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ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/kurikiyo (67)

  • Oracleがハード事業に力を入れれば入れるほどMicrosoftが得をする:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    昔、Ciscoのジョン・チェンバースが「ホリゾンタルは常にバーチカルに勝つ」という(趣旨の)発言をしたと記憶しています(ソース検索中)。このルールは、今日においても(原則的には)成り立つと思います。 ホリゾンタルなビジネスモデル、つまり、特定のレイヤーに特化したモデルはリソースを集中しやすいという点でも有利ですが、それ以上に、パートナーのエコシステムを構築しやすいという点で有利です。たとえば、Ciscoはネットワーク機器というレイヤーに特化したベンダーとしてどのサーバベンダーとも対等に付き合ってきたため、どのサーバベンダーとも補完的な存在になり、その顧客ベースにリーチできました。仮に特定のサーバベンダーのビジネスが傾いても、他のサーバベンダーの市場で勝負できるため大きな悪影響を受けません。 仮にCiscoがちょっとお金が余ったので特定のサーバベンダーを買って、そのベンダー専用のソリューショ

    Oracleがハード事業に力を入れれば入れるほどMicrosoftが得をする:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    mohno
    mohno 2009/04/22
    Oracle の既存部門が SPARC に遠慮するとは思えないけどね。BEA とか PeopleSoft って、どんな感じなんだろう。むしろ SPARC の行く末を不安に思っているユーザーの方が多かったりして。
  • Googleが中国で音楽無料ダウンロードサービス開始、合法的に:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    このニュースを最初に聞いた時はエイプリルフールかと思いましたが、日付が違うので当のようです(ソース1、ソース2)。 Google中国MP3の無料ダウンロードサービスを始めたというニュースですが、最大のポイントは勝手に見切り発車したのではなく、4大レーベル(ワーナー、ユニバーサル、EMI、ソニー)との提携により合法的なビジネスとして行なうという点でしょう。Googleはこのサービスの広告収益をレーベルおよび著作権管理団体とシェアします。 周知とは思いますが、現在、中国音楽コンテンツの99%は違法という状態です。ということで、レコード会社にとっては以下の2つの「究極の選択」がGoogleにより突きつけられたわけです。 勝手にコピーされて収益を得られない 勝手にコピーされて多少とも収益を得られる今回は名より実を取って2の選択肢を取ったということでしょう。 なお、これも周知と思いますが、中

    Googleが中国で音楽無料ダウンロードサービス開始、合法的に:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    mohno
    mohno 2009/04/08
    「将来のコンテンツ産業のあり方のヒント」<普通に考えて、反面教師にしかならないと思うが?
  • なぜグーグルブックサーチの米国の和解結果が日本の著作権者にも影響を与えるのか:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    賛否両論のグーグルブックサーチ訴訟の和解結果ですが、留意しておきたい点は、これは(米国の)著作権者団体とグーグルとの双方納得済みの和解の結果であるということです。たとえば、当事者のひとつである米国作家協会(The Authors Guild)の公式リリースでは、「この和解により絶版から作家が収益を得る機会が得られた」という点が重要視されています。(なお、絶版がいくらオークションで高値でやり取りされても通常著作権者の利益にはなりません(話題になるという間接的効果はあるかもしれませんが)。) さて、この話が米国内だけで完結していればよいのですが、なぜ、日の著作権者にまで影響があるのかを気にされている方もいるかもしれません。ブログ界では「なんかわからんけどそういう風になってるんだな」あるいは「よく考えれば当たり前なので説明の必要もない」という見方が多いように思えますが、気になって夜も眠れな

    なぜグーグルブックサーチの米国の和解結果が日本の著作権者にも影響を与えるのか:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    mohno
    mohno 2009/03/12
    「他にも書きたいこと」<早く読みたい!冗談抜きで http://tinyurl.com/cqazvh への見解を知っておきたい。/「影響を与える理由」はフェアユースの解釈だからでは?かつ、ベルヌ条約のために集団訴訟の当事者にされていると
  • 破壊せよ、とグーグルは言った:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    既に周知と思いますが、グーグルが書籍検索サービスについて米国出版業界と和解しました(ソース)。弁護士の福井健策先生がブログで法律的な分析をされていますのでご一読をお勧めします。 和解案の骨子は以下のようになるかと思います。 グーグルの現行のブック検索サービス(著作権切れ書籍は全文表示、著作権が有効な書籍はキーワードのみ表示)はフェアユースの範囲内であり米国内では合法 絶版(で著作権が有効なもの)はグーグルがスキャンデータを販売できる。売り上げの63%が著作権者に回される。 刊行中のは通常通りキーワード周辺の一部だけが表示される。 刊行中のでもオプトインでグーグルにスキャンデータを販売してもらうことができる。 絶版のでもオプトアウトでグーグルの販売対象からはずしてもらうことができる。 サービスが提供されるのは米国内のみだが、スキャン対象の書籍は全世界。 このスキームに入りたくない著作

    破壊せよ、とグーグルは言った:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    mohno
    mohno 2009/02/26
    絶版の判断がよくわからないんだが、栗原氏関連だと『ライフサイクルイノベーション』『オープンビジネスモデル』あたりの訳本は出てくるけど、著書(『グリーンIT…』)は出てこない。
  • 公取委によるJASRACへの排除命令でニコニコ動画はどうなるのか:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    昨年の4月に公取委がJASRACに立ち入り検査をした件、ほとんど記憶からなくなりかけていましたが、結局、排除命令が出るようです(ソース)。 この件で問題とされていたのは、放送局に対する「包括利用許諾契約」つまり、曲の使用ごとに料金を計算するのではなく、十把一絡げで料金を支払う方式です。これがJASRAC以外の著作権管理団体の参入障壁になっていると判断されたわけです。 包括利用許諾契約がなくなると、放送局の人は番組で使う曲を集計して報告しなくてはならなくなりますので、大変そうですが、どっちにしろこの作業は今までもやっていたのではないでしょうか?(放送局の現場についてはよく知りませんが。) さて、この排除命令がJASRACとニコニコ動画との関係においても適用されるかどうかはわかりません。しかし、仮に1曲ずつ報告が必要ということになっても、ニコ動はコンピュータで動いているわけですから、集計作業は

    公取委によるJASRACへの排除命令でニコニコ動画はどうなるのか:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    mohno
    mohno 2009/02/08
    コメント欄(2009/02/07 19:53)「そのくらい集計するのは技術的には難しくも何ともありません」<編集しながら気分で何小節分か BGM を入れる、なんて場合は大変そうだけどね→http://tinyurl.com/bh4rqv
  • Pandoraのある世界とPandoraのない世界:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    吉川さんのエントリーでも紹介されている日のソーシャル・メディアの一覧図ですが、なかなか興味深いですね。日音楽Webサービスが(米国と比べると)弱いとの指摘がされており、なるほどと思いました。ところで、吉川さんは「ユーザが書いたイラストや絵(2次創作を含む)を中心としたソーシャルメディアは日独自なものだと思う」と書かれていますが、これについては異議ありです。ソースはdeviantArtです(関連エントリー)。まあ、私もごく最近まで知らなかったですけどね。 さて、日音楽系ソーシャル・メディアが弱いという話題に戻りますが、ピアプロやニコ動などでボーカロイドのオリジナル作品投稿サービスという点では十分素晴らしいと思うのですが、やはり、市販のCD音源を使った作品がほとんどないのが厳しいところです。 欧米ですとCD音源を使っている代表的な音楽ソーシャル・メディアとしてはCBSに買収された

    Pandoraのある世界とPandoraのない世界:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    mohno
    mohno 2009/02/03
    「なぜ、日本ではできない」<ネット配信を放送とする合意がないから、らしい。現状 SimalRadio 形式のみで JASRAC/レコ協/CPRAに各5万円~/年。SoundExchange 準拠のネット配信を放送とみなすようパブコメ送りましょう:-)
  • 松本零士先生2連敗について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    ちょっと前になりますが、槇原敬之が松零士先生を、著作権侵害の不存在と名誉毀損で訴えていた件の判決が出ました。実質的に槇原側勝利です(ソース)。 判決文が220ページ近くあるので読むのがしんどいなあと思っていましたが、既に「駒沢行政書士事務所日記」さんがまとめて下さっているので参考にさせていただきました。 まず著作権侵害の不存在については槇原側の訴えが却下されていますが、これは松先生側が元々の著作権侵害訴訟を取り下げているため訴えの利益がないとして却下されたものです。槇原側が敗訴というわけではありません。 判決には直接関係ないものの、例の2つのフレーズ(「夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない」(槙原)、および、「時間は夢を裏切らない 夢も時間を裏切ってはならない」(松))の類似性についても判断されており「類似していない」との判断がなされています。 この事件について以前に書い

    松本零士先生2連敗について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    mohno
    mohno 2009/01/23
    余談>松本零士氏は「著作権者側の代表」という立場を降りる方が、他の著作権者のためになると思う。
  • 「ダウンロード違法化」が確定したようですね:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    津田大介さんのTwitter経由で知りましたが、私的録音録画小委員会において、ダウンロード違法化(正確には、未許諾でアップロードされたコンテンツを情を知った上でダウンロードする行為を私的目的複製の対象としないようにする)が確定のようですね。まあ、個人的には残念ですが、予想通りの展開です。 しかし、この改正によって当に効果があるかは疑問だと思っています。ちょっと前に実施されたアイシェア社の調査では「違法ファイルのダウンロード違法化によってCDやDVDなどの購入機会が増えると思うか?」との質問に対して、約70%「変わらない」と述べています。なお、この率は性別、年齢層にかかわらずほぼ同じです。 よく、ネットユーザーを中心に調査をすると結果がぶれることがありますが(ジョークとして「ネット調査によると日のインターネットの普及率は100%」なんていうのがありますね)、今回の調査はそもそもネットの世

    「ダウンロード違法化」が確定したようですね:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    mohno
    mohno 2008/12/16
    「アイシェア」の母集団は会員だけだが、元ガートナーとしてアリなのか? 「売上げが増えない」に反論しないし、増えるべきとも思わないし、なけなしの小遣いで着うた買っている若者はいると思う。
  • 音の商標登録制度とHello Windowsについて:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    昨日のエントリーについたはてブに「Hello Windowsができなくなる」というようなコメントがついたので、「Hello Windowsってなんぞ」と調べてみたらこれですね(ニコ動に登録してない人でも聞けるようにYouTubeの動画をリンクしました)。これはすばらしい。ニコ動にはすでに「PC効果音シリーズ」というジャンルもあるようです。 さて、このような作品が法律的にOKかどうかというお話ですが、これは音が商標として登録できるようになるかどうかという話とは直接関係ありません。商標権とは企業や団体が商品やサービスの標識として特定の図形や文字を独占的に使う権利です。ゆえに、「商品やサービスの標識として」使わない場合には、商標権の効力は及びません。 これはよく考えてみれば当たり前の話です。たとえば、「ビッグマック」はマクドナルド社の登録商標ですが、日常生活で「ビッグマック」という言葉を使うのに

    音の商標登録制度とHello Windowsについて:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    mohno
    mohno 2008/12/12
    「私は後者……前者のタイプの人には将来の著作権制度を作る役割を担ってほしくない」<さりげない自薦か。著作物の多様性を理解してほしいものだ。
  • 超一等地なのに空き地(ネット編):栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    都心のめちゃくちゃ便利な場所で地形もよい超一等地なのになぜか使われていない土地ってたまに見ますよね。地主さんが嫌儲主義(笑)なのか権利関係が錯綜しているのか、長い間土地建物が使われていないことで、尋常ではない雰囲気になっている場所もあったりします(碑文谷ダイエーの近くにそういう場所がありましたが今はどうなっているのでしょうか?) 限られた資源である不動産の有効利用という観点から言うと実にもったいない状況です。 さて、サンマイクロシステムズが2年前に始めたグリッドベースのユーティリティサービス(今風に言えば、IaaSのクラウドサービスですね)が凍結状態になっているというニュースがありました(ソース)。そのドメイン名がnetwork.comです。これはかなり価値のあるドメイン名ででしょう。今、このドメインにアクセスするとサービス停止中とのメッセージが表示されるだけになっています。 これは、まさ

    超一等地なのに空き地(ネット編):栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    mohno
    mohno 2008/12/12
    まあ、そうなんだけど、ドメイン名だけではせいぜい数百万ドル。StorageTek に投じた40億ドルからすると焼け石に水だろうな。
  • 【週末ネタ】プレゼン時のカウントダウン表示について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    金曜日にレッドハットのJBossのイベントで話してきましたが、壇上のプレゼン用パソコンの隣にもうひとつ別のPCスクリーンがあってプレゼン中最初から最後までずっと残り分数を表示してました。パワポでプレゼン分数の枚数のカウントダウンスライドを作って、それをタイマー設定で1分ごとに自動画面切り替えするようにしたスライドショーで表示していくというナイスなアイデア。 何か「絶対時間オーバーするなよ」とずっと見張られてるようですが、これはプレゼンする方としてはなかなか便利です。特に進行全体が押している場合、自分は持ち時間分話して良いのか、それともある程度短く話さなければいけないのかがはっきりしないことがあります(前に休憩が入ってれば聞けばよいのですが、前の人に続けてすぐプレゼンの場合だと困ってしまいます)。 よくあるのは会場で「残り5分」というようなカンペを出す方式ですが、終了時間がはっきりせず「たぶ

    【週末ネタ】プレゼン時のカウントダウン表示について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    mohno
    mohno 2008/11/30
    「レッドハットのJBossのイベント」<こういうイベントで "PowerPoint" を使っていたのか?(それとも“パワポ”はプレゼンツールの代名詞?) Windows なら、カウントダウンアプリケーションがいくらでもあるけどね。
  • 「お前が言うな」と言ってよい場合:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    ちょっと前の話ですが、「不都合な真実」でおなじみのアルゴア元副大統領に対して、映画でさんざん電気を節約しようと言っているわりには、自宅で電気を浪費しているとの批判がされたことがありました(ソース(英文))。ゴアは省エネのリフォームをして対応したかと思います。 このようなゴアに対する批判は、political-correctnessの観点を別にしても、正当であると考えます。(この文脈における)省エネは、みんなのそれぞれがちょっとずつ行なえば全体としてその合計分の効果が得られるからです。つまり、個人の最適化行動が全体の最適化につながります。したがって「囚人のジレンマ」の系ではありません。(もちろん、家庭でちょっと省エネしたくらいでは温室効果ガス削減の効果は疑問という点は別論です) ところで、先日のエントリーのはてブで 囚人のジレンマは義務教育で教えるべき。 なんてコメントが付きましたが、より広

    「お前が言うな」と言ってよい場合:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    mohno
    mohno 2008/11/19
    「「囚人のジレンマ」の意味をわかってない人」<囚人に与えられる条件(刑期)が違うのに同一視している人のことか?著作権保護期間の“裏切り”って何?/三田“誠”広氏は権利者側の突っ込まれどころだろうね。
  • 「著作権を弱めるべきと主張する人はまず自分の著作権を弱めるべきだ」は正当な主張か?:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    仮に「著作権の保護期間を創作から5年にすべきである」と主張する先生がいたとしましょう(あくまで仮の例、この主張の正当性については別論)。その人に対して「他人の権利を弱めようとするのならばまず自分がそうしてはどうか?発行から5年経った先生の著書をパブリックドメインにしては?」と要求するのは正当でしょうか? このような要求は一見理にかなっているように見えますが、はずしていると考えます。著作権制度は保護と利用のバランスの上に成り立っています。この先生にとってみれば、他人の著作物を利用するためには従来通り著作者の死後50年(あるいは70年)経つまでは許諾が必要であるにもかかわらず、自分の著作権は5年で放棄することになります。もちろん、社会に対するアピールとして自身の著作権を放棄するのは勝手ですが、経済的合理性の観点からは(他人の)著作物の利用が従来通りなのに、(自分の著作物の)保護だけを弱めること

    「著作権を弱めるべきと主張する人はまず自分の著作権を弱めるべきだ」は正当な主張か?:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    mohno
    mohno 2008/11/14
    囚人Aと囚人Bが話し合えるなら、どちらも黙秘するでしょうね。→http://tinyurl.com/6dgajj
  • 本当に差別化に結びつくような重要事例なら公表されないはずである:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    堀内さん、そして、高橋さんのブログで、データウェアハウスによる分析の「紙おむつとビール」の有名な事例は実際の事例ではなかったという話題が挙げられてます。正直知らんかったです。ただ、この事例は事例というにはちょっと手垢が付きすぎて最近は話題にされることもなかったと思います。 私が聞いた例だと、日のコンビニで「少年ジャンプを買う人は焼肉弁当を買う可能性が高い」というのがありました(何となくわかります)。そのコンビニでは、ジャンプ発売日には焼き肉弁当の仕入れを増やすそうです。まあ、これも都市伝説かもしれませんが。 しかし、もちろん、これはデータウェアハウスによるバスケット分析に意味がないということではありません。当然のことながら、現実の小売業では「xxx買う人はyyyの買う可能性が高い」という数多くのデータが判明しているはずです。ただし、当に差別化に結びつく重要なデータは当然社外秘になるでし

    本当に差別化に結びつくような重要事例なら公表されないはずである:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    mohno
    mohno 2008/11/13
    「P2P で流通」させると「宣伝効果がある」と言う人にこっそり教えてあげるといい。/←ごめんなさい。確かに分かりにくかった。「でっち上げの因果関係」という点だけで企業秘密は無関係。
  • Dreamforce便り(4):チーフストラテジィオフィサーへのインタビュー:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    Saleforce.com社プレジデント兼チーフストラテジオフィサーのスティーブ・ケイクブレッド氏にグループインタビューしました。同氏は日においてYHPやAutodesk Japanで要職を経験してきた日通でもあります。以下、簡単に抜粋。 栗「ブログに貴社の戦略的目標は『マイクロソフト抜きのエコシステムを作ることだ』と書いてしましたがそう言ってしまってよいでしょうか?」 ケ「よいと思います。我々はOutlookもサポートしていますのでマイクロソフトはパートナーとも言えますが、マイクロソフトはクラウドという点では明らかに出遅れています。先日、Windows Azureのデモムービーを見ましたが、そこでは開発者が『Azureの開発キットをダウンロードしたのですぐに開発できる』と言っていました。我々の定義ではダウンロードソフトウェアを必要とする環境はクラウドとは呼べません。ブラウザを通じてす

    Dreamforce便り(4):チーフストラテジィオフィサーへのインタビュー:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    mohno
    mohno 2008/11/06
    『マイクロソフト抜きのエコシステムを作ることだ』<まず利用者とか言わないのは、なんだか凄い。「ダウンロードソフトウェアを必要とする環境はクラウドとは呼べません」<http://tinyurl.com/64yqq4 を見てから言えと。
  • 米国では1年ちょっとでDRMフリー音楽配信が当たり前になってしまった件について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    Wal-Martが販売していたDRM認証サーバの運用を停止するということで、DRM付きMP3ファイルを買っていた消費者がファイルの転送等ができなくなってしまうということが、ちょっと問題になっています(関連記事)。Wal-Martは、DRMサーバの遮断前にCD-Rにコピーすることで対応せよと言っているようですが、「リファンドしろ」という声もあるようです。 Wal-Martがどうするのかはわかりませんが、これを見て思うのは米国ではDRMフリーの音楽配信が当たり前になってしまったんだなあということです。 昨年の2月にスティーブジョブズが「DRM不要論」を提唱した時は、「そんなことをしたら違法コピーが蔓延して音楽産業は壊滅する」とか「DRMを廃止できないのとわかっていてのジョブズの詭弁である」というような意見がありました(私も後者の立場でブログ・エントリーを書いたりしました)。 それから1年ちょっ

    米国では1年ちょっとでDRMフリー音楽配信が当たり前になってしまった件について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    mohno
    mohno 2008/10/06
    へぇー、いつの間にか FairPlay 使わなくなってたのか……と思ったら違うようだ↓ まあ、ユーザーが iTS から amazon mp3 あたりに流れているなら、正しい認識といえるのだろう。/日本は DRM 有でのビジネス全盛だからねぇ。
  • グーグルだって客商売である:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    今さら書くのも何ですが、グーグルのストリートビュー問題はいっこうに解決の兆しが見えないようです。高木浩光氏のブログでも、女子高の敷地内進入であるとか、墓地内での撮影(条例違反の可能性あり)などの具体的問題が指摘されているのはご存じかと思います。 昨日、米グーグルの法務担当者が来日してこの件に関する記者説明会を行なったようです(関連記事)が、特に具体的な解決策はなくオプトアウト(文句が来れば削除する)で解決する方向性のようです。 しかし、来的に大衆に向けることを想定してウェブに公開している情報をサーチエンジンにリストしたのを削除する、あるいは、グーグル以外の第三者が違法なコンテンツを公開した場合に当該サーチエンジンの情報を削除するというような場合を事後的なオプトアウトで対応しますというのと、来世界に向けて発信することを想定していない映像(例:民家の庭を塀の上からのぞいた映像)をグーグル

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    mohno
    mohno 2008/09/30
    「このエントリーのタイトルは、一応「グーグーだって猫である」のもじりになってます」<わからんかった。
  • 【「イノべーションへの解 実践編」発売記念特集(1)】破壊的イノベーションとは何か?:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    『イノベーションへの解 実践編』が販売開始されました。某書店における先行販売では好評だったようです。今回初めて知りましたが映画のスニーク・プレビューのように、正式発売日前に特定の書店で先行テスト販売することがあるようです。よく出たばかりの新刊の広告で「話題沸騰」とか書いてあり「何で発売前にそんな話題になるの?」という疑問を持つことがありますが、「テスト販売において話題沸騰だった」ということであれば、(その真偽はともかく)一応のつじつまは合うことになります。 さて、このブログでは販売開始記念の勝手プロモーション企画として何回かに分けて、クレイトン・クリステンセンの「イノベーションのジレンマ」関連の基コンセプトについて解説していきたいと思います。第1回目は「破壊的イノベーション」について。 「破壊的イノベーション」(disruptive innovation)という言葉は(特にテクノロジー

    【「イノべーションへの解 実践編」発売記念特集(1)】破壊的イノベーションとは何か?:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    mohno
    mohno 2008/09/22
    「(成功した)典型例です」<(3Dスティックの)NINTENDO64 vs. PS は失敗例かな。
  • 若者のテレビ離れ説は本当なのか?:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    「最近の若い人はテレビを観なくなった」とはよく言われる話です。ただ、この手の話は定量的に調べてみると実はそうでもなかったなんてこともあります。また、たえとば、2ちゃんねるで「最近は全然テレビ観てない」という投稿がいっぱいあったとしても、サンプルがかなり偏ってますからあまり意味がありません。 ということで、中立的かつ定量的なデータがないかなと探したらすぐ見つかりました。メディア環境研究所というところが出している「2008年メディア調査」というレポート(PDF)です。メディア環境研究所は博報堂グループですし、実際に調査を行ったのはビデオリサーチなのでネットびいきの調査が行われていると言うことはないと思います(どっちかと言うとテレビびいき?)。また、サンプル数も2,000件の郵送調査なので一応信頼できるかなと思います(Webで調査したらネット有利な結果が出るのは当たり前ですからね)。なお、Web

    若者のテレビ離れ説は本当なのか?:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    mohno
    mohno 2008/08/21
    お、新しいデータ。まあ5年に1度の「国民生活時間調査」でも、視聴時間の減少傾向はあるけどね。ただし、ネット動画はまだまだだけど。この調査でも体験率しか調べていないくらいだし。
  • 「クラウドコンピューティングの市場規模は1600億ドル」の真偽について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    米メリルリンチが「クラウド・コンピューティングの市場機会が2011までに1600億ドルになる」とのレポートを発行したそうです(ソース)。メリルの有料クライアント向けのレポートなので、レポート体にはアクセスできていませんが、このソースから見ると、950億ドルがSaaS等のビジネス・アプリケーションおよびオンライン・オフィス、650億ドルがオンライン広告という割合だそうです。 数字の規模的にはそんなものだろうなーと思いますが、ここで気をつけないといけないのは、クラウド・コンピューティングの登場により1600億ドルの新たな市場が生まれたというのではないということです。先の内訳を見ればわかるように、従来はSaaS市場とかオンライン広告市場としてカウントしていたものを、クラウド・コンピューティングとしてカウントし直してみると1600億ドルになるよというお話のようです。 一般に、IT業界で新しい動き

    「クラウドコンピューティングの市場規模は1600億ドル」の真偽について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ