オーギュスト・ロダン「花子のマスク」画像引用元 2022年6月11日から9月4日まで、神奈川県立近代美術館・鎌倉別館において開催された特別展「これってさわれるのかな?―彫刻に触れる展覧会」へ行ってきました。 これは、同館の収蔵品から選ばれた24点の作品に実際に触れて鑑賞することができるというコンセプトの展覧会です。展示されている作品は全てレプリカではなくオリジナル。つまり作者が意図したそのままの状態の作品に触れられるのです。教科書に乗っているような有名な作品こそありませんが、これだけの数のアートに(文字通り)触れられる、めったにない貴重な機会ではないかと思います。 鑑賞にあたっては、受付で配布される使い捨ての手袋(ゴムかシリコン?)の装着が求められます。これは作品の保護に加えて感染症対策の意味もあるようです。最初かなりの密着度にややひるみましたがすぐに違和感なく触察することができました。