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連作に関するmurashitのブックマーク (9)

  • 自由主義少女リベ子ちゃん・リブート - 脳髄にアイスピック

    前回:自由主義少女リベ子☆マギカ[新編] 叛逆の物語 - 脳髄にアイスピック 「ラーメン屋で注意された客が注意した客を踏みつけて死亡……世はまさに世紀末……」 「リベ子ちゃん、世紀末はもう終わったよ! あと100日もすれば東京に使徒が襲来する2015年だよ!」 「空飛ぶスケボーはいつになったら開発されるのかしら……って、あなたは私の使い魔にして、ガンダムビルドファイターズの主要キャラと名前がかぶってるせいで、名前の使い勝手がますます悪くなったラルじゃない」 「トライはどうなるんだろう……広瀬正志さんの容体が心配だよ……って今はその話をしにきたんじゃないよ! 大変なんだよリベ子ちゃん!」 「毎回入り方一緒だけど、あなたが持ってくる話って基ネット上の小競り合いが大半で、当に大変だった試しってめったにないわよね」 「当に大変な話だったら口づてに伝わるんじゃなくて、ニュースや新聞で直接知る場

    自由主義少女リベ子ちゃん・リブート - 脳髄にアイスピック
    murashit
    murashit 2014/10/02
    待望の新作
  • わいせつ3Dプリンターの星 - 関内関外日記

    ぼくの故郷は打ち棄てられたコロニー群にあった。 正確にいえば、今もあるし、まさに今ぼくはそこに帰ろうとしている。 古びたドッキング・アームがシャトルを固定する。すこし船が揺れる。乗客はぼく一人だった。ここは気密空間なのに、まったくの無音のようだ。シートベルトを外すと、手提げかばん一つでぼくはコロニーへの隔壁に向かった。いまや最後の有人コロニー、ジャスト・ジョーイへ。 ぼくが生まれたころには、コロニー群の廃棄がとっくに決まったあとで、ほかのコロニーはすでに無人化され、ナノマシーンがメンテナンスを行うのみになっていた。ただ、ジャスト・ジョーイのみは有人管理が細々と続けられていて、管理ブロック周辺に小さな村のようなものができていた。ナノマシンが叛乱を起こすこともないだろうが、なにかのときに人がいた方がいいということだった。あるいは、新旧の他のコロニーになにか大事故でも起きたときに、受け入れる体制

    わいせつ3Dプリンターの星 - 関内関外日記
    murashit
    murashit 2014/05/14
    わいせつ石膏サーガ新作だ
  • 続・吉田南構内の「やぐら」について - 京都大学 国際高等教育院

    吉田南構内の「やぐら」について 丁寧なお返事およびそのご公開、どうもありがとうございました。一部の表現に幾分疑問点を感じぬでもないものの、未熟な疑問にもかかわらず全体として真摯にお答え頂けたこと、深く感謝いたしております。色々と疑問に感じておりましたこと、多くの点について納得いたしました次第です。  ただし、読ませて頂いて、まず第一に思ったことなのですが、貴機構は今までそのような見解を学生に向かって公に発表されたことがあったのでしょうか?少なくとも、私はこのような経緯について全く調べようとしなかった訳ではないにもかかわらず、知る由もありませんでした。  前回のメールにも書きましたように、私が一番問題視しているのは櫓の件や自転車通行禁止の件それ自体ではなく、学生への十分な説明がないこと、即ち説明責任(accountability)が果たされていないことなのです。再度繰り返させて頂きますが、無

  • わいせつ円盤の山 - 関内関外日記

    わいせつ円盤の山 ぼくは四方を山に囲まれた小さな村に生まれた。地図に記された名前とは違うのだろうけれど、地元の人たちはみな「東の山」、「南の山」、「西の山」、「北の山」と呼んでいた。いい加減なものだった。山といってもどれも険しい山じゃなかったから、小さい頃から山菜採りにでかけたり、野鳥採りのかすみ網をしかけたり、かっこうの遊び場だった。 けれど、大人たちから厳しく立ち入りを禁止されていた山がひとつだけあった。それは「西の山」だった。小さい子には「鬼が出る」、「神かくしにあう」なんて言っては、決して近寄らせようとはしなかった。 それがわいせつ円盤の山だと知るのは、もう少し成長してからのことだった。ぼくらの村の子供は、あの山のことを知ることで、子供でなくなる境を一歩またぐのだった。 わいせつ円盤の山の歴史 わいせつ円盤の山のことは、ある日、年長の若い衆の、ちょっとませたのから聞かされた。だいた

    わいせつ円盤の山 - 関内関外日記
    murashit
    murashit 2013/07/22
    いつのまにかシリーズ化されている
  • 二人目。カイちゃん(仮名)とそのまわりのおはなし その3 - wHite_caKe

    長々と続けてまいりましたモシノセ・カイ(仮名)ちゃんのお話は、日完結いたします。 その1はコチラ、その2はコチラでございますので、よろしくお願い致します。 クモの巣で散歩 カイちゃんがサークルに顔を出すことはますます減り、二年の秋から三年の夏にかけての頃は、カイちゃんがどこで何をやっているのか、サークル内で把握しているメンバーは最早ほとんどいない状態になっていました。 たまにサークルに顔を出すと見知らぬ男性と二人連れだっりするんですが、その男性たちの顔ぶれも時々変わる上に肩書きが「友達」だったり「彼氏」だったり「元彼」だったりフクザツで、何がなんだかよくわかりません。 サークルをやめることも華やかな恋愛遍歴も、すべて個人の自由ですから別にどうでもいいのですが、カイちゃんの場合は、ちょっと問題があったんでした。 「カイちゃんと連絡がとれない! いっつも留守電だし、昨日とか家に行ってもいない

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  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    6000日前のことを思い出して懐かしさに泣きそうになった月曜日 今日はちょっとした荷物を会社までもっていかないといけなかったので朝はに送ってもらいました。 頑張れば歩いて持っていくこともできなくはなかったのですが、ちょっと恥ずかしかったので送ってもらえてよかったです。助かりました。そして今週は少し仕事が落ち着い…

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  • のろまな子: 読めるだけ読むM&D その1 - キッチンに入るな

    もう遅い。どうせ間に合わない。それはわかっているのである。 トマス・ピンチョンの長篇小説Mason & Dixon (1997)は、あと2ヶ月半後の6月末に、柴田元幸による翻訳が新潮社から刊行される。 “トマス・ピンチョン全小説”という企画の第1弾で、文芸誌「新潮」の2010年5月号にはピンチョン特集まで組まれているから、これはもうまちがいない。タイトルは「メイソン&ディクソン」ではなく、『メイスン&ディクスン』で決まりのようだ。 この翻訳には相当な時間がかかっていて、たとえばこのブログでも、5年前にこんなことをメモっていた。2005年当時、「あと3年待つのかあ」と思った私は、「いや、もっと遅れるだろう」と予想、Mason & Dixon の原書を買ったのだった。3年、さらにプラスアルファの猶予があれば、もしかすると自分でも読めるんじゃないか。読めないにしても、全ページに目を通すくらいは。

  • プレゼント - 空中キャンプ

    12月に生まれていちばんくやしいのは、誕生日のプレゼントと、クリスマスのプレゼントをまとめられてしまうことだ。毎年この日がやってくるたびに、せめてあと一日、生まれるのが早かったらと私はおもう。これが11月30日なら、もしかするとふたつのプレゼントは別々に渡されていたのかも知れないのだ。哀れな12月1日生まれの私は、誕生日とクリスマスのプレゼントを別々にわけてもらえるよう、夏の終わりぐらいから、周囲に対してそれとなく伏線を張っていた。8歳にしてはぜいたくだけれど、私は自転車とカメラが欲しかった。誕生日に自転車、クリスマスにカメラ。自転車で遠くまで走っていって、そこで見た風景をカメラに収めたかったのだ。それができたら、もうしばらくはなにもいらないとおもっていた。 「まとめるわよ」と、12月9日生まれのお母さんは笑いながらいった。「自転車とカメラなんて、いっぺんに買ってあげられるわけないじゃない

  • 中折れ男と腋毛女 第一話 - 無免許タクシー

    風の強いよく晴れた土曜日であった。事業に於いて小さな失敗が相次ぎ精神的に参っておったので、他所から見知らぬ人が尋ねてくるというのはどこかしら変化の兆しになるのではないかと少なからず期待してはいたものの指折り数えるほどの楽しみかと問われればそうとも言えず、寧ろどのような表情で現在の暗澹たる心情を包み隠して朗らかに接するべきかということの方が頭の中を占めていた。物憂げな顔に気を遣われて慰められることなど著しく自尊心を傷つけられるに違いなく、まして時間と金を遣って旅をした先で案内役が浮かない表情をしていたら剣呑たる気分になるだろうと己を奮い立たせ、そうだ鼻眼鏡を掛けて出迎えよう、黄金色に輝く上着を羽織っていこう、なんなら白いタイツの股間に白鳥の首をぶら提げてやろうと思い立ち祭事用玩具を販売しておる店舗に赴くと数週間前に廃業しており、結局そういった無理矢理な気分の昂揚も叶わずその日を迎えたのであっ

    中折れ男と腋毛女 第一話 - 無免許タクシー
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