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記録に関するmurashitのブックマーク (10)

  • セミになった記録 - super dry

    セミの声真似をするスペースを、七日間ほど毎夜放送していた。諸説あるが、セミは七日間だけ地上に出て鳴き続ける、というので、このセミはすでに死んでいる。死体が後々喋るのは反則だと自覚しているが、放置するのは生んだ責任を放棄している気がしたので簡易ながら文章を書いている。ディスプレイを眺めながら、喉をセミの鳴き声の形になるように振るわせるだけの時間を過ごしたセミ人間がどこかにいたという、そういうことの記録である。 以下リンクは最終日の録音です。冒頭10分くらいを聴いてからシーケンスバーを残り3分まで動かして聞けば趣旨はわかると思います。 https://www.youtube.com/watch?v=n4OQewaLNHg 理由はいくつかあるが、決定的な理由は特にない。以前から皆さんが蝉が鳴いていないというツイートをしたり現象に気づこうが、一方で誰も蝉になろうとしない、または代わりになろうとはし

    セミになった記録 - super dry
    murashit
    murashit 2022/07/10
    めちゃくちゃ良い
  • 実録、廃屋に残された少女の日記.1 : 仄暗いお散歩

    北海道で廃墟巡りをしていた時のこと。 目的地へとカーナビを頼りに車で進んで行く。ナビ画面上の行先の方角を示す赤い線によれば、次の小道を入れば大幅な近道になる。 ためらわず、幹線道路より、狭隘な農道らしき道へと入る。 途中までは、所々地面が剥き出しで状態が悪いもののアスファルト道路ではあったが、次第に完全な砂利道となっていった。周囲は野原か、耕作放棄地なのか、とにかく、町も人家も無い、寂しい光景の草原がただ続くのみ 僕はいわゆる、女性に多いと言われる、地図が読めない脳、空間認識能力が著しく欠如している人間である。だからそれを補うべく、文明の利器でである「カーナビ」は、初期の段階から積極的に導入してきた。 例えば、バイク用のナビ。昨今では、誰しもが当たり前のようにスマホナビやポータブルナビ等を活用しているが、僕が初めてバイクにナビを搭載した頃は、車のドライバーからよく二度見されたものだった。

    実録、廃屋に残された少女の日記.1 : 仄暗いお散歩
  • 錬金術師をしていた話 - セミになっちゃた

    おおむねノンフィクションで、失敗談です。 錬金術ことはじめ 金融の世界では、相場で勝ち続ける方法のことを「聖杯」と呼ぶ。 およそ3年ほど前の話になるが、そのころのぼくは大学院の修士課程で研究をする傍ら、錬金術師をしていた。同じ境遇の多くの人にとってそうなのではないかと思うが、博士課程への進学を考えていたぼくにとって大学院の修士というのは、お金がないことと、お金がないことへの焦燥感がいちばん高まっていた時期だった。同級生たちが次々と就職して稼ぎを得だす一方、自分はむこう数年間もしかしたら無収入(いわゆる「学振」に研究計画が通れば給料をもらえるが、そうでなければゼロ)どころか奨学金という名の借金を重ねつづけるうえ、それが終わった後のアカデミア内外でのよい就職の目処がたっているわけでもない——将来的な展望の欠如と、即物的な金のなさのピークなのである。アルバイトもしていたが、この焦燥感は小銭を稼い

    錬金術師をしていた話 - セミになっちゃた
    murashit
    murashit 2021/02/22
    現代にして錬金術の楽しさがわかる稀有な記事だ
  • 小説のゴミ捨て#001 谷崎潤一郎「蘆刈」|山本貴光

    わたしは、まだいくらか残っていた酒に未練をおぼえて一と口飲んでは書き一と口飲んでは書きしたが最後の雫(しずく)をしぼってしまうと罎を川面(かわも)へほうり投げた。というのは、谷崎潤一郎の小説「蘆刈」の一場面。 (引用は『昭和文学全集 第1巻』、小学館、1987、p. 43) 語り手である「わたし」がふらりと散歩に出る。目にする景色に『増鏡』に記された歴史の光景を重ねて楽しむ様子が描かれる(これぞAR=拡張現実だ)。 途中、うどん屋かなにかに立ち寄って酒を飲み、そこを出るとき、正宗の罎を熱燗で買って出る。 そうして川にゆき、白楽天やら大江匡房だのの文章を思い出したりしながら感慨にふけり、思いついたことを手帖に書く。 冒頭で引いたのは、そのメモをしいしい酒を飲む場面で、ご覧のように「わたし」は空になった罎(びん)を川に投げ捨てている。 この場面を読んで、夏目漱石の『三四郎』のことを思い出した。

    小説のゴミ捨て#001 谷崎潤一郎「蘆刈」|山本貴光
  • 「原発爆発」映像が呼び覚ます「3.11」の実相 | Bee Media

    「原発爆発」映像の衝撃 20世紀は「映像の世紀」と呼ばれる。写真や映画テレビは20世紀に入って偉大な発展を遂げた。21世紀に入り、これにネットが加わった。人々は歴史的な事実を映像として記憶する。「ケネディ暗殺」「東京オリンピック」「アポロ11号」から「ベルリンの壁」「天安門事件」「昭和天皇崩御」「地下鉄サリン事件」「9.11同時多発テロ」「東日大震災」まで、歴史的出来事は映像として人々の脳裏に刻まれている。 映像が残っているということは、そこにカメラがあり、映像を記録した人間がいたということだ。「原発爆発」映像は、間もなく8年目を迎えようとする東京電力福島第一原発事故の象徴として、私たちの脳裏に焼き付いている。 1号機の爆発は3月12日午後3時36分だ。すでにニュース部門を離れていた私は自宅でテレビを観ていたが、1号機で「何かあった」ということ以外、リアルタイムで伝えられた情報は皆無だ

    「原発爆発」映像が呼び覚ます「3.11」の実相 | Bee Media
    murashit
    murashit 2019/02/26
    臨場感ある
  • 大正大学/最新ニュース/本学非常勤講師による不適切な行動について(報告)

    1月8日付、学ホームページに「学非常勤講師による不適切な行動について」として報告いたしましたが、その後判明した事実およびその背景等について説明させていただきます。

    大正大学/最新ニュース/本学非常勤講師による不適切な行動について(報告)
  • Gyazo GIFの話 | by UIU | Medium

    夏の間、開発に関わってきたサービスが昨日リリースされた。Gyazo GIFというスクリーンショットを動画で共有できるというサービス。画面の一部を映像として切り取ったGIFアニメを簡単に作ることができる。 https://gyazo.com/jaGyazo GIFは僕個人で開発していたGifzoというサービスの後継にあたる。Gifzoは2週間で開発され、売却され、Gyazo GIFとして生まれ変わった。僕自身の記憶のために少しだけGifzoの話を書いておきたい。 GifzoGifzoはとてつもない倦怠感に襲われ、授業をサボり続けていたときに、現実から少しでも逃れるために作り始めたものだった。作ろうと決めてからは取り憑かれたように開発した。初めてのMac開発のためにObjective-Cを覚え、サーバー開発のために慣れないNode.jsを書いた。 Gifzoを作ろうと思ったのは、今画面上で見て

    Gyazo GIFの話 | by UIU | Medium
  • ソープに挑んだ真性童貞の末路 上 - sinnsi is diary!!

    物心が付いた頃からセックスには興味があった。 妄想が出来る童貞の内が華と言われても、興味の方が勝っていた。 だけども、小学生時代はでしゃばる性格が故に周囲から忌み嫌われ、それを機に中学生時代は不登校。 そして高校生時代においては、不登校の影響で自発的に言葉を発するような事も無く、 学生生活において、女性とコミュニケーションを取る事が無に等しかったのだ。 それから高校を卒業し、引きこもりの俺が完成したのだが、 このような環境下では女性と出会うどころか、会話する機会すら無く、 いつしか俺がセックスをする為には、「風俗」へ行くという選択肢以外、あり得ない事を悟る。 しかし俺には風俗に関する知識がまるで無い。 例を挙げれば、「セックスの有無」「女の子の質」「料金の総額」「性病感染のリスク」といった不安要素だが、 思考がそこに至る前に、「風俗」という未知の空間というだけでも気が引けてしまって、その選

    ソープに挑んだ真性童貞の末路 上 - sinnsi is diary!!
  • 小さな犬を救えなかった話 - ○内○外日記ブログ

    1 自転車を漕ぎ出したころには、すっかり外は暗くなっていた。買って組み立てて、それからなんども乗っていないロードバイクだった。 新しい年のはじめ、おれはその自転車に乗らなければいけないような気がしていた。ここで乗らなければ、ずっと乗らなくなってしまうような、そんな気がしていた。おれは、昼頃からサイクル・コンピュータとライトの設置場所、電池の入れ替え、ブレーキの調整、そんなことをはじめた。気がつくとあっという間に時間は過ぎてしまう。 おれはぼんやりとコースを思い描いた。山手通りから港の見える丘公園、左折して山下公園の前を通ってみなとみらい。帰り道についてはなりゆきだった。最短の山手隧道を通るか、中村川の方を通るか、それとも産業道路を通るか。 まったく、どれでもいいことだった。おれには早く帰らなければいけない理由もなければ、長く乗らなくてはいけない理由もなかった。トレーニングでもないし、決ま

    小さな犬を救えなかった話 - ○内○外日記ブログ
  • 日の丸充なう - (元)登校拒否系

    nopikoさんが指摘したように、問題はここに物理的暴力がうつっていることではありません。フランス国王の支配を覆したのも、大日帝国を倒したのも、暴力です。暴力はそれ自体が直ちに悪いわけではありません。 しかしここには まごうかたなき悪があります。日の丸です。日の丸の暴力は、悪い。 そして街を歩いてみれば、いたるところにこの悪の旗を見つけることができます。役所に、学校に、競技場に。その旗と旗をつなぐようにして外国人差別のシステムは日国家を構成しています。それが、すでに暴力です。なにもおこっていないかのような日常が、常に暴力です。そして在特会はこのシステムを構成する一要素です。けっして例外的なゴロツキではありません。 在特会を例外的な絶対悪として切り捨てたり、彼らの未熟さを嘲笑うことは、日というもの自体の暴力や、「一般の」日人の責任を曖昧にしてしまうでしょう。 単一民族強制されて、俺ら

    日の丸充なう - (元)登校拒否系
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