気温が高くなってきて湿度も上がると、食中毒に注意の季節です。広島県など各県で食中毒警報も発令中。島根県松江市のホテルでは、社員26人がノロウイルスによるとみられる食中毒になりました。 最近の食べ物は腐りにくくなっているそうですが、これは製造過程での衛生管理技術が発達したのも理由の一つです。しかし、我々の日常へ持ち込まれると、あちこちに存在する雑菌によってすぐに腐敗し始めます。冷蔵庫の中に賞味期限がかなり昔に切れた食べ物が転がってませんか。 そうした食べ物を吟味するとき、私たちはまずにおいを嗅ぎ、液体だったらちょっと舐めてみる。腐ってる食べ物は、嫌なにおいや嫌な味がします。異変を感じたら「やっぱりやめとこう」ということになる。腐ってる食べ物は、苦かったり酸っぱかったりします。衛生管理などは基本ですが、まず自分の持つセンサー、つまり舌ベロという「味覚センサー」を研ぎ澄ませておくに如くはありませ