Microsoftのエンジニアらは、同社のソフトウェアを、業務用途に適した堅牢さを持ち、大企業に受け入れられるものに変えようと、長年苦労を続けてきた。 その同社がいま、別の難問に直面している。それは、ほとんどの用途で十分使い物になるオープンソースの競合製品を撃退する、というものだ。 先ごろ開かれたMicrosoftの「TechEd」カンファレンスでは、同社の幹部らがオープンソース製品の侵略に対抗するために用意した製品について詳しく説明していた。 特に同社は、いわゆる「LAMP」スタックに対抗する自社製品の改善に力を入れている。LAMPとは、Linux OS、ウェブサーバのApache、データベースのMySQL、そしてスクリプティング言語のPHP、Perl、あるいはPythonの組み合わせを指す。 Microsoftの対LAMP戦略は、ローエンドの製品にさまざまな機能を詰め込み、開発から管理