9月4日、メルケル独首相の8月の支持率は63%と、7月に比べ4%ポイント低下し、2012年12月以来の低水準となった。写真はベルリンで8月撮影(2015年 ロイター/Hannibal Hanschke) [ベルリン 4日 ロイター] - ドイツのメルケル首相の8月の支持率は63%と、7月に比べ4%ポイント低下し、2012年12月以来の低水準となった。ドイツの公共放送ARDが報じた。欧州における難民や移民の受け入れ政策をめぐり批判が出ている。 支持率は前月比で1―2ポイント程度の変動にとどまることが多く、4ポイント動くことはまれ。 ドイツ東部では前月、急増する難民や移民に対する激しい抗議デモが発生。メルケル首相はこれを非難するのが遅かったとの声が多く、回答者の53%が首相の難民や移民への対応に不満を表明した。 ドイツの移民法は比較的リベラルで、支援も手厚い。移民や難民の受け入れに対しては、現