新型コロナウイルスワクチンを否定する投稿がSNS(交流サイト)で広がっている。日本経済新聞の調べでは、ワクチンが不妊につながるというツイッター上への投稿が1月から7カ月間で約11万件あった。その半数の5万件超がわずか29アカウントの投稿が発端だった。誤情報の拡散は感染防止に向けたワクチン接種の足かせになりかねない。SNS分析に詳しい東京大学の鳥海不二夫教授とともに1月1日~7月30日の期間に、
遺体が海に浮かんでいる… 社会不安にデマはつきもの。コロナ禍に絡んで日本では「納豆が効くらしい。納豆の消費量が多い茨城県では感染者が出ていない」、「花崗岩の持つ放射線の効果で、ウイルスが死滅する」などのデマが流れたが、ウイルスの発生源となった中国でも無数のデマが発生。政府当局やメディアが慌てて打ち消すという構図が見られたのだった。 *** たとえば、こんなデマ。 「タバコを吸うとウイルスを殺菌できる。SARS発生時には、死者のほとんどが非喫煙者だったので間違いない。タバコの煙に含まれるタール分子はナノレベルであり、肺の細胞表面を覆うことができる。いわば、肺細胞ひとつひとつにナノレベルのマスクをかぶせるようなものだ。ミクロンレベルの高性能マスクよりも緻密な世界である」 「タバコのタールはウイルスが細胞に付着し侵入するのを阻害し、感染を根本から防ぐことができる。よって、タバコは確実に効果がある
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◆ぶっ飛び陰謀論との出会い2週間ほど前だろうか。ネットの噂や陰謀論について調べるのが好きな僕は、コロナウイルス関連の陰謀論について調べていた。 1月24日時点で、英語圏で「新型コロナウイルスはビル・ゲイツが作った人工ウイルス」という陰謀論が拡散しているのは確認済みだったが、 「コロナウイルスを作るための特許を、ビル・ゲイツの財団が保有している。つまり、新型コロナウイルスはトランプを妨害するためにビル・ゲイツが作ったものだったのだよ!人類は滅亡する!!」 「な、なんだってー!!」 ※陰謀論です https://t.co/WvbM2bu6qm — ちびまる a.k.a 大仏 (@caffelover) January 23, 2020
新型コロナウイルス感染症が深刻な事態となって以来、新型コロナウイルスに関する情報はテレビ、ラジオ、そしてネットを駆け巡っている。もちろん、SNS(交流サイト)もしかりだ。 災害が起きると人々は不安になり、情報やつながりを求めてSNSに集う。大切な知り合いを助けたいと思い、「大手メディアには報道されていない情報」「友達の友達から伝わってきた重要な情報」を一刻も早く発信する。しかし、そのなかには信ぴょう性のないデマもある。 2011年3月の東日本大震災のときは「製油所が爆発したので有害物質が雨に混ざる」などのチェーンメールが横行した。2018年9月の北海道胆振(いぶり)東部地震の際には「携帯電話の電波塔に電気が行かないため携帯電話が止まる」といったデマが流れ、関係者は対応に追われた。 新型コロナウイルスに関しても「新型コロナウイルスはセ氏26~27度の温度で死滅するのでお湯を飲むとよい」「4月
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