳴らすことである。 書で参考文献に挙げられている拙著『南朝の真実』(吉川弘文館、二〇一四年)で、知覧特攻平和会館に展示されている特攻隊員の遺書の多くが楠公父子に言及していることを指摘したとおり、戦前の楠公崇拝教育が日人にきわめて大きな(負の)影響を与えたことは厳然たる事実である。また書で批判される平成二八年(二〇一六)開始の産経新聞の楠公顕彰キャンペーンでは、実は評者も取材を受けた。評者は室町幕府執事高師直(こうのもろなお)を現実的な改革派政治家として高く評価しており、それにつ

    楠公顕彰を検証――いま、楠木正成父子をどう正当に評価すべきか | 文春オンライン
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    hhasegawa 2019/05/17
    尊氏礼賛の大臣が辞職させられた事件は、それまで問題にならなかった発言が突如として糾弾対象となっていく転機の一つだし、「歴史上の人物への礼賛問題など、本来はその程度の軽い問題だった」で終わらせてよいの?
  • 月下庵

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    hhasegawa 2018/12/13
    文楽歌舞伎の「世界」によく使われた『前太平記』(保元平治以前の清和源氏を扱った江戸時代の通俗軍記物語)で検索していたら、全訳作成中のサイトを発見した。だいぶ若い方がやっていて頼もしい(老人並の感想)。
  • 恐るべき大器晩成「北条早雲のすごい生き様」

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    恐るべき大器晩成「北条早雲のすごい生き様」
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    hhasegawa 2018/03/05
    北条早雲について現代人受けする説明がしたいなら、首都の高級官僚が落下傘候補に選ばれ、そう、例えば、裏切りを重ねるなどして恨みを買ってきた静岡5区あたりの議員に対する刺客として勝利を収めた、などがよい。
  • 『享徳の乱 中世東国の「三十年戦争」』

    戦国時代は「応仁・文明の乱」より13年早く、関東から始まった――。 享徳3年(1454)、古河公方と上杉氏の対立に始まる仁義なき抗争。以降30年近くにわたる戦乱を著者は、「享徳の乱」と称すべきと学界に提唱した。書はこの用語をメインタイトルとし、「戦国時代の開始=応仁の乱」という根強い「国民的常識」を正さんとする著者年来の宿願である。 日列島での戦国時代の開幕は、一般的には応仁元年(1467)に始まる「応仁・文明の乱」が画期とされることが多い。この戦乱で京は焼け野原となり、下剋上があたりまえの新しい時代が訪れたというわけである。 最近でも、呉座勇一氏のベストセラー『応仁の乱』(中公新書)のサブタイトルは「戦国時代を生んだ大乱」となっている。新書などのタイトルは概して出版社や編集者の意向をうけて決まることが多いから、やはりこれは最大公約数的な見かたといっていいのだろう。 さて、のっけから恐

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    hhasegawa 2017/08/22
    こんなツイート(http://bit.ly/2viuEZ2)をしてから1ヶ月足らずにして、まさか『享徳の乱』選書の出版予告を見るとは予期しなかった。思いつきの割にはいい線を行っていたのであろうか。
  • ザビエルはキリスト教の矛盾を論破されたのか説得したのか問題

    ザビエルも困った「キリスト教」の矛盾を突く日人 – るいネット 『ザビエルも困った「キリスト教」の矛盾を突く日人』によるミスリードと嘘 – Togetter 『日の各地でザビエルは布教するのですが、出会った日人が彼に決まって尋ねた事があります。それは、「そんなにありがたい教えが、なぜ今まで日にこなかったのか」ということでした。そして、「そのありがたい教えを聞かなかったわれわれの祖先は、今、どこでどうしているのか」ということだった。 つまり、自分たちは洗礼を受けて救われるかもしれないけれども、洗礼を受けず死んでしまったご先祖はどうなるのか、やっぱり地獄に落ちているのか・・・・・当時の日人はザビエルにこういう質問を投げかけた。 元来、キリスト教においては、洗礼を受けてない人は皆地獄ですから、ザビエルもそう答えました。すると日人が追求するわけです。 「あなたの信じている神様というの

    ザビエルはキリスト教の矛盾を論破されたのか説得したのか問題
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    hhasegawa 2016/10/25
    書簡の原典につく限り、ザビエルが日本人を高評価していたのは教理問答を理解する意欲と能力に富む点であろうし、議論の記録を歪曲して宣教師に勝利宣言する450年後の連中を見たら、同じ民族とも思えないのでは。
  • 第1回研究会(2014年10月30日) - グローバルヒストリーのなかの近代歴史学

    日時:2014年10月30日(木)18:30- 場所:立教大学池袋キャンパス12号館地下第1会議室 報告者:小澤実(立教大学文学部) 報告タイトル:平泉澄と西洋学知 『中世に於ける社寺と社會との関係』におけるアジール論の検討 報告では、史学史上皇国史観の唱道者として知られる平泉澄(1895-1984)の著作『中世に於ける社寺と社會との関係』(1926)に見られるアジール論を検討し、1920年代日における西洋学知の受容の一部を明かとする。 参考文献: 若井敏明『平泉澄 み国のために我つくさなむ』(ミネルヴァ書房、2006年) 植村和秀『丸山眞男と平泉澄 昭和期日政治主義』(柏書房、2004) 平泉澄―み国のために我つくさなむ (ミネルヴァ日評伝選) 作者: 若井敏明 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房 発売日: 2006/04 メディア: 単行 クリック: 2回 この商品を含むブ

    第1回研究会(2014年10月30日) - グローバルヒストリーのなかの近代歴史学
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    hhasegawa 2014/11/01
    よりによって同じ日に上杉愼吉テーマの講演(http://bit.ly/1u9T4Cc)と平泉澄のそれが、西洋学知の受容という同じ視角から別々に開催されたという事実。それは僕たちの(暗い時代の)奇跡。
  • 奈良県の世界遺産・吉水神社が中国人・韓国人は「日本に来るな」と何度も主張していたことが判明 - NAVER まとめ

    サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。

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    hhasegawa 2014/10/13
    宋学=当時最先端の中国思想に親炙し、その理念を実現すべく吉野に遷座してまで戦い抜いた挙句、後世に自分を祀る神社の宮司に嫌中レイシストが来てしまうという結末。イロニアの大和、とはこういうことだったのか。
  • 「戦のない世を目指す」戦国武将は実在したのか

    松平俊介(東龍) @matu2syun 最近の大河に出てくる戦国武将はなぜか「戦のない世を目指す」ことになってるけど、そんな戦国武将なんか、「元和偃武」を唱えた徳川家康以外にいないぞ。信長や秀吉なんか、日統一したら外国へ打って出ようぜヒャッハーとかいう発想以外ないしね 2014-09-21 20:50:31 松平俊介(東龍) @matu2syun 黒田官兵衛や石田三成が平和を希求した話なんか、考えてみると史料に無いよな。官兵衛が民衆や士卒を憐れんで善政を敷くのはあくまでも「戦に勝ちたいから」だからね。「悪政を敷いて兵士も集まらなきゃあどうしようもない」ともいっているし(名将言行録など) 2014-09-21 21:04:38 松平俊介(東龍) @matu2syun 戦国武将が「戦のない世を目指す」とかいう話は近代の歴史小説になって出てくる話で、原史料にはなかったりするんだね。例えば黒田官

    「戦のない世を目指す」戦国武将は実在したのか
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    hhasegawa 2014/09/25
    歴史物フィクションに見られる平和イデオロギーを、服部之総あたりの講座派史学(なぜか「マル経」扱いされている)から説明するという半可通ぶりが、いかにも現代のネット言論らしさを醸し出していて徴候的である。
  • 大塚英志緊急寄稿「企業に管理される快適なポストモダンのためのエッセイ」 | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント

    星海社ウェブサイト『最前線』において6月中旬の開始を予定している大塚英志氏の新連載『角川歴彦とメディアミックスの時代』の公開に先駆けまして、大塚氏から緊急寄稿がありましたので急ぎ僕のブログを通じて公開いたします。タイトルは「企業に管理される快適なポストモダンのためのエッセイ」。 先日発表されたKADOKAWA・DWANGOの誕生が放つ巨大な重力から逃れて生きることは、ライトノベル漫画、アニメ、ゲーム、ネットなどのただ中で生きている僕たちにとってはほぼ不可能な状況になることでしょう。だからこそ、僕たちはたった今、個人個人が真剣にこのKADOKAWA・DWANGOの合併劇について考えるべきなのではないでしょうか。そういった意味で、この緊急寄稿は必読のテキストであると考えます。 また、新連載『角川歴彦とメディアミックスの時代』では、「メディアミックス」の誕生の原点とされる80年代史と角川源義、

    大塚英志緊急寄稿「企業に管理される快適なポストモダンのためのエッセイ」 | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント
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    hhasegawa 2014/05/19
    角川三代の系図配置は頼朝・頼家・実朝の源家三代を思わせる。ご乱行で破滅した二代目、そして作家性の切り詰めによって文芸の世界を制覇した三代目? 義経伝承の研究者でもあった初代の霊言を問いたいものである。
  • 真理省の仕事

    やねごん(オリンピック反対) @yanegon 大月書店で思いだしたんだけど、20年以上まえにこの出版社が出してる『共産党宣言』を買ったことがある(奥付をみると、1988年の第58刷とある)。買ってきてページをめくってみたら、へんな紙がはさまってた。 http://t.co/F9kHKIRRkH 2014-05-16 23:44:55

    真理省の仕事
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    hhasegawa 2014/05/18
    「独裁」がスターリンを連想させる以上に日本語の「執権」は鎌倉北条氏を喚起するので、結局は対立者を大粛清することには変わらないというオチになり、かくして改変の結果は収斂したのであった。めでたしめでたし。
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