シァル桜木町(横浜市中区桜木町1)は8月2日、3月末に閉店したそば店「川村屋」が、9月1日から同じ場所で再開することを発表した。 「川村屋」は1900(明治33)年に「横浜駅」で、西洋料理店として創業。日本の鉄道は、1872(明治5)年に開業し、当時は初代の「横浜駅」が現在の「桜木町駅」の位置にあった。 そばは、天然だしを贅沢に使った「手作り」の汁を使用していることで知られていた。 3月末の閉店時には6代目の笠原成元(かさはらしげもと)さんと妻の玲子さんが店を経営していたが、9月からは笠原さんの娘の加々本愛子(かがもとあいこ)さんと、夫の雄太郎さんが7代目として店を継ぐ。 現在は、9月の新規開店に向け老朽化した店舗の修復や、閉店前の味を受け継ぐため、味を知るかつてのスタッフに連絡するなど、準備を進めているという。 笠原さんは「実は店舗を閉めることを決めてから、娘から続けたいと申し出があった
横浜市港湾局、国土交通省関東地方整備局、横浜川崎国際港湾は7月24日、CMA CGM社(フランス)のコンテナ船「CMA CGM Liberty」(全長約366m、船幅51m、最大積載数1万4806TEUが、同日、横浜港本牧ふ頭D4コンテナターミナルに初めて入港したと発表した。 <CMA CGM Liberty初入港の様子> 同船は、CMA CGM社が運航する中南米航路ACSA1に投入されている3隻のLNG燃料コンテナ船のうちの1隻として横浜港へ初めて入港したものであり、これまで本牧ふ頭に寄港したコンテナ船で最大級の大型船に分類される。 CMA CGM社は、中南米からの輸入貨物増加対応に向けた計画の一環としてこの航路への大型船の投入を進めるとともに、LNG燃料コンテナ船も活用して環境負荷低減にも取り組んでいる。 横浜港としては、LNGバンカリング(供給)拠点の形成に向け、本牧ふ頭A4岸壁の整
JR東日本が発表した鶴見線の新型車両は、車体幅が狭いストレート車体を採用するなど、独自の車両となるようです。この新型車両について、JR東日本に聞きました。 鶴見線のE131系は「ストレート車体」を採用 JR東日本は2023年7月24日(月)、鶴見線に新型車両E131系の投入を発表。3両編成が8本導入され、2023年冬から順次運行を開始する予定です。鶴見線はこれまで、他線から転用された車両が長らく使われてきましたが、今回は直接新車が投入されることに、SNSなどでは驚きの声も上がっています。 拡大画像 鶴見線で現在使用されている205系(画像:写真AC)。 E131系は、房総地区や相模線、宇都宮線、日光線にも投入されています。これらの路線で使用されるE131系は、ドアの下端から中ほどにかけて車体幅が広がるのが特徴ですが、鶴見線向けのE131系はその広がりがなく、側面の下端から上端まで垂直な「ス
JR鶴見線に新型車両E131系を投入すると発表しました! この車両は、鶴見駅と海芝浦駅などを結んでいる鶴見線「205系」の置き換え用車両で、海をイメージしたスカイブルーのデザインになっています。今度の冬にデビュー予定、最終的には3両編成が8本、合計24両が登場します。 日時など 今冬から順次、営業運転を予定 詳しくはこちら(公式リンク) JR東日本ニュースリリース 画像提供:JR東日本 横浜支社 ひとこと解説 関東で数少ない、国鉄末期に設計された「205系」が走っている区間で、車両取り替えの時期が近づいていました。 「E131系」は、既に房総エリアや相模線、日光線にデビューしている車両ですが、断面の形が変わるため、外観の印象も少し変わりそうです。 新型車両により、故障に強くなるほか、乗り降りするドアの上に液晶、また車いすやベビーカー向けのフリースペース、防犯カメラなどが付き、安全で快適な電
再開発構想の具体化が進められる山下ふ頭。2030年ごろの利用開始を目指している=22年9月撮影、横浜市中区 山下ふ頭(横浜市中区)の活用方法を話し合う再開発検討委員会の人選で、市が一般社団法人横浜港振興協会(同)の藤木幸夫会長(92)に委員就任を打診し、内諾を得たことが4日までに分かった。市は検討委の意見に基づいて開発計画の具体化や事業者の選定を進める方針だが、藤木氏は開発事業への参画に意欲を示す「選ばれる側」でもあり、市の判断に疑念の声が上がっている。 市が2月に制定した条例を設置根拠とする「山下ふ頭再開発検討委員会」は、学識経験者と地域の関係者ら最大20人で構成。まちづくりの方向性や導入施設などについて約1年間協議し、取りまとめた意見を市長に答申する。市は委員の選定を急いでいるが、今春の予定だった初回会議の開催日は未定となっている。 関係者によると、市は藤木氏に対し、約510の企業など
この春から東京都内への通勤・通学が始まり、新たな街で生活をスタートさせた人も多いだろう。そして都心近辺で賃貸物件を探した際に、家賃の高さに驚いた人も多いはず。しかし、たとえば東京屈指のターミナル駅である東京駅を基点にしても、そこから電車で30分圏内にまで住まいの候補地を広げれば意外とリーズナブルな物件はあるものだ。そこで今回は東京駅から30分圏内にある、一人暮らし向け物件(10平米以上~40平米未満、ワンルーム・1K・1DK)の家賃相場が安い駅を紹介したい。ちなみに東京駅の家賃相場は11万5000円。ランクインした駅との価格差を念頭に置きつつ、トップ15を見ていこう。 東京駅まで電車で30分以内にある家賃相場が安い駅TOP15 順位/駅名/家賃相場(主な路線名/駅の所在地/東京駅までの所要時間/乗り換え回数) 1位 南船橋 5.4万円(JR京葉線/千葉県船橋市/30分/0回) 2位 葛西臨
「本牧市民プール」(横浜市中区本牧元町)が7月8日、リニューアルオープンする。2015(平成27)年9月以来、約8年ぶりのオープンとなる。 本牧市民プール開業記念式典に横山剣さんとアレックス ラミレスさん 1969(昭和44)年にオープンした本牧市民プールは、施設の老朽化による漏水などで、2016(平成28)年度から営業を休止。2021年に「本牧ベイパーク」と事業契約を締結し指定管理者の指定をした。 リニューアル後は、大型スライダーや幼児プール、アトラクションプールなど、子どもから大人まで楽しめる多彩なプールを用意。メインの流水プールには、ウォータースライダーのほか、かつての海水浴場をイメージした渚状のアプローチ(渚プール)を設ける。併せて、バーベキューやキャンプができるキャンプ場を整備した。 営業時間は9時~17時30分の通常料金のほか、土曜・日曜など利用日限定で18時~21時のナイトプ
神奈川、東京、千葉など首都圏で約40店舗を展開する老舗書店の有隣堂(横浜市中区)のユーチューブ動画が異例の人気を博している。おすすめの本や文房具を紹介するが、時には自社の不満を口にしたりと、単なる宣伝で終わらない自由さが受けている。強い個性を秘めた社員が活躍する場となった新規事業は新たな人材を呼び込むなどの好循環も生まれている。 「ぶっちゃけた話ですよ。アマゾンで買った方が安くない?」 文房具への愛着を語る社員に対し、有隣堂のミミズクのキャラクター「ブッコロー」が容赦なく突っ込みを入れる。有隣堂の人気動画チャンネル「有隣堂しか知らない世界」の一幕だ。 登場する社員らは「書店をプロレスで私物化した男」、「書店の一角を食品物産展にした女」などのニックネームがつけられ、おのおののこだわりを披露する。時には有隣堂で売っていない商品や他社のライバル書店を紹介するなど、怖いもの知らずの内容が好評を得て
みなとみらい線の元町・中華街駅の終点側地下に、鉄道車両を留め置く留置線を整備する工事が本格化しています。どのような背景や目的があるのでしょうか。 「港の見える丘公園」の地下に留置線を整備 横浜高速鉄道みなとみらい線の終点、元町・中華街駅で、鉄道車両を留め置く留置線を整備する工事が本格化しています。どのような背景や目的があるのでしょうか。 拡大画像 みなとみらい線Y500系(画像:写真AC)。 元町・中華街駅へは東急東横線からの列車が横浜から乗り入れてきます。日中時間帯でも1時間に16本の列車が発車し、多くが和光市や森林公園、小手指といった埼玉方面まで直通していきます。またこの駅は山下公園や中華街など観光地に近いことから利用者も多く、2021年度の乗降人員は1日あたり45066人を数えます。 その元町・中華街駅で現在、駅の終点側から線路を延伸する形で留置線を整備する工事が進んでいます。総延長
水素と軽油の混焼エンジンを搭載する世界初の小型旅客船「ハイドロびんご」が、4月22日から横浜港で運航されている。大幅なCO2の排出削減など環境負荷の軽減が期待される次世代の旅客船として注目されている。 導入されたハイドロびんごを運航するのは(株)ポートサービス(齊藤宏之代表取締役社長)=中区山下町。横浜航路の運航は、今年の12月ごろまでの毎週土・日曜日と祝日の期間限定。横浜ハンマーヘッド内の桟橋が発着場所となっている。 同船はジャパンハイドロ(株)=広島県福山市=が保有するもので、両社がパートナーシップを結んだことで運航が実現。水素軽油混焼エンジンの船が横浜港を走るのは初。今後は「Kawasaki 超 工場夜景クルーズ」なども運航予定だ。 21年7月に竣工。航海速力は23 ノット。全長は19・4m、幅5・4m、重さ19トン。旅客80人まで収容可能。水素軽油混焼エンジンは、これまでのディーゼ
2009年5月の返還以降、手つかずとなっていた米軍施設の跡地で、ついに開発構想が動き出しそうだ。横浜市金沢区の沿岸部に広がる「旧富岡倉庫地区」の一部について、市は開発事業者の公募を見据え、今秋までに本格的な調査に乗り出す。今月25日で全面返還から丸14年。長らく眠っていた旧軍用地はどう姿を変えるのか。 市基地対策課によると、一帯にはかつて旧日本海軍の飛行艇基地があり、終戦直後に接収された。米軍は倉庫や屋外保管用の野積場(のづみば)、射撃場などを構え、直線距離で約10キロ先にある「横浜ノース・ドック」(同市神奈川区)の予備的施設として運用していたという。 34ヘクタール余りと広大な同地区は、日米間の合意に基づいて1971年2月に9割強が返還され、富岡総合公園、県警の機動隊訓練場、国家公務員宿舎が整備された。2009年5月には残る1割弱も返還に至り、一部を利用して市衛生研究所が完成している。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く