タグ

アメリカ様と重力の井戸に関するmahalのブックマーク (13)

  • 十二人の怒れる男の感想漁ってたらネットにバカが多すぎて目眩がした

    驚いたよ。 どんな感想、考察、レビューがあったと思う? 「だが待って欲しい。やはり少年は有罪だったのではないか?」だよ。 バカか? そんなの分かりきった上で、現代的な裁判をする上で推定有罪はありえないという話だろ。 「疑わしきは罰せず」 「コレは賭けになる」 劇中で散々こういったフレーズで語られているのに、それが理解できないのか? 凄い……感動的だ……当にすごい映画だ。 この感想を持って完成なんだ……。 劇中に登場しない13人目の陪審員がひょっこり現実世界からやってきて「だが待ってくれ。もしかしたら当に少年が犯人かも知れないだろ?じゃあ念のため殺しちまおうぜ!推定無罪の原則?知ったこっちゃねえよ!」と抜かした所で、作品が完成するんだ。 劇中の人間はなんだかんだで最低限頭がいいっていうか……証拠があって事実があって推理があってそれがひっくり返る話についていけて、そして大前提に推定無罪の原

    十二人の怒れる男の感想漁ってたらネットにバカが多すぎて目眩がした
    mahal
    mahal 2024/03/20
    アメリカという国が、(とりわけ人種という要素を含む文脈で)私刑という文化が根強いからこそ、そこに対する告発として「あるべき市民の美徳」として提示される議論のかたち、というお話ではあるのかな
  • 「徳」とアイデンティティ(再読メモ:『IDENTITY:尊厳の欲求と憤りの政治』) - 道徳的動物日記

    IDENTITY (アイデンティティ) 尊厳の欲求と憤りの政治 作者:フランシス・フクヤマ 朝日新聞出版 Amazon 以前にもこのブログで何度か扱ってきたなので、簡潔にメモ。 ・女性が同一賃金を求める理由について「メガロサミア(優越願望)」の観点から説明しているところや、「収入」と「尊厳」はかたく結びついているために、雇用喪失に対する解決策としてのベーシックインカムが実現しても人々が幸福になるとは限らない(仕事によって得られるのは財産だけでなく、社会的に価値のある何かをしているという承認欲求も含まれているから)と指摘している点は、言われてみれば当たり前の話でもあるけれど、おもしろい。メガロサミアが生物学的なものである点を指摘しているあたりは、サンデルの議論よりも優れている。 ・下記の部分も、安直で耳触りがいいだけな「能力主義批判」とは一線を画すものだ。 〔「自尊心と個人の社会的責任を促

    「徳」とアイデンティティ(再読メモ:『IDENTITY:尊厳の欲求と憤りの政治』) - 道徳的動物日記
    mahal
    mahal 2021/11/16
    優越願望が「優越する」だけでは満足せず「劣位の生殺与奪を握る」欲求に魂を曳かれる辺りを折り合えなければ「徳」は安易に「強権」に堕するし、そこを抑制すると詰まるとこナルシシズムの蟲毒からは免れなさげにも
  • ポリティカル・コレクトネスの拡大と「2010年代のアメリカ社会」の深い関係(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

    なぜアメリカの大学ではポリティカル・コレクトネスを重視する風潮が強まったのか。その要因を「世代」にスポットを当てながら社会学的・心理学的に分析した書籍『アメリカン・マインドの甘やかし』(未邦訳)の議論を紹介する連載。 第一回:「アメリカの大学でなぜ「ポリコレ」が重視されるようになったか、その「世代」的な理由」 第二回:「「ポリコレ」を重視する風潮は「感情的な被害者意識」が生んだものなのか?」 第三回:「アメリカでの「ポリコレ」の加熱のウラにいる「i世代」の正体」 背後にある「三つの不真実」 これまで三回にわたって、憲法学者のグレッグ・ルキアノフと社会心理学者のジョナサン・ハイトの共著『アメリカン・マインドの甘やかし:善い意図と悪い理念は、いかにしてひとつの世代を台無しにしているか(The Coddling of the American Mind: How Good Intentions

    ポリティカル・コレクトネスの拡大と「2010年代のアメリカ社会」の深い関係(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz
    mahal
    mahal 2020/12/06
    「より良くなった環境に私たちはすぐに適応してしまうために、進歩が起きていることに気付くことができない」反面で、「進歩による変化への対応コスト」は遍在する場で確実に負荷として可視化される問題。
  • 生まれた瞬間から不利…黒人が直面する「構造的差別」の深刻すぎる現実(畠山 勝太) @gendai_biz

    黒人の子どもたちが直面する現実 現在、米国ではBlack Lives Matter運動が拡大している。 大規模な暴動があちこちで起こっていた頃に比べると格段に落ち着いてきたものの、警察解体問題や、銅像の引き倒し、建物に記念としてつけられた白人の名前の取り消し、Police Lives Matterとの小競り合い、などが続いている。 黒人差別の歴史自体は、黒人奴隷や南北戦争、公民権運動などの話で、ある程度日にも伝わっている。しかし、今を生きる黒人の子どもたちが、どのような構造的格差に直面しているのかは、あまり知られていないように思われる。 そこで今回は、黒人の子どもが生まれてから大学を卒業するまでに、一体どのような現実が待ち受けているのか、簡単に追体験してもらうことで、BLM運動の背景を紹介したい。 就学前:低体重、貧困、ひとり親… まず、子どもたちが生まれてくるところから追っていこう。

    生まれた瞬間から不利…黒人が直面する「構造的差別」の深刻すぎる現実(畠山 勝太) @gendai_biz
    mahal
    mahal 2020/07/12
    善意によって平等を実現する地道な活動が必要って答えを誰もが知ってるけど、それを実践する方がバカを見ることを皆さん心の底から分かってることによるデッドロックのようにも見受けられる、救いのなさ。
  • アメリカから暴動の火は消えない|畠山勝太/サルタック

    米国は、新型コロナ・それにまつわる大量失業・暴動、と驚異的な事態となっています。新型コロナだけを見ても、依然として毎日2万5千人の新規感染者を出しつつ、あれだけ人々が密になる暴動が全米各地で起こっているという状況です。ちなみにですが、米国はオリンピックで最大の代表団なのですが、これを来年東京で受け入れるんですかね? 私の事をご存じない方のために、この記事に関連するバックグラウンドを説明すると、2008-2012年までワシントンDCにある世界銀行で働き、今はミシガン州立大学という、網走刑務所のような極寒の地で教育政策の博士課程をしながら、ネパールの貧しい子供達の教育支援をしているサルタックというNGOの運営をしています。 早速になりますが、この記事の内容を説明すると、少なくとも今後数十年経っても米国から暴動は消えないと私は考えています。それは、ワシントンDCという土地と、米国の教育政策を理解

    アメリカから暴動の火は消えない|畠山勝太/サルタック
    mahal
    mahal 2020/06/06
    居住地を(合理的に)選んだ結果の、米都市部でのウェストサイド物語的人種別ミニ国家化コミュニティの分断の構造、特にDCに限った話ではなく例えばシカゴなどでもこんな話が>https://twitter.com/Timcast/status/1259822469990551554
  • 新型肺炎 アジア出身への嫌悪感は「普通の反応」 米大学が投稿 | NHKニュース

    アメリカのカリフォルニア大学バークレー校は、新型のコロナウイルスの感染拡大に不安が広がっていることについて、アジア出身の外国人への嫌悪感を持つことは「普通の反応」だとインターネット上に投稿しました。これに対し「人種差別を容認するものだ」という批判の声があがり、大学側は謝罪しました。 これに対しインターネット上では「人種差別を容認するものだ」とか「致命的な内容だ」といった批判が相次ぎました。 大学側は投稿を削除したうえで「誤解を招いたのであれば残念に思う」として謝罪しました。

    新型肺炎 アジア出身への嫌悪感は「普通の反応」 米大学が投稿 | NHKニュース
    mahal
    mahal 2020/02/03
    おう、君等もそろそろ自分達が忌み嫌うところのalt-rightな野蛮人と同じ血の流れる「ニンゲン」であると気付いたんじゃないのか?
  • 香港の抗議活動に関する発言で“偽善者”とされたレブロン・ジェームズと、沈黙したNBA

    mahal
    mahal 2019/10/28
    「炎上によって人を過去のものにする“キャンセルカルチャー”がはびこる現代」自体が、差別に対するゼロトレランスという施策の産物という、蒔いた種っぽさも。
  • 欧米で「地価の壁」によって合法的・私的に行われる人種隔離・格差の再生産

    Willy OES ⛅ @willyoes 今後は日不動産の価値は、徐々に広さ、設備、新しさなど「物」としてのスペックではなく、住民の質、つまり「人」で決まるようになる。不便でない場所の大きな家でも、良質な住民が減り空き家が増え値段が下がれば「誰が住んでるか分からない」と敬遠される。家が余っても意外と誰も得しない。 2018-01-20 08:25:24

    欧米で「地価の壁」によって合法的・私的に行われる人種隔離・格差の再生産
    mahal
    mahal 2018/01/22
    そういう実情に対する罪悪感を中和させるための有職故実がポリコレの起源であり、だから金持ちのコードとしてそれがあるのは良いけどそれを適用しない自分より貧しい階層を侮蔑しだしたら本末転倒、というお話。
  • TechCrunch | Startup and Technology News

    It’s that time of week again, folks. Welcome to Week in Review (WiR), TechCrunch’s regular digest of the past week in tech. New here? Not to worry — sign up here to get WiR in your i

    TechCrunch | Startup and Technology News
    mahal
    mahal 2017/06/07
    だったらどないすればええねん感はあるかな。バイアスを意識しても逃れ得なさそうにも思われるし、ロボコップ化はそれはそれで「別種の暴力」を等価に社会に課すのかもとか考えると。
  • シリコンバレーのエンジニアが語る、誰にも悪気はなかった話

    上杉周作シリコンバレーのエンジニアが語る、誰にも悪気はなかった話2017/02/22 貧困の連鎖を止めようとしたら、子どもの学力が下がりました。働き方から変えよう、地方から変えようとしたら、何も変わりませんでした。 自己紹介こんにちは。上杉周作と申します。教育について考えるのが好きな、シリコンバレー在住のエンジニアです。 88年生まれで、中学1年まで日で暮らし、それからはアメリカ在住です。カーネギーメロン大でコンピュータサイエンスを学び、AppleとFacebookでエンジニアインターンをし、その後シリコンバレーのベンチャーを転々とし、2012年9月よりシリコンバレーの教育ベンチャー・EdSurgeに就職しました。2017年1月にはNHK「クローズアップ現代+」の教育特集に「教育×IT」の専門家としてお呼びいただき、教育評論家の尾木ママさんと共演しました。 そしてこのたび、4年とすこし働

    シリコンバレーのエンジニアが語る、誰にも悪気はなかった話
    mahal
    mahal 2017/02/23
    各プレイヤーが民主主義的に振る舞うだけでは、格差はなくならないみたいなお話、なのかなぁ。読み物としては浩瀚だけど、事案として積んでおくべき資料ではあるかも。
  • 差別はなぜなくならないのか - 下條信輔|論座アーカイブ

    差別はなぜなくならないのか 黒人暴動にみる差別の重層構造と深層心理 下條信輔 認知神経科学者、カリフォルニア工科大学生物・生物工学部教授 米国で大規模な黒人暴動が繰り返されている。グローバル化、多言語化が進む日にとっても他人事ではない。 メリーランド州ボルティモアで今年4月、黒人青年が警官に取り押さえられる際に暴行を受けて死亡し、その葬儀のあと群衆が暴徒化した。米政府はボルティモアで非常事態を宣言し、州兵を投入。市内には夜間外出禁止令も出た。 昨年11月にもミズーリ州ファーガソンで、白人警官による黒人少年射殺事件が起きた。大陪審の警官不起訴決定を受けて暴動が発生し、この時も州兵が出動。2夜連続して放火や商店の襲撃が相次ぎ、2日目だけで44人の逮捕者を出した。 さらに遡れば、ロサンゼルス(LA)大暴動(1992年4月末〜)を忘れることはできない(以下ウィキペディア他)。複数の人種間事件を引

    差別はなぜなくならないのか - 下條信輔|論座アーカイブ
    mahal
    mahal 2015/06/18
    アメリカの場合、ともかく「セキュリティ」の要素が強いように思う。警察に殺されるのと同様に、警察が殺される事案も多く、完全に疑心暗鬼な構図が。
  • 貧困層が土地を追われ、よそ者が街を支配する… アメリカで注目を浴びる「ジェントリフィケーション問題」とは - ログミー[o_O]

    ポイントは何人が先に進み、何人が離脱したかを把握すること カスタマージャーニーを妄想から「計画」に格上げする方法

    貧困層が土地を追われ、よそ者が街を支配する… アメリカで注目を浴びる「ジェントリフィケーション問題」とは - ログミー[o_O]
    mahal
    mahal 2015/03/09
    過日の曽野綾子のアレを批判的に捉えつつこれを論じるなら、「Gentrificationによる都市開発効果を追求する際に、既住民との共住を図らねばならない」辺りが結論となるだろうけど、市場主義でそれが可能なのだろうか…
  • 銃規制が厳しい州ほど銃による死亡者が少ない

    ► 2024 (11) ► 3月 (7) ► 2月 (3) ► 1月 (1) ► 2023 (71) ► 12月 (7) ► 11月 (2) ► 10月 (4) ► 9月 (10) ► 8月 (6) ► 7月 (6) ► 6月 (8) ► 5月 (5) ► 4月 (2) ► 3月 (6) ► 2月 (9) ► 1月 (6) ► 2022 (88) ► 12月 (3) ► 11月 (3) ► 10月 (7) ► 9月 (5) ► 8月 (9) ► 7月 (8) ► 6月 (9) ► 5月 (8) ► 4月 (8) ► 3月 (10) ► 2月 (11) ► 1月 (7) ► 2021 (64) ► 12月 (5) ► 11月 (6) ► 10月 (9) ► 9月 (4) ► 8月 (7) ► 7月 (10) ► 6月 (2) ► 5月 (3) ► 4月 (3) ► 3月 (6) ► 2月 (

    銃規制が厳しい州ほど銃による死亡者が少ない
    mahal
    mahal 2013/03/12
    詰まる所、銃規制とかあと死刑制度もそうだが「いや実は規制が無い方が安全に」的な議論はスジが悪く、それよりは「我々が虫ではなくニンゲンであるために、安全を犠牲にしても良い」という主張の方が強い、のかも。
  • 1