三島由紀夫と東大全共闘の「対決」の録画がTBSに残されていて、それを編集したドキュを有楽町で観た。...
【今日の言葉】 だが、もしそれが事態の正しい解釈だとするなら...... (蓮實重彦「陥没地帯」) 【読書日記】 こんにちは。ともです。 今日は文芸誌「新潮」2016年4月号に掲載された―蓮實重彦の「オペラ・オペラシオネル」以来―22年ぶりの新作小説「伯爵夫人」を読みます。 内容にわたる記述を含みます。未読の方はご注意ください。 ■あらゆる時代を通じて徹底した希薄な輪郭しか享受しえなかったこの不幸な記号 蓮實重彦はこれまでに2作の小説を発表しています。1作目の「陥没地帯」は、「エピステーメー」1979年7月臨時増刊・終刊号に掲載され、1986年3月に哲学書房から刊行、1995年2月には河出書房新社から文庫本として再刊されています。その小説が与えた影響と非影響については文庫版の武藤康史「解説」に詳しいのでここでは繰り返しません。 2作目の「オペラ・オペラシオネル」は、「文藝」1994年夏季号
映画『アンブロークン』について語るアンジェリーナ・ジョリー(YouTube「Universal Pictures」公式ページより) 「これは反日的な映画ではない。」 アンジェリーナ・ジョリーが自身監督の映画『アンブロークン』(原題)をめぐって、読売新聞のインタビューに登場し、こんな弁明をした。 昨年末、アメリカで封切られたばかりの映画『アンブロークン』は、太平洋戦争で日本軍の捕虜となった元オリンピック陸上選手ルイス・ザンペリーニ氏の半生を描いたものなのだが、劇中には日本兵による虐待シーンがあり、さらに原作に「日本兵による食人」の記述があることから、ネトウヨ、保守主義者の間で「これから上映のアンジェリーナの映画は、日本兵が外国人捕虜を虐待して殺害して食べたという捏造映画だ」という批判が高まった。 「アンジェリーナの反日食人映画を許すな」 「ウソも甚だしい!アンジーは反日プロパガンダをやめろ!
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