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ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (192)

  • WTO、運命の日は12月10日: 極東ブログ

    ろくでもない事態になることがわかっていて、どうにもならない、というのが現実というものだろうし、歴史の真なる姿というものはそういうものなのかもしれない、と呑気なこと言ってられない事態になった。12月10日がやってくる。WTO(世界貿易機関;World Trade Organization)が国家間の紛争解決で機能不全になる。ごく簡単に言うと、WTOが明日死ぬ。日時間だと明後日だろうか。残念だったなあ。 ニュースを確認にしておく。NHKニュース『WTO 紛争解決で初の機能不全に 委員選任 米の反対で難航』より。 WTO=世界貿易機関は10日、貿易紛争の解決が1995年の設立以来初めて、機能不全に陥る見通しとなりました。アメリカの反対で、紛争解決にあたる委員が選任できないためで、貿易をめぐる各国の対立は一層激しくなりそうです。 (中略) 貿易をめぐる対立が加盟国どうしの協議で解決できない場合、

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    kuenishi 2019/12/12
  • [書評] やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (14) 完結: 極東ブログ

    期待していた(懸念もしていた)、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』が14巻でめでたく完結した。というか、完結がめでたかった。 ネタバレはか書かない。 が、完結作が出る前に、完結予想はしてツイートしていた。 雪乃母の策略で雪乃と隼人の婚約式(もともと許嫁)のようになり雪乃がそれを受けようとしたとき八幡がぶっ壊す(救う)。彼女は「物」(の愛)を彼に与える。 その通りの結末ではなかった。その意味では、予想を外したのだが、個人的には、そう外してもなかったかなとは思った。(というか、その物語を隠しているだろうなとは思っている)。 それ以前に、私はこうツイートしていた。 『やはり俺の青春ラブコメは間違っている』を、ラノベで読み返して、アニメ脚とで、気になったとこもチェックしてるが、この作品の複雑性には圧倒される。 隠された主人公は、葉山隼人なんだろうな。 あと、筆者がキリスト教神学の背景

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    kuenishi 2019/11/24
  • [書評]果てなき渇望 ボディビルに憑かれた人々(増田晶文): 極東ブログ

    それほど気にしているという問題でもないし、自分の周りで見かけるということでもないのだが、いやほんと気にしているわけでもないのだが、誤解してほしくないわけだがそこ、その、つまり、女性ボディビルダーのバストというのは、どうなっているのか? ボディビルダーは体脂肪を可能な限り絞り込んでいて、腹周りの贅肉と称する皮下脂肪などは限りなく少ない。でだ。腹周りの皮下脂肪を減らすという話題はいろいろある。が、その脂肪だけを減らすということは原理的にできない。腹筋運動してシックスパックを作るといった話でも、腹筋をむっちりさせることは可能でも、それを覆う脂肪がそれで取れるわけではない。要するに、皮下脂肪というのは部分的に落としたり付けたりできないものだ。落とそうとすると全体的に落ちる。そこで冒頭の、私がそれほどは気にしているわけでもない、その話題に戻るのだが、女性の乳房というのは脂肪なわけで、逆にそこだけ残す

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    kuenishi 2018/05/25
  • 『ツァラトゥストラはかく語りき』の思い出: 極東ブログ

    ニーチェの『ツァラトゥストラはかく語りき』を最初に読んだのは、中学生のころだった。中二だったのではないか。この作品はまさに中二病で読めそうな古典である。そう思える理由としてすぐに思いつくことは、単純な神話劇の構造をもっていることと、芥川龍之介の『侏儒の言葉』のようにアフォリズムであることだ。保守派論客のようになってしまって久しい西尾幹二だが1978年に講談社現代新書で『ニーチェとの対話 ツァラトゥストラ私評』を書いたころはドイツ出羽守といった感じだった。同書は新書という性格から読みやすさを狙ったのかもしれないが、基的にアフォリズムとしての理解が基で、かつ『ツァラトゥストラはかく語りき』の前半しか扱ってなかった。当時高校生の私ですら、専門家でも意外に稚拙な読みをするものだなと思ったりもしたものだ。中二病は悪化していたのである。 ニーチェの思想は、そうした部分部分で見るなら、140文字で収

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    kuenishi 2018/03/26
  • 森友問題の現状についてブロガーのいち見解: 極東ブログ

    森友問題の現状について、自分の考えを、アウトラインだけだが、まとめておきたい。自分の考えが正しいとも、強く主張したいというものではない。当然、異論は多いだろうと思う。また、誤認もあろうだろうと思う。あくまで、こういう考える人がいるという程度のものである。ブログというのは、その程度のものである。なお、森友問題の解説記事ではないので、基的な説明は含めない。 昭恵夫人の関与はないだろう 昭恵夫人の活動は賛同できないものが多いが、今回の件では、構図的には籠池容疑者に利用されただけで、経緯を見る限り彼女の影響力があったようには見えない。また、今回削除された文書での彼女の名前の記載も籠池容疑者の伝聞に過ぎない。彼女を国会に呼ぶ理由は現状ではない。 政治家の関与はあったかは個別には不明 文書の削除部分にある政治家についても概ね関与はないと思われるが、各政治家の個別の背景についてはわからない。が、安倍首

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    kuenishi 2018/03/16
  • 引退を幸せな第二の人生の始まりに: 極東ブログ

    小室哲哉さんが引退するという話題をツイッターで見かけて、いくつか複数のニュース・ソースで確認した。「不倫騒動のけじめ」と題したものもあり、また引退の契機がいわゆる「文春砲」ということもわかった。で、まあ、なんというのか、もにょんとした感情に襲われた。 ツイッターでの関連話題を追っていくと、私のタイムラインでは概ね、人の不倫を暴いて追い込むのなんかもうやめろよ、という意見が多い。私もどちらかというと、そういう思いがする。関連して、コラムニストの小田嶋隆氏は「文春砲」について、「仕置人気取りなわけか?」とまず述べ、「不倫をしている人間より、他人の不倫を暴き立てて商売にしている人間の方がずっと卑しいと思っています」とツイートしていた。それもそうだろうとは思うが、彼は該当の記事を読んでからそう述べたのか、「文春砲」なるツイートに反射的にそう思ったのかはわからない。 私は週刊文春のデジタル版を購読し

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    kuenishi 2018/01/31
    “現在、組織より人間の寿命が長くなったという前提認識を示した。長寿企業というのもあるにせよ、概ね企業には人間のように寿命がある。そしてその寿命が人間より長いとなるとどうなるか。端的にいえば、老害になる
  • [書評] アフター・ビットコイン(中島真志): 極東ブログ

    書名『アフター・ビットコイン(中島真志)』(参照)の含みは、「ビットコインのブームの後に起きること」ということであり、さらにそれは暗示的にではあるが、ある誘導している関心があると言ってもいいだろう。ビットコインの終焉である。ゆえに、その後に何が起きるのか、と。2017年に入りバブルの状態を見せた後、現状、バブル崩壊の兆しも伺えるビットコインが当にバブル崩壊となり、事実上通貨としては使えないという状態にまでなってしまうのだろうか。しかし、書は、バブルへの懸念に一般的な言及はしているもの、注意深く予断は避けている。では、「ビットコイン後」とは何か。何が起きるというのか。 書の明確な基調としては、ブームとしてのビットコイン現象(その呼称は書にはないが)はしだいに人々の関心が引き(加えて採掘などの原理的な限界もある)、その後には、ビットコインよりもその基技術である「ブロックチェーン技術

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    kuenishi 2018/01/09
  • トランプ米大統領提起のシリア安全地帯、雑感: 極東ブログ

    トランプ大統領による、7か国(イラン、イラク、シリア、イエメン、リビア、ソマリア、スーダン)からの90日間限定の入国禁止措置大統領令で大混乱が起きている。あまりに異常な権力濫用であることは、米司法省サリー・イェイツ長官代理が大統領令に従わないよう同省に通知したことでもわかる。 なぜこのような事態になったのかだが、1つには単純に公約を実現したということだ。これが一番目の解になる。続く疑問は、これを実行すれば混乱するのがわかりきったなかでなぜやったかだ。1つにはトランプ大統領がバカだからというのがその一番目の解になる。トランプ自身はテロリストを準備させないためだととか言っているが、単純な話、国家機構を新政権が掌握できていなかったためだろう。ただし、企業経営の場合、大組織を掌握しきれない新トップがあえて強権を振るってリストラをすることがあるが、そうした手法を真似たのかもしれない。 いずれにせよ、

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    kuenishi 2017/02/06
  • 2016年の参院選が終わった: 極東ブログ

    参院選が終わり、概ね自民党および安倍政権が国民から信頼されたと見てよい結果が出た。私は今回の選挙はあまり関心がなかったが、世論の一部では、自民党による憲法改正を阻むことが論点だとも言われた。 まさかねえ、と思っていた。が、渦中関連発言しても政治的な熱気のなかではろくなことにならない。ので、後出し的に、「まさかねえ」の部分の思いを書いてみたい。書いてみたいというのは、率直に言って、自分の考えにバグがあるかもしれないなという懸念を検証したいわけで、特定のイデオロギーを嘲笑しているという意味ではまったくない。 話の枕は、今日付けの朝日新聞社説「自公が国政選4連勝 「後出し改憲」に信はない」がよいだろう。参照リンクをつけたいところだが、「http://www.asahi.com/paper/editorial.html」では意味がないだろう。 歴史的な選挙となった。 1956年、結党間もない自民党

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    kuenishi 2016/08/05
    "あたかも憲法全体が自民党憲法案になるぞと脅しをかけるような空気が充満しているのを私は感じていた。私たち日本市民は、空気を醸していくのではなく、議会の言葉と法をもっと重視しなくてはいけない"
  • 核のない世界を目指す第一歩はどこだろうか?: 極東ブログ

    オバマ大統領の広島訪問の際、儀礼的・修辞的な話はひとまず置くとして、現実的に、核のない世界を目指す第一歩はどこだろうか?と考えてみて、まあ、パキスタンの核兵器ではないかなと思った。そう思っている人が日にどのくらいいるだろうかなとも思い、そういえばと、昨年末の「シャヒーン3(Shaheen III)」のニュースを思い出した。日語で読めるニュースはAFP「動画:パキスタンで弾道ミサイルの試射、核搭載も可能」(参照)くらいだったように思う。事実だけを告げる短い記事だった。 【12月14日 AFP】パキスタン軍は11日、核弾頭の搭載が可能な弾道ミサイル「シャヒーン3(Shaheen III)」の試射を実施したと発表した。パキスタン政府はこの2日前、最大のライバル国であるインドとの首脳レベルの和平交渉を再開する可能性があるとの声明を出したばかり。 世界の核兵器問題をどう捉えるかというと、日と限

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    kuenishi 2016/06/01
  • スピルバーグ作品「エクスタント」は、私にはユダヤ教というものの本質に思えた: 極東ブログ

    スピルバーグ制作総指揮のテレビドラマ(全13回)「エクスタント」を見た。最初の数話はテーマが散漫ではないかなと馴染めない印象があった。また、テレビドラマにありがちなご都合主義展開も少なくはなかったし、映像は意外にチープな作りかもしれないなとか、雑なことも思っていた。が、全体としては脚の破綻もなく、主要出演者の演技は見事なものだった。主人公のハル・ベリーは女性の内面をとても上手に描き出していた。子役もたいしたものだった。 素材は、いかにもスピルバーグらしい。悪くいうなら、『ET』『レイダーズ』『A.I.』をごっちゃまぜにしたような作品である。驚異の状況でエイリアン対アンドロイドが、暴力的な人間を巻き込み、どたばたと対決するといったような代物なので、いっそマーベル風に純粋にそうしたドラバタにしたほうがよかったのかもしれない。が、作品ははるかに哲学性・神学性が優っていた。私にはユダヤ教というも

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    kuenishi 2016/02/01
  • 台湾「大統領」蔡英文が中国を抜いて世界に伝えた日本への謝辞: 極東ブログ

    蔡英文氏が台湾の「大統領」になることは事前の動向からわかっていたし、中共側も今回は早々に敗北を認めていたゆえに、前「大統領」馬氏との対応のパフォーマンスなどを演じていた。つまり、今回の民進党政権の樹立は国際的にはとりわけ新しいネタでもないので、ぼんやりと眺めていたのだが、一つ気になっていたことがあった。蔡氏が当選した際の会見についての、産経新聞での報道、「「尖閣は台湾側に主権があるが、日との関係強化を続ける」 英語通訳のみ日米名指しで感謝」(参照)である。 ネットなどではありがちに尖閣諸島の帰属への言及が注目されていたが、台湾の大統領として従来からの建前の国是を変えるわけもないので、どうでもいいことではある。気になったのは、英語通訳のみ日米名指しで感謝というくだりである。 ■なぜか英語通訳のみ日と米国を名指しで感謝 「私はこの機会を通じ、台湾の人々を代表して、台湾の民主的な選挙への関心

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    kuenishi 2016/01/26
    日本語にならず英語でだけ感謝される日本で
  • Chromebookを買って変わったこと: 極東ブログ

    年初Chromebookを衝動買いした。この手の衝動買いで当たる確率は、高くない。低い。一割行くだろうか。それでも一割のヒットは自分を変えるのだが、ハズレの多さに自己嫌悪と、そして、安物買いがつきまとう。そしてこれがヒット率を下げて、さらに悪循環に至る。ふつう、たいてい。しかし、今回はとりあえずここまでの現状では、そうでもない。安物Chromebookはとりあえず当たり。どう当たったかということは、どう自分が変わったかだが、気軽に文章を書くようになった。 思えば思春期から何かと書く人ではあったし、自分としてはそれでも、さほど書く人でもないとも思っていたが、まあ、話を端折るとそれがいつからか、書くことはパソコンに向かうことになり、パソコンとの関わりが書くことに影響しだした。簡単にいうとパソコンに書くことが支配されて、うざったいのである。特に、パソコンがである。うざい。何がよくないのか。固定さ

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    kuenishi 2016/01/24
  • 北朝鮮の「水爆実験」で思ったこと: 極東ブログ

    北朝鮮は6日、日が採用している日時間だと午前10時半ころ、水爆実験に成功したと発表した。私がそのニュースを知ったのは昼ごろだった。ラーメンを一緒にってからスマホを見ていた若年が「北朝鮮、水爆したってよ」とつぶやいたのである。声で。私は「はあ?」とか間抜けな応答をしたと思う。意味不明だ。私は「水爆って、あれだよ、水素が爆発するというのはわけが違うんだよ」と言った。そのあと、原発がらみの不謹慎なジョークを言いそうになって、やめた。ニュースを見た。そういう報道が当にあって驚いた。 端的に言えば、嘘だろう。水爆の技術は、ほいっとできるものではないし、小規模の核実験であれ衛星監視から逃れきれるわけもない。口には出さないが「ばっかじゃねーの、このキチガイ国家」と思ったが、いや、これまで北朝鮮という国を見ていて思うことは、それなりに合理的に物事を進めているということ。なので、今回もそうした合理性

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    kuenishi 2016/01/24
  • [書評] コーランには本当は何が書かれていたか? (カーラ パワー): 極東ブログ

    「コーランには当は何が書かれていたか? 」という問いかけは、そのままの形で魅力的な問いだと言っていいだろう。私は井筒俊彦の翻訳でコーラン(クルアーン)をすべて読んだことがあり、そして聖書についても一応ではあるが全巻通して読み、それなりに理解はしたが、さてでは、コーランには当は何が書かれていたか? と問われたとき、私は残念ながらアイロニカルな答えしか出すことができない。それは、聖書には当は何が書かれていたか? という、自分の、おそらく青春をかけたとしてもよい問いかけがもたらした惨めな姿に近いものである。 幸いにしてアイロニーは、ユーモアが一時の気休めであるのと似て、答えではない。だから私は今でも静かにその問いに向き合う。書『コーランには当は何が書かれていたか? 』(参照)は、そうした自分の思いに添ってちびちびと、そして対話するように読んでいった。そのように読む書籍でもあった。 当初

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    kuenishi 2016/01/24
  • シリア難民の子どもの遺体がトルコの浜辺に漂着した写真が引き起こした報道について: 極東ブログ

    シリア難民の子ども遺体がトルコの浜辺に漂着した写真を伴うニュースが国際的に話題になった。これまで難民遭難死の問題については、4月15日(参照)や8月5日(参照)にリビアからの難民が大量溺死しても、海外報道に比べれば、それほど大きくは扱ってこなかった日のメディアだが、この件については注目しているようだった。が、その報道を見ていると、少し奇妙な感じがした。 報道の概要を知るという点からも、まずNHK報道から見てみよう。「シリア難民の子ども遺体漂着受け対策求める声」(参照)より。 中東などから地中海を渡って難民や移民がヨーロッパに流入するなか、トルコの浜辺にシリア難民の男の子の遺体が流れ着いたことが欧米などで大きく報じられたことを受けて、幼い子どもも犠牲になる難民などの問題への対策を求める声が一段と高まっています。 トルコ南西部の沖合で2日、内戦が続くシリアを逃れギリシャを目指していた難民たち

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    kuenishi 2016/01/24
  • 中国軍事パレードで気になったこと: 極東ブログ

    昨日、北京では6年ぶりに行われた大規模軍事パレードで、西欧諸国を除く各国から多くの首脳が参加したが、なかでも注目されたのは、国際刑事裁判所(ICC)から、人道に対する罪および戦争犯罪の容疑で逮捕状の出ているスーダンのオマール・アル・バシル大統領が参加したことだった(参照)。以下、バシル容疑者と記す。 バシル容疑者が中国共産党政府からどのような扱いになるのかは気になることでもあったので、NHKの7時のニュースで記念写真を取る様子を見たところ、小柄ながら中央に目立つ韓国の朴槿恵大統領からずいぶん離れ、正面から見て右の端のほうにオマール・アル・バシル容疑者が映っていた。 バシル容疑者への人道に対する罪および戦争犯罪の容疑は、20万人とも30万人以上が殺害され、数千人がレイプされ、数百万人が避難民となった2003年以降のダルフール紛争についてである。具体的には次のようにまとめられている。2009年

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    kuenishi 2016/01/24
  • 20年後日本の保健医療はどうなるか(保険医療2035): 極東ブログ

    の社会にとって何が最大の問題かということは、それ自体を選び出すための方法論が必要になる。当面に絞れば、おそらく最大の問題はリスクに対する社会のリジリエンスだろうと私は思うが、その議論のためには、リスクとは何か、なぜリジリエンスが問われるのか、といった前提が問われる。またそれを踏まえたあと、リジリエンスを重視するということはどういうことか、という議論も続く。結論だけを言えば、広義のエネルギー問題だとも言えるだろうが。 そうした方法論を抜きにして、各人が日の社会にとって何が最大の問題か、という議論はあってよいだろう。憲法9条を守ることが最大の課題だという論者がいてもよい。私はというとその次元で言うなら、日の保健医療の未来ではないかと思う。そこはこの文脈では恣意的な問題意識にはなる。 とりあえずその限定で見て行く。危機は、単純な話、保健医療の破綻である。必ず破綻すると言えるかはわからない

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    kuenishi 2016/01/24
  • 安保法制が否定されれば自衛官は死を覚悟して防衛するのだろう: 極東ブログ

    書こうかどうかためらっているうちに、すすっと時は過ぎてしまい、まあ、それでもいいやというとき、なにかもにょんとしたものが残る場合がある。今回も、ちょっともにょんとした感じがあるので、とりあえず書いてみよう。とま、ごちゃごちゃ言うのは、書く前から批判が想定されて、げんなり感があるからだ。最初に言っておきたいのだけど、以下の話は、安保法制を肯定せよ、という結論ありきで言うわけではない。日の防衛のありかたは日国民が決めればいいことだし、その結果がどうなっても日国民が受け止めればいいだけのことである。私は一市民として民主主義の制度の帰結を尊重するだけである。 さてと、で、なんの話かというと、安保法制が否定されれば自衛官は死を覚悟して防衛するのだろう、ということだ。こういう言い方は物騒なんで、もっと曖昧にすればいいのかもしれないが、自分のもにょん感がそこにあるのは確かなので、とりあえずそうして

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    kuenishi 2015/07/01
    > それも「お国のために死んでこい」の改変バージョン
  • 「ワーテルローの戦い」200周年記念の芳ばしさ: 極東ブログ

    世界史は高校でいちおう必修科目だし、中学校でも教えているかもしれないが、昔むかし、「ワーテルローの戦い」というのがありました。どのくらい昔かというと、200年前。1815年6月18日である。おっと、昨日がちょうど200年目だった。 というわけで、記念行事が芳しく展開されていた。ちなみに、「マグナ・カルタ」が制定されたのは1215年6月15日ということで、先日は400年記念祭があって、日でも憲法が大切だということで話題とかになった。まあ、そういう文脈があるとわかりやすいよね。 で、こっち「ワーテルローの戦い」とは何だったか。200年記念で日でどう報道されたか。ちょっと調べてみた。無難に共同あたりから。「ワーテルローで記念式典 世紀の戦いから200年」(参照)より。 【ブリュッセル共同】フランス皇帝ナポレオンが大敗し、歴史の転換点となったワーテルローの戦いから200年を迎え、ベルギーの首都