これは凄く良かった。どこかが突出して良い、コンセプトがいいというよりかは全体的に満遍なく良い。スタジオジブリの「熱風」という一般には販売されていない雑誌に連載されていたもので、「鈴木敏夫さんでもわかるように」書かれているので僕の両親(50代半ばだから世代が違うが)にも渡せるような出来だ。内容としてはそういう前提があるから、「ニコニコ動画とはなにか」「ネット住民とは、リア充とはなにか」というような少しでもネットに触れている人なら「そんなの知っているよ」と思うようなところから流れを説明してくれる丁寧さがある。 鈴木さんにも分かるネットの未来 (岩波新書) 作者: 川上量生出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2015/06/20メディア: 新書この商品を含むブログを見るいくらネットにどっぷり日常的に浸かっている人たちであったとしても、それぞれ得意分野であったり興味分野が異なっているものだから、