今月末に期限を迎えるギリシャへの金融支援について、ユーロ圏19か国の財務相は4か月間の支援の延長に応じることで合意し、支援が延長されることでギリシャが資金繰りで行き詰まる事態はひとまず回避されることになりました。 通貨ユーロを導入する19か国の財務相会議が20日、ベルギーのブリュッセルで開かれ、今月末で期限を迎えるギリシャの金融支援についておよそ2時間にわたって話し合いました。 会議のあと記者会見したダイセルブルーム議長は「ギリシャとの間で共通の土台を築くことができた」と述べ、ギリシャに対して支援を4か月間延長することで各国が合意したことを明らかにしました。 その一方で財務相会議の共同声明では、ギリシャ政府に対して今月23日までに財政再建や経済成長を後押しする構造改革案を提出するよう求めたうえで、4月末までにそれが妥当かどうかを判断するとしています。 ギリシャのチプラス政権は、これまで今の
2月5日、ギリシャのチプラス首相は、EUの緊縮財政政策を永遠に終わらせると表明した。写真はアテネで同日撮影(2015年 ロイター/Kostas Tsironis) [アテネ 5日 ロイター] - ギリシャのチプラス首相は5日、欧州連合(EU)の緊縮財政政策を永遠に終わらせると表明し、支援プログラムの合意順守を迫る欧州諸国との対決姿勢をあらためて鮮明にした。 首相は今週、緊縮路線に代わる新たな合意を求め、欧州首脳らと相次いで会談したが、大きな成果もなく帰国した。 しかしチプラス首相は議会グループへの演説で「ギリシャはもう命令には従わない。宿題をやりなさいとの説教を聞き入れる惨めなパートナーでもない。わが国にはわが国の意見がある」と主張した。 また「ギリシャを脅すことはできない。なぜなら欧州の民主主義が脅迫されることがあってはならないからだ」と述べ、欧州中央銀行(ECB)などがギリシャに対し厳
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