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ブックマーク / sukebeningen.blog46.fc2.com (15)

  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN 石恵の絵は何故面白いのか?

    人間の頭の中で最初に浮かぶイメージというのは完全な電波。そのままではとても飲めないような泥水。 つまりテクニックというのは濾過装置。間接のジョイントにフィルターを取り付ける様なもの。 「肩」「肘」「手首」と通過する度に段々イメージが精錬されていく。そして最後に紙の上に置かれた時、ソレははじめて「飲める水」になっているのだ。 つまり上手いけど魅力がない絵というのは「濾過装置が多過ぎるために旨味まですくってしまった」「最初のイメージが濾過に耐えられないぐらいに弱かった」そのどちらか。 石恵の面白さは「明らかに濾過が足りてないのに平気で飲める。しかも濾過をしていないので旨味が殆どすくわれない」そんなデタラメさあたり。泥入りエビアンdeトレビアン。 技法的な特徴としては好きなモノほど大きく描く。女の子の眼は魅力的なので出来る限り大きく。オッパイも当然大きく。興味のない部位は限りなく小さく(或いは描

    synonymous
    synonymous 2008/02/07
    コメント欄『石はろ過していった最後に、旨味を意識的に加えたタイプだと思います。』
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN okamaはデスポップ。

    okamaはデスポップ。今思いつきで名前を付けた。批判性のあるポップという意味。 表面上は無邪気で可愛らしく呑気でノホホンとした表情しか見せない。だから素人は軽くみる。でもアレを見て玄人はゾッとする。かなりピーキーな表現だから。 okamaはアンチアカデミズム。多分アカデミックな技法を知っているのだけど敢えて使わない。むしろかなり憎んでいる。 それを極めてポップな手法で体現している。一番重要なのが色。あの狂ったような色使いは悪意的かつ殺意的。超殺人的ハレーション。 アカデミズムだと色は「光」や「重力」に支配される。ソコには質や量を必ず含んでいる。 そのルールを絶対的にokamaは破る。というか、「ルール破り」という絶対命題がまず先にあって、そこから逆算したのがあの「色使い」であり「チョイス」なのだ。 あらゆる「絵の約束事」から自由になろうとする貪欲さが半端ではない。 そして線やフォルムに関

    synonymous
    synonymous 2008/02/07
    わかってて軌範を外すポップスは、実は枚挙にいとまがないのだが。
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN ヤンキー漫画に一分の理もないよ。

    ヤンキー漫画愛好家の自己弁護は見苦しい。「ヤンキーにだって良い部分があるんだ」みたく、呆れた戯言ばかりを言う。 森田まさのりのルーキーズなんかはソレが顕著に現れている。もう当のキチガイ。ヤンキー漫画好きというのがどれだけ狂った思考の持ち主なのかが分かる。 「元不良の野球部員たちが更生して甲子園を目指す」というストーリー。その中の「更生した不良野球部員が今まで迷惑をかけた人たちに謝りにいくシーン」というのが当に気持ちが悪いのだ。 クラスメートたちに今まで横暴に振舞ってきた事実を謝るのだけど、そのクラスメートを全員「臆病な羊」のように描く。 「最初から謝る必要のない下らない奴らだった(そしてそんな奴らにさえキチンと謝った自分たちは偉い)」みたいな描写にする。 そんなのは結果論。後から分かった事実にしか過ぎない。そうやって猾く口実を作り、自分たちの罪を少しでも軽いものに誤魔化そうとしている。

    synonymous
    synonymous 2007/10/19
    コメ『昔の文学作品演劇作品なんてその手の俗情との結託で溢れ返ってる。近代以降の一部の純文学主義者のやりだしたことがニッチだっただけ。』
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN 「ガラクタなのを知りながらまるで宝石のフリをする遊び」ばかりをするオタク達。

    PerfumeのCDをタワーレコードの試聴コーナーで聴いた。想像した通りだった。そして失望した。こんなのを聴いて喜んでいる奴らなんて絶対に認めない! オタクは二種類いる。低級層のオタクな奴らとは価値観が合わない。会話が成立しない。 多分あいつらは「プロレスオタク」や「アイドルオタク」を掛け持ちしているクズ。だからきっと噛み合ないのだ。 まずPerfumeの女の子達が「いきなりブス」なのがヒドイ。「少し隙がある」とか、そんなレベルじゃない。アレは「クラスで十三番目に可愛い女の子」あたりだ。 ギリギリ余裕のブッチギリでタップリとアウト。そしてあそこに意味を見いだすオマエらの自意識がキモイ!キモ過ぎる!! 「キモオタの脳内ストーリーの断片」が瞬時に頭の中にフッと浮かんで、悲鳴を上げたよ!(そしてそれ以上考えるのが恐ろしくなったので生物と鉱物の中間になり、考える事をやめた) もう止めたら良い!オタ

    synonymous
    synonymous 2007/10/19
    ピコピコに騙されるんですよ。私も。
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN (砂漠に水を撒くような気持ちで)おさらいをする。

    ( 既に何度も書いているが)一応また書くけど、自分が恐れているのは「似非アカデミック主義がオタク世界に横行して、デスマーチで破滅への道を、ひたすら一直線」というシナリオ。寺田克也の言ってる内容が正しくそんな感じ。 当のアカデミックというのを知らないから、自分の想像した「現実には存在しない仮想アカデミズム」を相手にシャドーボクシングを始める。影響力があるので、業界ごとその間違えた方向へと引っ張られてしまう。 そして自分達の主義主張の正当性を示すため、「極めてオタク的な表現技法」というのをメタクソに叩く。折角のオリジナルな発明を矮小化してしまう。 そうやって「出来損ないの二流芸術」にオタクのクリエイティブというのがドンドンと成り下がっていく。かつてSMH(ハイエンド系フイギュア雑誌)がボーメを叩いたみたく、下らない似非エリート主義を何度もオタク業界というのは繰り返す。 オタク的には寺田克也よ

    synonymous
    synonymous 2007/10/10
    『オタクは自分の価値観に自信が無いから、一見すると本物っぽく見える、そんなパチモノばかりを有り難がる。』
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN

    FC2ブログ 紹介予定派遣 Copryright(c) 2006 SUKEBENINGENSUKEBENINGEN. All Rights Reserved. Created by 素材屋さんブログ.

    synonymous
    synonymous 2007/10/05
    オタ絵様式が長く引き継がれることはありかもしれない。
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN 宮崎アニメの不満点

    主人公が決して自分の手を汚さないこと。 最後は紳士ぶっていた悪党が醜い性を現して、そして自ら自滅していくパターンが殆ど。彼等の純潔を守りたいのだろうけど、そんな所がどうしても質に迫れない理由だと思います。 駿は「冷血人間・高畑勲」の鋭い人間観察をもっと学ぶべきです。あの偽りの良識派はいつだって当に見逃さないもの。 例えばソレは映画「おもひでぽろぽろ」の中で、(素朴で善良な愚者を装いつつ)三人掛かりでタエ子から「引き出したい言葉」を(あたかも彼女が自分の意志で言ったかのように)誘導するシーンなどに見る事ができる。 さり気ない描写ですがハッキリと認識しながら演出しています。そんな「田舎の人間のずる賢さ」を高畑だったら決して見逃さないもの。 駿はそんな高畑を見習って、「醜いものを醜いもの」としてそのまま描きなさいって事です。そうやって(当は知ってるクセに)カマトトぶるから嫌いなんです。

    synonymous
    synonymous 2007/10/03
    『さり気ない描写ですがハッキリと認識しながら演出しています。そんな「田舎の人間のずる賢さ」を高畑だったら決して見逃さないもの。』
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN 石恵について

    オタク絵のパラダイムシフトの瞬間というのがあります。貞義行のエッジ感や、トゥーハートの鼻や、ハイエンド系(CHOCO、藤倉和音)などがソレです。 最近「またオタク絵のトレンドが変わったんだな」と感じたのが石恵です。たぶんアレは「回帰した部分」と「現状から平行進化した部分」から成るハイブリッド型スタイルだと予想します。 オタク絵のテクニック的な進化はやや停滞気味な状況です。新しいモノが次々と生まれていたのは過去の話です。 少し前、美大出身のオタククリエーター達がやっていたのが「美術の高度な描画テクニックとオタク絵を融合させる」という試みでした。美術寄りなのが鳴子ハナハルや沢村広明、オタク寄りがCHOCOや西E田、両者の境目が分からないぐらい完璧に融合させたのが村田蓮爾あたりです。たぶん彼等がオタク絵のレベルを一気にグンと引き上げたと思います。 でもすぐにソレは天井にぶつかっていしまいました

    synonymous
    synonymous 2007/10/03
    『石恵の絵は「懐かしい要素」を含んでいると思います。オタク絵が洗練されていく中で切り捨てて来たモノを、もう一度拾い直して再検証しているような感じを受けます。』
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN 「らき☆すた」のOP曲、「もってけ!セーラーふく」について書くよ!

    自分が畑亜貴の名前を最初に意識したのは、あずまんが大王の「空耳ケーキ」です。不思議でシュールなフワフワとした感じの詞。「何だか谷山浩子みたいだなぁ〜」最初はそんな印象でした。 ハルヒの「ハレ晴レユカイ」もこの人の作詞でした。今回の「もってけ!セーラーふく」で作風が完成した印象を受けます。まさに集大成といった感じです。 ちなみに、こんな曲です。「もってけ!セーラーふく」※音声アリ まずこの人は言葉にすごくフックがあります。言葉を自由にブンブン振り回すようなタイプ。「よくこんな面白い言葉の組み合わせを見つけられるよな」と自分などは感心しきりです。ジェラシーの炎がメラメラします。 それと「言葉の意味よりも、純粋に音として曲に乗っかった時の魅力を優先するタイプ」だから、一見すると「意味の通じない言葉の羅列」っぽく見えたりもします。 でもこの人の詞の当の魅力って実際にアニメの画面に合わせて自分も口

    synonymous
    synonymous 2007/10/03
    畑亜貴は『声優を無理矢理歌手に仕立てるのでは無くて、「癖があって出る音はかなり限られているけど、その代わりすごく良い音が出る楽器」として完全に割り切っている。』
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN 基本的にアニメーターの個性はぜんぶ殺すべき。

    初期のジブリ作品を見直してみると金田伊功のパートが鼻につく。そこだけテイストが違うから一瞬で現実に引き戻され気持ちが醒める。(宮崎アニメに合っていたのは「親方とドーラのバカ息子達の喧嘩のシーン」ぐらい。後は悪目立ちだと思う) 「となりのトトロ」あたりになると(金田伊功の仕事と)気付きづらいよう上手に個性を殺している。でもやはりそこだけ「芝居の質」が違う。(お風呂あたりのシーン) 宮崎駿は優秀なアニメーターです。その事が優れたアニメ作品を作る原動力にもなっているけど、同時にアキレスの踵にもなっている。 例えば「千と千尋の神隠し」のオクサレサマ辺りの場面。 かなりセンスのある女性アニメーターがあのパートを手掛けたのだと思う。細かいニュアンスとかも伝わってくる、とても魅力的なアニメーション・シーンです。 でもだからこそダメです。宮崎駿は気が付いたけど、それがあまりに魅力的だから、きっと上書きして

    synonymous
    synonymous 2007/10/03
    『物語が求めいている以上の意味を持つとアニメはすぐ破綻します。宮崎アニメクラスにもなればなおさらにです。』反マニエリスム
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN 作画マニアのクズ野郎共のブログを見ては、いつもムカムカしています。

    腹が立つのは分かっているのだから最初から読まなければ良いのに、つい読んでしまう。そしてやはりブチ切れる。 ぶっちゃけ誰がアニメの原画を描こうがそんなの一緒じゃん! 微妙な違いだよ!大差ないよ!アニメスタイルとかにみんな悪啓蒙され過ぎだよ! もう「グレンラガン」も「電脳コイル」も「らき☆すた」も土田プロあたりが作ればいいよ。 一人五役は当たり前とかで!中盤は韓国丸投げとかで!劇場版ナディア・クオリティーとかで! そして「少しでも取り返そう」と愚かにも併映の「実写版・電影少女」も同時に観てダメ押しされて、もう二度と立ち直れなくなればいいんだよ、バーカバーカ! このままで終わりだとあまりにも酷いので付け足すと、画一的な価値基準でアニメを評価し過ぎることを自分は嫌悪してるんです。あなたたち作画マニアは理解者面をしてアニメの可能性というものを誰よりも真っ先に殺しているよ。 例えばミッフィーのアニメを

    synonymous
    synonymous 2007/10/03
    『ミッフィーみたく絵本の場合は、抽象的な部分こそが一番の魅力。だから「敢えて説明しない」』それはまぁそのとおり。最近放映されている立体アニメ版より以前からのセルアニメ版のほうが際立っているね。
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN 「火垂るの墓」で高畑勲が本当に言いたかった事。

    おそらく世間的には高畑勲の代表作なのだと思う。よくある「お涙頂戴もの」として、きっと彼等は認識していやがるんです。 そして少しだけ知恵の働く「擦れっ枯らし」になると、幼い兄妹(特にお兄ちゃんの方)がけっこう自分勝手で思慮が足りない事に気付きます。「もう少し我慢をすれば、あんな風にふたりは死なずに済んだのだ!」そんな理屈で今度は逆に彼等の方を叩き出すのです。 「思考停止した感情人間」「シニカルに裁いたつもりのお利口さん」そんな両極端な意見ばかりがどうも目立ちます。 でも高畑は別にそんな事を言いたかったんじゃないと思う。 一番の悪役として描かれている「西宮のおばさん」もそれほどは悪人でないし、二人の兄妹だって「子供特有の身勝手さと甘え」がちゃんとある。 あの中では誰も特別には描かれていない。みんながソコソコに猾く、ソコソコに善人なのだ。(そしてその事が余計にきつく、逃げ場の無い、やり切れないよ

    synonymous
    synonymous 2007/10/03
    『あそこに描かれているのはどれも心当たりがある事ばかり。あのお話と自分は何処かでシッカリ繋がっている。』いい事書くじゃないか。君もその賢さをポジティブなほうに利用したらどうか。
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN 本当のアニメファンならアニメなんか絶対に観ない。

    掲示板の作画マニア達に、このブログのことをボロクソに貶されたよ。超キモーイ☆ 何故今のアニメが死ぬほど詰まんないのかというと、音を消した状態で観るのが一番面白くなるように作ってあるから。ストーリーを追わず、ただ動いている絵だけを鑑賞する為のモノだから。 一般の人は素直にお話も追ってしまうので当然肩透かしを喰らう。そして「アニメとは、なんと詰まらないメディアなのだ」と失望して、もうそれっきりになる。 一度作画マニアは絵を観ずにセリフだけを聞いてみれば良い。それらがすごく単純で詰まらない事に、もうすぐ気が付くから。 実写だったら、とても耐えられないレベル。あくまでもアニメだから許されているような感じ。 だから「神作画」なんてのはラーメンにおけるチャーシューみたいなもの。 ラーメンという「冴えない料理の上に添えられている」からソレは引き立つのであって、単品でそればかりをべてみても、それほど美

    synonymous
    synonymous 2007/10/03
    『ブルーナのようなセンスが理解出来ないから、(作画オタクの)宮崎駿は「永遠にただ旨いだけのトンカツ屋」なのだ。』ミッフィーのこと?
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN

    synonymous
    synonymous 2007/10/03
    厨房万歳!
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN オタク転がしは本当にチョロイ!

    サブカルに憧れるオタク達はいつもヴィレッジバンガードの前をウロウロしている。当は興味津々で中を覗いてみたいのだけど、拒絶されるのが恐くてどうしても飛び込めないのだ。 「あんなのは下らない。中身のない上辺だけのまやかしだ!」 いつものお決まりの呪文を唱え、馴染みのアニメイトに直行。そしてマニアックな漫画ばかりをベラボウに買い込むのだ。 でも時々彼等の音が如実に現れることがある。オシャレなサブカル雑誌がアニメの特集をする時だ。 それらを堂々と購入する良い口実ができる。「やはり一応は押さえとかないといけないからね!」そんな仲間への言い訳も完璧だ。 クイックジャパンの「エヴァ特集」に対する読者の投書には笑った。自意識過剰な隠れオタ共のモズの早贄状態だ。 アレは悪意だけで編集者はハガキを選んだのにもう絶対決まっている! またいつもは財布の紐が固いオタク達も、何故かサブカルに関してはまったく出し

    synonymous
    synonymous 2007/10/03
    へー?
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