日本が「失われた30年」を今なおさまよい続けているのはなぜか。コンサルタントの山口周さんは「社会心理学の創始者であるレヴィンは、古い思考や行動様式を変えるには新しいことを始めるのではなく、古いものを終わらせる必要があると説いている。日本はまだ昭和を終わらせておらず、平成という下り道を下り続けている」という――。
幸せに感じる人間関係を築くにはどうすればよいか。心理学者の内藤誼人さんは「親しく付き合うような強い絆などなくとも、うわべの付き合いからでも、私たちの幸福感は十分に高まることが心理学の研究でわかっています」という――。 ※本稿は、内藤誼人『気にしない習慣 よけいな気疲れが消えていく61のヒント』(明日香出版社)の一部を再編集したものです。 人間関係に濃さや深さは関係ない 「上っ面の人間関係ではダメだ」 「人間関係というのは、濃さや、深さが大事なんだ」 もし読者のみなさんがこのように考えているのなら、それは間違いだと申し上げておきましょう。人間関係というものは、うわべの付き合いでも十分なのです。 もちろん、濃密な人間関係を否定するものではありません。ものすごく親密な付き合いができるのなら、そうしてください。 だけど現実問題として、職場の人や、ご近所の人たちと、そんなに濃密な付き合いができるもの
ワクチンについて「平等を優先させすぎて効率が損なわれるのは良くない」と言い出す→「不平等でも構わないから効率を上げよう」と言い出す→効率を上げるための仕方ない不平等というていで何故か政治家や財界人が優先して打ってもらえるようになる→むしろ彼らを優先するために効率性も犠牲になる
<自粛生活中の体重コントロールはよくある悩みだが、予想を上回る深刻な実態が米調査により明らかになった> コロナ禍で少しふっくらしたという話はよく聞くものだが、アメリカでの状況は一段と深刻になってきている。米心理学会の調査により、25歳から42歳までのミレニアル世代において、約7割の人々の体重が増加していたことが明らかになった。 調査はアメリカに住む18歳以上の3013名を対象に、オンラインの質問形式で実施された。体重変化が最も深刻だったミレニアル世代では、パンデミック以前と比べて意図せず体重が増加したと回答した人の割合が7割に上った。増加した人々についてどれだけ変化したかを調べたところ、パンデミックが始まった1年前と比べ、平均で約18.6キロ増という結果が得られた。 肥満問題を研究するアンジェラ・フィッチ医学博士は米CBSに対し、この結果は「衝撃的だ」と語る。同時に、過酷な1年間だったこと
Sports Analyst Meetupは、現役スポーツアナリストとスポーツ分析に興味のある方の情報共有イベント。ここでは認知科学研究者のなういず氏が、時間割引の視点からどうしてバントは減らないのか、心理学的アプローチから解説しました。 どうして送りバントは減らないのか? なういず氏(以下、なういず):『どうして送りバントをやめられないのか』というタイトルで発表いたします。なういずと申します。よろしくお願いします。 初めましての方もいると思いますので、最初に簡単に自己紹介させてください。私、なういずというハンドルネームで活動しています。Twitterは@nowism_sportsでやっていますのでフォローしてもらえると嬉しいです。サッカーは柏レイソルを、野球は巨人を応援しています。 普段は東京大学の大学院で認知科学を研究しています。研究の中では人間の非合理的な意思決定というものに興味があ
あれっ? 予告では 「女子は自分の辛い過去を全部受け止めて欲しすぎ編」じゃなかった? めっちゃ楽しみにしててんけど? 兵庫県高砂市、JR宝殿駅前、 結婚物語。仲人Tです。 あっ気付いてた?あの記事は大人の事情により3月に出る本の方に入ることになりました!読みたい人は本を買うといいよ!これだけ引っ張っておいてゴメンね!(全然悪いと思ってない) あとブログでは旦那のことを赤裸々に書いてるけど、本では大人の事情で他人の話みたいに編集してるから、本を買った人は「アレ?これTさんの話だったんじゃ?」ってなってもスルーしてね★ よし! ここからは男子は読むんじゃない! 婚活女子よ!いいか!!! 時は来た!! 見合いやアプリのデートで、 今こそ、 チョコをばらまくんや!! 爆撃や!絨毯爆撃や!総攻撃や! なんなら2月20日くらいまではばらまけ! よく聞きなさい! 君たち女子は、 要らん物をもらっても、
1人の食事も、鏡を見ながら食べればおいしくなる――。そんな研究結果を、名古屋大学の研究チームがまとめた。核家族化で1人で食べる「孤食」が課題になる中、手軽に「食事の質」を高めることができるかもしれないという。論文が5月26日付の米科学誌に掲載された。 実験では、高齢者(65~75歳)と大学生(20~23歳)のそれぞれ16人が、塩味とキャラメル味のポップコーンを1分30秒間食べた。正面に鏡を置いた場合と、ほぼ同じ大きさのモニターに壁を映していた場合の味の感じ方や消費量の違いを比べた。 「おいしさ」を6段階で評価してもらったところ、高齢者も大学生も、鏡を見ながら食べたほうが、塩味、キャラメル味ともにおいしく感じていた。食べる量も約5~13%増えていた。 また、鏡ではなく、自分が食べている姿を写した画像を見ながら食べた時も、壁の画像を見ながらの時より、おいしく感じ、食べる量も多かった。 研究チー
「テレビを見ながらスマホを触り、さらに食事をする」など、いくつもの作業を同時にやっていませんか。この同時にいくつかの作業をすることを「マルチタスク」と言います。 現代の科学では、マルチタスクは脳に悪影響だと言われているのをご存知でしたか? もくじ もくじ マルチタスクって? スタンフォード大学の実験 マルチタスクの弊害 一つのことに集中しよう 最後に 今日のクエスト~LevelUpポイント~ マルチタスクって? 「マルチタスク」とは、多くの作業を並行することです。例えば、仕事をしながらスマホでメールをチェクしたりネットで調べものをするというようなことです。逆に一つのことに集中して取り組むことを「シングルタスク」と言います。 携帯を触りながら歩く、料理をしながらSNS、仕事をしながらメールなど、スマホが普及した僕たちの世界ではマルチタスクを日常的に行っているという人も少なくありません。 実際
4月に入り、転勤や入学などで初めての出来事や変化に緊張したり、戸惑っている人はいませんか? 人間には些事に翻弄されないよう、自然と心の平穏を保つ働きが備わっているので、日常生活で問題に直面したときにも、それなりに対応できるチカラを有しています。 ところが、大災害など未経験の事態に遭遇した場合、この働きが過剰反応し、脳が処理できなくなることがあります。 これを「正常性バイアス」と言いますが、最近、話題に上ることの多い“この心理”が危ないのです! 「正常性バイアス(normalcy bias)」は、心理学の用語です。社会心理学や災害心理学だけでなく、医療用語としても使われます。 人間が予期しない事態に対峙したとき、「ありえない」という先入観や偏見(バイアス)が働き、物事を正常の範囲だと自動的に認識する心の働き(メカニズム)を指します。 何か起こるたびに反応していると精神的に疲れてしまうので、人
2016 - 01 - 24 性格診断を受けて当たるって思うのは大間違いやで。 こころについて考える スポンサーリンク こぐまです。 突然ですが、私は大学時代に心理学を専攻していました。 ゼミは、行動心理学等を専門にしているところに所属しておりましたが、それ以前に心理学の基礎は一通り学びました。 今日は、そのような経歴を持つ私が前々からすごくモヤモヤしていたことをズバリと解説する記事を書きます。 まずことの発端はこちら、超有名ブロガー・イケダハヤトさんがストレングスファインダーという性格診断を受けた記事です。 www.ikedahayato.com 「気持ち悪いくらい当たっていた」とタイトルにも書かれている通り、このストレングスファインダーという性格診断は非常に当たると有名です。 この記事を読むと、イケダハヤトさんってこういう人なのだなとよくわかります。 他にも、やぎろぐの八木さんも以前
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く