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私の名前はダブル手帳(@double_techou)。身体障害者手帳1級(重度脳性麻痺)と精神障害者手帳3級(発達障害)を持っていることから思い付いた安易なペンネームを使って執筆している。生まれつき歩くことができず、背筋は湾曲し、右手も自由にならないため、電動車椅子で生活している。先日、私は大ヒット中の映画『ジョーカー』を見てきた。 *編集部注……この記事はネタバレを含みます。この記事は、記事中の行為を推奨するものではありません。 ジョーカーはコメディー映画だ 「ジョーカー」は言うまでもなくコメディー映画であるが、その中でもこれだけのハッピーエンドを迎える作品は珍しいと言えるだろう。以下、この映画のあらすじを簡単におさらいしたい。 主人公アーサーは、脳に障害を持つ貧しい道化師である。年老いた母親を介護しながらの暮らしは決して楽なものではない。おまけに、職場では同僚にからかわれてばかり。しか
※ トッド・フィリップス監督の映画『ジョーカー』の内容に触れています。また、当然のことながら、あくまで個人の感想文にすぎないものです。 この映画の主人公であるアーサーはコメディアンの仕事で細々と収入を得、福祉の補助なども受けながら身体が不自由な母親の介護をして暮らす青年だ。彼がこのたびの「ジョーカー」、今まで何バージョンものキャラクターが提示されてきた伝説のヴィランの最新バージョンである。彼が住むのはもちろんゴッサム・シティ。バットマンのいる、あの町だ。すなわち、きわめてアメリカ的な、ニューヨークのように大きな都市でありながら閉塞した田舎のような空気をも漂わせ、犯罪者がすぐ精神病院にぶちこまれる(そしてひょいひょい脱出する)、例の町である。 のちにジョーカーになる主人公・アーサーの生活は貧しい。しかし、それほど激しい貧困状態ではない。ありふれた、なんなら「ちょっとした貧しさ」にすぎない。こ
この感想はネタバレを含んでおります。 拝読いただける際はくれぐれもご注意ください。 DCコミックスのバットマンの宿敵であり、悪のカリスマ「ジョーカー」の誕生を描いた映画「JOKER」を観てきました。 今日はその感想と、いくつか疑問に思うことについて考察していきたいと思います。なおこの映画の脚本兼監督は「いずれ執筆時の構想を話す時が来るが、今ではない」と話しており、私が抱いた感想考察が的外れなものである可能性もご承知ください。 冷蔵庫に入ったアーサーとTV出演の電話 物語の後半、母を殺したJOKERことアーサーが冷蔵庫に入るシーンを覚えているでしょうか? あのシーンすごく謎だと思いません? (これ死ぬやん!) って誰しも思ったでしょうに、次のシーンでベッドにいるアーサーの元にマレーの番組出演の電話がかかってくるわけですよ。 (いや冷蔵庫出たんかい、まあ寒いもんな……) 私以外にも多くの人が心
(CNN) 先ごろ公開されてヒットを飛ばしている映画「ジョーカー」で、主人公がダンスを披露した階段が米ニューヨーク市の新たな観光名所となるかもしれない。 ホアキン・フェニックス演じるジョーカーが、ニューヨーク市ブロンクス区にある階段で、ゲイリー・グリッターの「Rock and Roll Part 2」をBGMにダンスする。 これはブロンクス区にあるシェークスピアアベニューとアンダーソンアベニューを結ぶ階段で、人気の観光スポットとなりつつある。 ブロンクス区の評判はかんばしいものではない。放火や犯罪に関連して語られることはここ最近少なくなったかもしれないが、依然として、多くの観光客が訪れる地区ではなかった。 しかし、これも変わるかもしれない。SNS上には、この階段で撮影された写真が数多く投稿されている。 ジョーカーの公開初週の興行成績は9600万ドルと、10月公開の作品としては過去最高を記録
生きづらさの欲張りセット 先日封切られ、大きな反響を呼んでいる映画『ジョーカー(原題:JOKER)』。社会から軽視され軽蔑され疎外される男が、悪のカリスマ「ジョーカー」に堕ちていく姿を描いた作品だ。 記録的な大ヒットの一方で、米国では社会問題にまでなっている。ジョーカーに感化された人びとが暴力的な衝動に駆られ、社会不安の増大につながるのではないかという懸念が広がっている。地域によっては本作の上映を見送ったり、映画館の周囲を警察官が警備にあたったりといった一幕もあったようだ。 本作の舞台設定に、アメリカのみならず、先進各国における社会問題が色濃く反映されていることは、いくら監督のトッド・フィリップスが「政治的な映画ではない」とエクスキューズを入れていたとしても明白なことだ(https://eiga.com/news/20190924/14/)。 『ジョーカー』の主人公アーサー・フレックの生い
ヒーローや悪役が登場するアメリカン・コミック原作の大作映画が次々にヒットを飛ばしているなか、それらとは全く異質なタイプの、しかも圧倒的な映画が生み出された。アメコミを代表する人気ヒーローであるバットマンの宿敵が誕生するまでの過程を描いた、問題作『ジョーカー』である。 本作が映し出していくのは、ジョーカーになっていく不幸な男アーサーの体験であり、彼の脳内の物語である。観客は、本作の物語と演出によって、その道程を彼とともに歩み、そこに生まれる狂気をも追体験することになる。ときにそれは、一部の観客が映画に影響を受け、凶行を犯す危険性を意識的に助長すらしているようにも感じてしまう。なぜなら本作は、ジョーカーというカリスマに感化され扇動される人々を描いているからである。 ここでは、その圧倒的内容からヴェネチア国際映画祭の最高賞である金獅子賞まで獲得してしまった『ジョーカー』の内容を紐解きながら、衝撃
『ジョーカー』を見てきた。『バットマン』の悪役であるジョーカーがどうやってジョーカーになったのかを描いた作品…というのは建前で、ほとんど別の映画である。 wwws.warnerbros.co.jp ゴッサムシティに住むアーサー(ホアキン・フェニックス)はピエロの仕事をしながら母ペニー(フランセス・コンロイ)の介護をしている。アーサーは突然笑い出してしまうおそらくトゥレット症と思われる症状を抱え、精神的にも不安定でカウンセリングと投薬を受けているが、それでも憧れの仕事であるスタンダップコメディアンを目指して頑張っていた。しかしながらゴッサムシティが荒廃するとともにアーサーの人生はどんどん下り坂になる。ピエロの仕事の最中に悪ガキどもに襲われ、仕事はクビになるし、市当局が福祉を打ち切ったせいでカウンセリングも投薬も受けられなくなる。度重なる不幸のため限界になったアーサーをどんどん狂気が蝕んでいく
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています バーチャルYouTuber、マシーナリーとも子による不定期コラム第17回(連載一覧)。今回は、「次は『デモンエクスマキナ』の感想を書きたい」と言っていたとも子から、深夜に「『ジョーカー』めちゃめちゃ良かったからともコラムで書いていいですか???」とメッセージが飛んできたので、急きょ予定を変更して、映画「ジョーカー」についてお送りします。なお、ネタバレありなので未見の方はご注意を! あと「新しいテーマ曲ができたから聞いて!」だそうです ※バットマンは出ません ライター:マシーナリーとも子 徳で動くバーチャルYouTuber(サイボーグ)。「アイドルマスター シンデレラガールズ」の池袋晶葉ちゃんのファンやプロデューサーを増やして投票してもらうために2018年4月に活動開始。前世はプラモ雑誌の編集をしていたとも言われているが定かではない。
名作映画のオマージュがたっぷり! - (C) 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & (C) DC Comics” 第76回ベネチア国際映画祭で金獅子賞(グランプリ)を受賞し、今年のオスカーレースにも名乗りを上げた映画『ジョーカー』。日本を含め世界同時公開が始まり、熱狂が広がるなか、過去の名作映画へのオマージュも話題になっています。あらためて、ここではどんな作品とつながりがあるのか紹介していきましょう。(文・斉藤博昭) (以下、映画のネタバレを一部含むため、映画鑑賞後にお読みいただくことをおすすめします) スコセッシ監督の傑作『タクシードライバー』 - Columbia Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ 『ジョーカー』の舞台は1981年のゴッサムシティということで、トッド・フィリップス監督は、自身
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