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社会主義とブログに関するhhasegawaのブックマーク (8)

  • アントニオ・グラムシを知っていますか(「加瀬英明のコラム」) - 東アジア歴史文化研究会

    平成の最後となる新しい年が、明けた。 いつものように、八百万千万様(やおろずちよろずさま)に感謝したうえで、屠蘇を酌みながら、色鮮やかな御節にしばしみとれた。 このような親から子へ受け継がれてきた慣習が、日を日たらしめてきた。 祖母や父母が、初(はつ)明り、元旦の空の色を初茜(はつあかね)、年が明けて初めてべるものを初物(はつもの)、はじめての入浴を初湯(はつゆ)、はじめて見る雀を初雀、鳥の声を「あ、初声(はつごえ)だ」や、初買いといったものだった。 母が初化粧、初髪、はじめて着物に袖を通すのを初袷(はつあわせ)というたびに、子供心にすべてが改まるのだと思って、心が引き締まった。 三賀日には、友人たちが家にいても退屈なのか、年賀に訪れてくれた。それでも、年が改まってはじめて会う初会(はつえ)だから、清々(すがすが)しい。 もう3、40年になるか、このところ新年が新年らしくなくなった。

    アントニオ・グラムシを知っていますか(「加瀬英明のコラム」) - 東アジア歴史文化研究会
    hhasegawa
    hhasegawa 2019/06/19
    「歴史戦」で有名な日本会議代表委員の重要な指摘。拙訳書の読者ならピンとくるはず。「グラムシは、トランプ政権の『アメリカ・ファースト』、アンチ・グローバリズムのイデオローグの教本となっているといわれる」
  • 言説の土壌 - 過ぎ去ろうとしない過去

    「安倍政権を倒したいならば、左派は経済を語れ」 これが、ネット上において国政野党に票を集めようとする運動のスローガンになって久しい。もちろん、野党が経済政策を充実させ、活発に支持を訴えることについては、大いにやればよいと思う。しかし2点ほど引っかかることはある。まず1つ目は、野党および左派はすでに経済について語っているということである。その状況についてこうしたスローガンをとなえるのは、左派は経済的に無策であるという右派・与党のプロパガンダへの加担ではないか。これは、すでに参議院選挙の1人区での一化など野党共闘が進んでいるにも関わらず「野党はバラバラ」だと批判する野党支持者にもいえる。 2つ目は、そもそも与党も経済を語ってはいないのではないか、ということである。与党は、財界や資産家や投資家を喜ばせるような政策について語っている。しかしそれは経済を語っていることにはならない。2012年の政権

    言説の土壌 - 過ぎ去ろうとしない過去
    hhasegawa
    hhasegawa 2019/06/18
    左派は短絡的な支持の獲得に躍起になるより「陣地戦(グラムシ)」=「メタ政治(欧州新右翼)」に学んで有利な政治的土壌を長いスパンで醸成せよ、という議論。付言すれば、日本会議の成功要因もそこにあったはず。
  • 浅田彰と資本主義 赤い文化英雄(前編) - 批評集団「大失敗」

    トリックスターとは、あるコミュニティにおいて、「中⼼」的な地点が弱体化した際に、それを盛り上げるものとして登場する「周縁⼈」のことである(⼭⼝昌男「⽂化と両義性」)。中⼼と周縁の関係は常に両義的で、周縁という他者がいることによって、⾃⼰としての中⼼が確⽴する。⼀⽅で「異⼈」としての周縁⼈もまた、中⼼が存在しなければ「異⼈」たりうることはない。浅⽥彰は、この意味で正しく「トリックスター」であった。 周知のことだが「トリックスター」を定義した山口昌男は思想的に新左翼のイデオローグであった津村喬と似た立場に立っていた存在である。山口昌男の思想的なバックボーンを見たとき、そこにあるのは林達夫の精神史的なモチーフから遡行して作り出される新左翼の文化闘争である。その山口に影響を受けたバブル期のトリックスター=文化英雄というべき浅田彰もまた、かかる左翼の思想史を前提にした存在であると考えるべきであろう。

    浅田彰と資本主義 赤い文化英雄(前編) - 批評集団「大失敗」
    hhasegawa
    hhasegawa 2018/10/18
    ここで分析される共産主義への態度は、文学史的にはロマン派的なもので(彼が否定的意味で「ロマン主義」と言うのは自己韜晦であろう)、川村二郎や種村季弘ら独文学者を高評価する姿勢にもつながるように思われる。
  • 江藤淳と大江健三郎 戦後日本の政治と文学(小谷野敦) その2 - KAZUO NAKAJIMA 間奏

    繰り返せば、その時「政治と文学」の二項を媒介したのが、「人民戦線=青春」だった。ここにおいては、中野重治が転向して私小説を書くことも、小林秀雄が「私小説論」において、私小説をマルクス主義のタームで捉えることも、すべて「同心円」の中で矛盾なく捉えられることになるだろう。この時、私小説は、「純粋性のシンボル」として、マルクス主義=政治からの「転向」としてではなく、それと等号で結ばれるもの(「代補」と言うべきか)となったのである。 「いまでも私には小林多喜二の『党生活者』と嘉村磯多の『途上』とは、ほぼ同質のものとして残像している。というより、党に殉じた小林多喜二の生涯と純文学に礒じた嘉村磯多の生涯とほぼ等価で結びたい気持がつよいのである。」(「私小説共産党」) 話を戻せば、書評に書いたように、書から読まれる江藤の像は、『成熟と喪失』以降、私小説から遠く離れて(小谷野は、『成熟と喪失』を江藤の

    江藤淳と大江健三郎 戦後日本の政治と文学(小谷野敦) その2 - KAZUO NAKAJIMA 間奏
    hhasegawa
    hhasegawa 2015/05/01
    青春と等置される人民戦線の実態がすでに「サブカルと戯れるゆるふわな日常」(『暗い絵』や『死霊』)であったと考えることはできないだろうか。『サブカルチャー文学論』の起点は平野謙でもよかった、ともいえる。
  • 日本の貧困層を救ってくれるのはイスラームしかないって確信した。 - 拝神

    タイトルを見て、きっと君はこう思ったはずだ。 (マジかよ・・・こいつイスラム教とか言い始めたぞ・・・宗教とかマジ勘弁・・・) 基的に無宗教の日にとって、宗教というのは、やれこの政党に投票しろだのと電話がかかってきたり、いい話が聞けるから集会に行きましょう、あるいはこの50万の壷を買うと御利益があるなどという類のもので、向こうから勝手にやってきては自分の主義を一方的に押し付ける迷惑千万きわまりないものである。 そもそも何にせよわざわざ向こうから、どうですか?買ってください!などと押し掛けてくるものに良かった試しがないではないか? イスラム教はどうだろう? クリスマスや結婚式などで、比較的その様式を目にしやすいキリスト教と違って、イスラム教は日に入ってきたのが遅いというのと、人種的なイメージから、アラブ辺りで髭もじゃのおっさんが、アッラーアクバールなどと叫んで銃を乱射してる超危険そう、怪

    日本の貧困層を救ってくれるのはイスラームしかないって確信した。 - 拝神
    hhasegawa
    hhasegawa 2014/10/28
    アラブ地域のイスラーム主義がかつての民族主義・社会主義支持層を吸収し台頭したことを考えると、非ムスリム圏でも反資本主義の社会改革モデルとして受容される線はある。それが嫌なら社会主義を再建するしかない。
  • 天皇制の隠語(すが秀実) - KAZUO NAKAJIMA 間奏

    天皇制の隠語 作者: スガ秀実出版社/メーカー: 航思社発売日: 2014/04/21メディア: 単行この商品を含むブログ (9件) を見る 一言でいえば、最近の著者は、『吉隆明の時代』、『反原発の思想史』と、(広義の)アナーキズムの蔓延に対して、ボルシェビズム、すなわち「党=普遍性」の復権を追究してきたといえるだろう。 例えば、『白水社』の連続インタビューにおいても、 http://www.hakusuisha.co.jp/topics/taisho/suga01.php 「アナに比べて、ボル的なものはどうも日に合わないのではないか」という問いに対して、著者は次のように答えている。 それは、3・11を過ぎても変わらない68年以降の「気分」ではないでしょうか。丸山眞男は、「日の思想」の「精神的雑居性」を原理的に否定し、「世界経験の論理的および価値的な整序を内面的に強制する思想」たり

    天皇制の隠語(すが秀実) - KAZUO NAKAJIMA 間奏
    hhasegawa
    hhasegawa 2014/06/09
    「ボルシェビズム、すなわち党=普遍性の復権を追求」三十年代の世界的文脈を考えると、もう一つ教会をイコールに加えた見取図が描けると思われる。例えば『魔の山』ナフタにおけるイエズス会と前衛党の奇怪な結合。
  • Lunatic Prophet Portal- Latest News on Portal | Breaking Stories and Opinion Articles

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    hhasegawa
    hhasegawa 2013/04/01
    元来のWarezにはヒッピー的理念があってもおかしくないが今日の「割れ業界」の思想的背景は何なのだろう? 仮に単なるアフィ目的であるにしても、その行為が理性の狡知的に所有概念を揺さぶることはあり得る。
  • とある地方公務員が日本共産党について書いた

    平素よりお世話になっております。 またもやブックマークが予想以上に増えて大変恐縮しています。 公務員だけど、公務員の残業代問題に潜む高齢者問題 http://anond.hatelabo.jp/20120922164617 とある地方公務員が日々思ったことを10のコラムに分けて書いてみた http://anond.hatelabo.jp/20121012225331 とある地方公務員生活保護について書いた http://anond.hatelabo.jp/20121013233222 今回は地方で地味に活躍している日共産党について書いてみたいと思います。 ※これは地方公務員の立場というよりも、あくまで私の個人的な意見です。 ※私は日共産党員ではありません。 ※また、一部は私自身の体験ではなく、別の同僚の体験も含まれています。 日共産党の議員は世話焼きおばちゃん職務を行なっていると、

    とある地方公務員が日本共産党について書いた
    hhasegawa
    hhasegawa 2012/10/17
    資本制のカテコーンとして機能する元革命政党。彼らが仏伊で連立入りした経緯を見るに普通の社民でしかなく、共産党は非現実的で政権は難しい/怖いという刷り込みを手放さないのも、また特に期待するのも滑稽では?
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