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−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 昨日から風邪を引いたっぽくて鼻水が止まりません。 ティッシュ使いまくりで鼻の下がヒリヒリします。 ゴミ箱にどんどん溜まっていくティッシュを見て、これ誰かに見られたら「あいつどんだけオナニーすんねん!」って思われるだろうなーと思ったので一旦ティッシュをトイレに流そうかと考えてみたけど、いや別にそこまでしなくてもいいだろ、と直ぐに思い直したのでそのままにしておきました。 もしトイレに流していたとしてもティッシュが詰まったら「あいつどんだけデカいウンコすんねん!」って思われているかもしれないので、結局どちらを選択しても僕に得はありません。 一番正しい処理方法は普通にゴミ袋に入れて燃えるゴミの日に出すことなんでしょうけど、町の条例により透明のゴミ袋を使用しないといけないの
床に落ちた消費者金融のティッシュペーパー。薄いビニールに印刷された笑顔が歪んでいる。僕はそれを拾ってポケットに突っ込んでから、上着を脱ぎ、鞄をラックに放り込み、窓際の席に腰を落とす。左では四角に切り取られた街並みが後ろへと流れ始めていた。午後5時半。この街の夕暮れは僕の住む街よりもいくぶん遅いけれどすでに夜の気配が忍び込んでいる。首を締め付けていたネクタイを緩め駅で仕入れておいたビールを一口飲み、ヘッドフォンで耳を塞ぐ。僕と同じようなスーツ姿の男たちの賑わいに膜がかかる。影によって色彩を失い見えない明かりの点きだしたビルディングはまるで方眼紙のよう。僕は僕のための音楽を、僕の耳で聴く。ヘッドフォンで仕切られた小さなハコでロックンロールが流れ始める。アージ・オーヴァーキル。 目を軽くとじ一日を振り返る。相手のうわの空のスタイル、空返事、軽蔑を孕んだ視線、空気洗浄器に吸い取られていく紫煙がつく
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