8/1にIBMのクラウド・コンピューティング・センター(@晴海)の発表記者会見に行ってきました。クラウドのデモということで、複数の仮想マシンを動的にプロビジョニングして、並列処理プログラムを実行というような事例をやってました。必要に応じて動的に仮想マシンの数を増やしたり減らしたりできるというようなお話です。もちろん、特定のアプリケーションにおいては価値があると思うのですが、これって数年前に「グリッドのデモ」としてサンを始めとする各社がやっていたのと同じシナリオではないでしょうか? 某媒体の記者さんからも「発表資料に日本初とありますがどこが初なのですか?」とするどい質問が出ていましたが、クラウドのサービスを提供しているベンダーは「クラウドとグリッドはどこが違うんですか?」という顧客のツッコミには答えられるよう準備をしておくべきでしょう。 私が考えて模範回答はもったいぶって次回に書くことにしま