『古事記・日本書紀』の国生み神話によると、高天原の神々は、イザナキとイザナミに「これからお前たち二人が力をあわせて、人が住めるような国をつくりなさい」と命じ、二人に「天の沼矛(あめのぬぼこ)」という剣を与えます。 そこでイザナキとイザナミは、高天原に浮かぶ天の浮橋(あめのうきはし)に降り立ち、どろどろとした青海原の中に天の沼矛を入れかき混ぜます。そしてしばらくし引き上げると、剣の先から一滴ポチャンと落ち、それが一つの島となるのです。 その時に出来た島が、日本で一番最初に出来た「おのころ島」とされ、この淡路島にある「絵島」こそが、日本誕生の地「おのころ島」と言われているんですよ。 絵島に立つと、その異様な景色に唖然! 橋を渡って「絵島」に立つと、外観からは想像できない光景に驚きます。岩場の色は茶、黄、朱、オレンジと様々な色を持ち、そして所々に波模様や唐草模様のような地層があります。これが日光