タグ

イスラエルに関するko_chanのブックマーク (22)

  • 信任されたネタニヤーフ政権――中東政治におけるイスラエルの一人勝ち/臼杵陽 - SYNODOS

    2015年3月17日、イスラエルで第20期イスラエル国会(クネセト)選挙が行われた。大方の予想に反して、与党ネタニヤーフ・リクードが第一党になった。だが、2015年5月6日の組閣期限ぎりぎりで、右派・宗教・中道の諸政党から構成される連立内閣の組閣にようやくこぎつけた。 異例中の異例の組閣工作であった。というのも、来なら選挙後45日以内に組閣されなければならないのであるが、一度組閣期限を迎えて、リヴリン大統領によって1週間、期限が延ばされた上での、議会で過半数ぎりぎり確保できる瀬戸際の組閣だったからである。このような延期はイスラエル政党史上でも初めての出来事である。それだけ、連立内閣の組閣が難航したわけである。 もともと、この総選挙はネタニヤーフ首相が昨年12月、4年任期の途中2年目で国会解散を決意したため実施されたものであった。解散の直接的な原因となったのが、極右勢力のイニシアティブの下

    信任されたネタニヤーフ政権――中東政治におけるイスラエルの一人勝ち/臼杵陽 - SYNODOS
  • イスラエル総選挙:恐怖の勝利 | JBpress (ジェイビープレス)

    ベンヤミン・ネタニヤフ氏は恐らく、イスラエル史上最も資質を欠く首相だ。同氏の失態や悪行は、9年間の首相在任中に嫌というほど露呈した。再選を目指す直近の選挙運動に乗り出した時には、ネタニヤフ氏の支持者や選挙区民でさえ、同氏の自己中心的な態度や、公の場でのネタニヤフ夫人の恥ずべき振る舞いに対する嫌悪を隠すことができなかった。 ネタニヤフ氏の不快な個性を別にしても、イスラエルは同氏の統治下で、経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で最も格差の大きい国の1つとしての地位を固めた。 イスラエル史上最も狂信的な新自由主義の指導者であるネタニヤフ氏は、同国の貧しい中産階級と貧困層に対し、高い生活費、手の届かない住宅、そして21%の貧困率という実績に基づいて自分を再選してくれるよう求めた。にもかかわらず、彼らは当にネタニヤフ氏を再選した。 また、ネタニヤフ氏は同氏の再選が有益だと言ってくれるまともな安全

    イスラエル総選挙:恐怖の勝利 | JBpress (ジェイビープレス)
  • アラブの混乱のために無謀で独善的になるイスラエル:JBpress(日本ビジネスプレス)

    米ホワイトハウスの報道官が先週、イスラエルが国連運営の学校を爆撃したことについて「弁解の余地は全くない」と語るのを見た時、筆者は何か新しい状況を目撃したような気がした。米国がイスラエルをここまで強く非難したことはかつてなかったのではないか、と一瞬思ったのだ。 しかし、筆者よりも記憶力に優れた同僚に言われて思い出した。イスラエルが1982年に西ベイルートを包囲した際、ロナルド・レーガン米大統領(そう、あのレーガンだ)はイスラエルのメナヒム・ベニン首相に電話をかけ、イスラエルがやっているのは「ホロコースト(大虐殺)」だと非難した。 イスラエルの軍事行動により何万人もの一般市民が命を落とすのは今回が初めてではなく、世界各地から非難の声が上がるのも今回が初めてではない。 大きく変わる世界、延々と続くイスラエルとパレスチナの紛争 レーガンがベニンに電話をかけてから32年が経過した。その間にベルリンの

    アラブの混乱のために無謀で独善的になるイスラエル:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 米国はなぜイスラエルを擁護するのか:日経ビジネスオンライン

    7月8日に始まったイスラエルの軍事作戦で、パレスチナ自治区ガザでは民間人を中心に1360人以上が死亡、6500人以上が負傷した。イスラエル側では兵士56人、民間人3人が死亡したとされる(7月31日現在)。米国、エジプト、国連などが一時停戦を提案しているが、実を結ばないままだ。イスラム原理主義組織ハマスは、軍事力に勝るイスラエル軍からの大規模な攻撃に対し徹底抗戦する構えを見せている。戦闘は長期化する様相だ。 欧州をはじめとする各国で、人道上の立場から「ガザ市民の殺傷やめよ」と叫ぶ反イスラエルのデモが巻き起こっている。だが、米国内ではそうした動きは広がりを見せていない。 イスラエル軍は30日、国連パレスチナ救済事業機関(UNRWA)が運営する学校に砲弾を撃ち込み、多数の死傷者を出した。同校はガザ北部にあり、パレスチナ人が避難所として使っていた。米国務省も、さすがにこの行為に対しては、「非難」の

    米国はなぜイスラエルを擁護するのか:日経ビジネスオンライン
  • 戦闘に勝って戦争に負けるイスラエル:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2014年8月2日号) 強大な軍事力を持っていても、平和を実現できなければ、イスラエルの直面する未来は険しい。 イスラム原理主義組織ハマスは2007年からガザ地区を支配しているが、称賛すべき点はあまりない。ハマスは過激で狭量で、意見の相違を認めようとしない。その中心にある信条は、反ユダヤ主義だ。 ハマスはイスラエルの領土にロケット弾を撃ち込み、イスラエル兵を殺したり誘拐したりするための地下トンネルを掘っている。 自らが挑発して招いたイスラエルからの攻撃により、1000人を超えるパレスチナ市民が殺され、それが世界中で同情を集めるであろうことを、ハマスは知っている。また、ハマスはかつてよりも弱体化している。その証拠に、現在ではイスラエルとの戦闘で劣勢に回っている。 対するイスラエルは、中東で最も成功している国だ。中東で唯一の物の民主主義国家であり、この国を中心に数々の発明

    戦闘に勝って戦争に負けるイスラエル:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 「理」なき殺し合いの怖さ

    ラマダン(断)月が終わった。今日(7月28日)からイード・アル=フィトルというラマダン明けの休日が始まり、イスラーム教徒はお正月のように、口々に「今年もおめでとう」と祝い合う。子どもたちに衣服を新調し、連休を利用して菓子折りもって親戚回りをするのも、お正月みたいだ。 だが、今年ほどお祝いムードどころではない年はない。イスラエルのガザ攻撃によってパレスチナ側の死者はすでに1060人を超え、イラク北部を実効支配したイスラーム国はキリスト教徒住民を追い出し、歴史的遺跡を次々に破壊している。あまり注目されていないが、三年前にNATOが介入してカダフィ政権を倒したリビアでは、格的に内戦状態と化し、欧米諸国はこぞって自国民の退去を呼びかけるほどに武力衝突が頻発している。 ラマダン月といえばイスラーム暦のなかでも最も神聖な月のひとつなので、ムスリム同士の戦争の場合、ラマダン月だけは休戦にすることが一

  • ガザ停戦は近い

    飽く迄私の個人的な意見だが、「ガザ停戦は近い」と考えている。複数の国際ニュースに接する限り、イスラエル、ハマス共にこれ以上戦闘を長引かせれば市民の犠牲者が増え国際社会で孤立してしまうからである。今回は国際ニュースの中身とその背景を分析しながらイスラエル、ハマスの今後の対応の論考を試みるとする。 How Hospitals Across Gaza Are Coping With Conflictを視聴した時は、ハフィントンポストの様なネットメディアがここまで来ているのかと正直驚いてしまった。ガザの医療体制を支える幹部達に対し直接取材する事で、最早野戦病院と化してしまったガザの市民病院の惨状を余すところなく伝えている。この取材映像がハフィントンポスト経由既に全世界に公開されてしまった。これではイスラエルは堪らない。全世界でガザで殺害される無垢な子供や女性に同情してイスラエルに対し即時停戦を求め

    ガザ停戦は近い
  • 迎撃成功率9割。イスラエルのミサイル防衛システム「アイアンドーム」とは?(dragoner) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    先日の拙稿、「ガザ侵攻、イスラエル・ハマス双方の事情と国民の選択」でも触れましたが、8日に始まったガザ地区へのイスラエル軍によるガザ地区への軍事作戦”Operation Protective Edge”以降、イスラム原理主義組織ハマスがイスラエルに向けて1000発以上のロケットを発射したにも関わらず、22日現在でイスラエルの民間人死者は1名という軽微な被害に留まっています(1名であっても、イスラエル現政権は国民から非難されていますが)。これはハマスのロケットの精度が悪い事も一因ですが、イスラエルに近年配備されたミサイル防衛システム「アイアンドーム」によって、人口密集地に落ちるロケットのほとんどが迎撃されている事も大きいのです。 迎撃成功率約90%。「アイアンドーム」アイアンドームは2011年に実戦配備が始まった防空システムで、長距離ロケット弾、迫撃砲弾といった射程4km~70kmの兵器を着

    迎撃成功率9割。イスラエルのミサイル防衛システム「アイアンドーム」とは?(dragoner) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • ガザの密輸トンネル破壊、経済的損失は月額220億円 ハマス高官 - MSN産経ニュース

    パレスチナ自治区ガザを支配するイスラム原理主義組織ハマスの高官は27日、エジプトとガザをつなぐ地下密輸トンネルが破壊された影響で、毎月の経済的損失が2億3千万ドル(約220億円)に上ると主張した。 イスラエルはガザとの境界を管理し、人の移動や物資搬入を制限。このためガザ住民はエジプトとの密輸トンネルから調達する物資に依存してきた。しかしトンネルが武器密輸や武装勢力の移動にも使われているとして、エジプトが大規模な破壊作戦を展開している。 またハマス高官は、雇用に深刻な影響を与えていると指摘した。(共同)

  • ガザ侵攻、イスラエル・ハマス双方の事情と国民の選択

    8日に始まったイスラエル軍によるパレスチナ自治政府ガザ地区に対する軍事行動”Operation Protective Edge”は、開始から1週間を過ぎてもなお戦闘は継続しており、これまでにパレスチナ側の死者は200人以上に達しています。 時事通信:ガザでの死者200人に=パレスチナ 今回の軍事行動に至った直接のきっかけは、6月に起きたユダヤ系イスラエル人少年3人の誘拐・殺害事件です。イスラエル政府は事件の犯人をガザ地区を支配するイスラム原理主義組織ハマス関係者と断定しており、軍事行動は少年殺害に対する報復を目的にしていました。過去にもイスラエルは自国民の誘拐・殺人に対しては報復を行っており、最近では2006年にレバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織ヒズボラによる兵士誘拐でも、イスラエル軍がレバノンに侵攻する事態となりました。 しかし、イスラエルは小国と言えども、中東で最強の軍事力を持

    ガザ侵攻、イスラエル・ハマス双方の事情と国民の選択
  • ガザ侵攻、イスラエル・ハマス双方の事情と国民の選択(dragoner) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    8日に始まったイスラエル軍によるパレスチナ自治政府ガザ地区に対する軍事行動”Operation Protective Edge”は、開始から1週間を過ぎてもなお戦闘は継続しており、これまでにパレスチナ側の死者は200人以上に達しています。 【ガザ市AFP=時事】イスラエル軍は16日未明、新たにパレスチナ自治区ガザに対する空爆を行い、医療関係者によると、3人が死亡した。これで、これまでのパレスチナ人犠牲者数は200人に達した。 出典:時事通信:ガザでの死者200人に=パレスチナ 今回の軍事行動に至った直接のきっかけは、6月に起きたユダヤ系イスラエル人少年3人の誘拐・殺害事件です。イスラエル政府は事件の犯人をガザ地区を支配するイスラム原理主義組織ハマス関係者と断定しており、軍事行動は少年殺害に対する報復を目的にしていました。過去にもイスラエルは自国民の誘拐・殺人に対しては報復を行っており、最近

    ガザ侵攻、イスラエル・ハマス双方の事情と国民の選択(dragoner) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • ハマス・イスラエル停戦白紙の意味はなんだろうか?: 極東ブログ

    ハマスとイスラエルの交戦についてエジプトからの停戦案が白紙になった。そのこと自体は、あとでエジプトの関連ついて触れたいと思うが、意外ではない。ただ、この間の経緯を見ていると、意外に思うことがあった。私は、今回のハマスの行動をそれなりに計画されたもので、かつ合理的に実施されていると見ていたが、意外に無謀でかつ混乱した事態に陥ったのではないかと、疑問が沸いてきたからである。 各種報道を比較すると混乱した部分はある。まず時事「「停戦」6時間で白紙=イスラエルとパレスチナ」(参照)で拾っておく。 エジプト政府が14日、発表した停戦案では、第1段階として、イスラエルとパレスチナの双方に無条件の攻撃停止を求めた。その後、エジプト政府がカイロに双方の代表団を呼び、停戦の合意に向けて個別に協議するはずだった。治安が安定した場合「ガザとの境界検問所を開放する」ことも提案していた。 ハマスの政治局幹部はフェ

  • 【ガザ攻撃】外交官が語った、イスラエルとハマス ― 日本人が知らない“暴力と憎しみの背景”

    10月7日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスがイスラエルを大規模攻撃し、2000人以上の死者が出ている。今回の一件だけ見ればハマスが絶対悪だという印象を持ってしまいがちだが、もちろんパレスチナ問題はそう簡単ではない。2014年のイスラエルによる「ガザ侵攻」では、パレスチナ側の犠牲者は2000人以上だったのに対し、イスラエル側の民間人の死者はわずか7人と、イスラエルによる一方的な蹂躙が起こっている。ところで、そもそもハマスとはいかなる組織で、なぜイスラエルと対立しているのか。今一度、パレスチナ問題をふり返ってみよう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ※ こちらの記事は2014年7月16日の記事を再掲しています。 イスラエル軍は7月7日より、パレスチナ暫定自治区のガザに対して大規模な空爆を継続している。すでにパレスチナ側の死者は100人を越え、今後の地上

    【ガザ攻撃】外交官が語った、イスラエルとハマス ― 日本人が知らない“暴力と憎しみの背景”
  • イスラエル軍、ガザ地上侵攻開始 : 国際 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    【エルサレム=上地洋実】イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム主義組織ハマスの軍事衝突で、イスラエル軍は17日夜、地上侵攻を開始したと発表した。 ネタニヤフ首相は「テロリストがガザからイスラエルに侵入するための地下トンネルを破壊するために地上戦に突入した」との声明を発表した。ガザ地区での地上戦は2009年1月以来。 17日早朝に、ガザ地区から武装集団13人が地下トンネルを使ってイスラエル側に侵入を試み、イスラエル軍の空爆により撃退される事案が発生。地下トンネルを破壊するため、地上戦を求める声が高まっていた。

    イスラエル軍、ガザ地上侵攻開始 : 国際 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 2014年ガザ空爆、雑感: 極東ブログ

    イスラエルによるガザ空爆が短期間に激しくなり、国際問題化しているので、現時点での雑感を簡単に記しておきたい。 まず、現在の空爆のきっかけだが、7日夜以降、ハマスが支配するガザ地域から160発のロケット弾がイスラエルの都市に向けて発射され、エルサレムやテルアビブに着弾したことだ。今回ハマスが使用したロケット弾の射程は100キロメートルに及ぶとみられ、この範囲にイスラエル人口の6割が居住する。また、この域には、今回攻撃があったがディモナの原子力施設も含まれている。 8日未明、イスラエルは報復としてガザ地区の約150を空爆した。これによってガザでは、ハマス以外に一般の女性や子どもら合わせて16人が死亡した。 米国は8日記者会見で、「どの国であろうと、市民を標的にしたロケット弾による攻撃を認めるわけにはいかず、イスラエルが自国を守る権利を支持する」と述べ、イスラエルによるガザ地区への空爆を支持した

  • REAL-JAPAN.ORG

    This site has been closed.

    REAL-JAPAN.ORG
  • 「プロパガンダ戦争」に負けはじめたイスラエル | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は昼からやけに暖かくなりまして、すでに春が訪れたような陽気に。ただし今夜からまた寒くなるらしいですが。 さて、最近の私の関心の一つである「プロパガンダ」に関して、ひとつ興味深い議論がありましたのでこれを要約します。 著者は若いころは南アフリカから移住してきたユダヤ人なんですが、エルサレム・レポート誌の編集者を長年つとめた人物です。 === プロパガンダ戦争での敗北 By ハーシュ・グッドマン ●1965年の2月4日、当時まだ十代だった私は、生まれ育った南アフリカを離れ、まだ見たこともない新しい母国へと旅だった。その母国とは、イスラエルである。 ●私は南アフリカのことを好きだったが、アパルトヘイト体制を毛嫌いしていた。それに対してイスラエルという正義と光に満ち溢れた新しい国では、人々はホロコーストの灰の中から新たな生活をはじめていた。これはアパルトヘイトの暗さと抑圧とは正反対で

    「プロパガンダ戦争」に負けはじめたイスラエル | 地政学を英国で学んだ
    ko_chan
    ko_chan 2014/02/07
    非正統化。正統性/正当性
  • kousyoublog.jp – このドメインはお名前.comで取得されています。

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。

  • イスラエルとパレスチナ:古い争い、新しい中東

    (英エコノミスト誌 2012年11月24日号) イスラエルとハマスの停戦は、思いも寄らぬ和平の礎になるかもしれない。 アラブ人とユダヤ人の間に平和が訪れる日は来るのか(写真は11月19日、カラチで、イスラエルの空爆で死亡したガザ地区の子供の写真の前にろうそくを備えるパキスタンの子供たち)〔AFPBB News〕 中東のアラブ人とユダヤ人の間で平和が続くことなどあり得ないのだろうか? またもや勃発した流血の事態は、そうした望みの空しさを示唆している。 どちらが先に手を出したかというお決まりの不毛な言い争いの間に、多数の建物が瓦礫と化した。140人を超えるパレスチナ人――そのほとんどは一般市民――と6人のイスラエル人が死亡した。 そして初めて、ガザ地区から発射されたロケット弾が、イスラエルの大都市テルアビブと聖都エルサレムの近くに着弾した。 だが、イスラエルとパレスチナが大昔から続く紛争から抜

  • パレスチナ、イスラエル、国連:再び高まる緊張

    (英エコノミスト誌 2012年11月17日号) イスラエルとパレスチナの指導者は、ガザ地区で再び始まった武力衝突をエスカレートさせ、外交交渉の再開を一層困難にするつもりなのだろうか? ガザ地区と、そこに隣接するイスラエルの一部地域で突然激化した憂慮すべき武力衝突は、イスラエルが国連でパレスチナ人に屈辱を味わわされそうな見通しと相まって、この地域の平穏を脅かしている。 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、来年1月22日のイスラエル総選挙に向けて、これまでの平穏をアピールしたいと考えていたが、その希望はかなわないかもしれない。 将来のパレスチナ国家の主要部分となるはずのヨルダン川西岸地区を管理するパレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長が、11月29日の国連総会でオブザーバー組織からオブザーバー国家への格上げを勝ち取るという約束を果たした場合、ネタニヤフ政権はアッバス議長の失脚まで視