米国では先日大統領選に合わせ、各州でさまざまな住民投票が実施された。その結果、アラバマ州、ユタ州、ネブラスカ州の有権者らは、州の憲法から人種差別的な文言を取り除くことを認めた。一方ミシシッピ州の有権者は、南部連合の戦旗を使用した州旗を新たなものに差し替えることを選んでいる。 アラバマ州の有権者らは、州憲法から異人種間の婚姻の禁止や人頭税の許可、学校での人種隔離の義務化を規定していた文言を排除する修正案を承認した。米政治情報サイトのバロットペディア(Ballotpedia)によると、この修正に賛成したのは170万人を超える投票者のうち約67%だ。 ネブラスカ州では、州の憲法に修正を加え、刑罰としての奴隷状態や非自主的な隷属状態を排除することを投票者の68%が支持した。 またユタ州でも、刑罰として奴隷状態や非自主的な隷属状態を使うことを州の憲法から消す修正案に賛成した人は約81%だった。 ミシ