なにかを突き詰めてきた方のお話って、 やっぱり面白いんです。 本、雑誌、ポスター、ウェブサイト、各種表示など、 我々が日常的に目にするさまざまな文字を 長年にわたりデザインされてきた、 書体設計士の鳥海修(とりのうみ・おさむ)さんに、 文字をつくる仕事について教えていただきました。 スティーブ・ジョブズが 「Cool!」と言ったというヒラギノ明朝体、 iPhoneの表示に使われているヒラギノゴシック体、 鳥海さんが所属する「字游工房」の フラッグシップ書体である游明朝体や游ゴシック体など、 新しい書体はどのように生まれるのだろう? 一書体につき約14500文字ある漢字は、どうつくる? 明朝体の魅力や、つくり終えたときの気持ちは? 貴重な制作過程の映像も、登場しますよ。 >鳥海修さんプロフィール 1955年山形県生まれ。 多摩美術大学を卒業後、 1979年に写研に入社し、 書体デザイナーの道
2023年夏、知り合いのすすめで あだち充さんの代表作『タッチ』を 人生ではじめて読み終えた糸井重里。 そのおもしろさに興奮し、目頭を熱くさせ、 そのまま『ラフ』『みゆき』を 一気読みするほどハマってしまいました。 そこから話はひろがり、ご縁はつながり、 運やタイミングもおおいに重なりまして、 なんとなんと、あだち充さんご本人との対談が 「ほぼ日の學校」で実現となったのです! マンガ界のレジェンドだというのに、 本人はとても冷静で、おちゃめで、 つかずはなれずの飄々とした雰囲気に、 あだち充マンガの原点を見たような気がします。 会うのも話すのもこの日がはじめてのふたり。 まずは『タッチ』の話からスタートです!
リクルートの新規事業開発室に所属して、 数多くの新規事業のサポートをしてきた石川明さん。 その後独立し、大手企業を中心に 150社・2500案件を超える 新規事業のサポートをしてきました。 まさに新規事業のエキスパートです。 そんな石川さんに、日本の会社や組織の中で、 仕事を進めて行くことの難しさと対処法、 必要なスキルを聞いていきます。 「会社で正論を主張しても組織が1ミリも動かない」 って本当? 「上司とは“はしご”を外す存在である」 ってどういうこと? 理不尽な会社の中で 仕事を成し遂げようとするときに役立つ “ディープ・スキル”っていったい何? やわらかな笑顔の石川さんに、 しんどいことも多い会社や組織の中で、 くじけず元気にはたらく方法を教えてもらう授業です。 聞き手は、石川さんのリクルート会社員時代の同期であり、 月刊誌『ダ・ヴィンチ』の元編集長、横里隆さんです。 >石川明さん
『マリオ』や『ゼルダ』や『ピクミン』をつくり、 世界中で尊敬されているゲームクリエイター‥‥ と書くと、正しいんですけど、なんだかちょっと 宮本茂さんのことを言い切れてない気がします。 クリエイティブでアイディアにあふれているけど、 どこかでふつうの私たちと地続きな人、 任天堂の宮本茂さんが久々にほぼ日に登場です! 糸井重里とはずいぶん古くからおつき合いがあり、 いまもときどき会って話す関係なんですが、 人前で話すことはほとんどないんです。 今回は「ほぼ日の學校」の収録も兼ねて、 ほぼ日の乗組員の前でたっぷり話してもらいました。 ゲームづくりから組織論、貴重な思い出話まで、 最後までずっとおもしろい対談でした。 え? 宮本さんがつけた仮のタイトルが、 『なにもできないからプロデューサーになった』? そんなわけないでしょう、宮本さん!
鳥類学、進化生物学、人類生態学、 地理学、文明史など幅広い分野を 縦横無尽に研究し続ける ピュリッツァー賞受賞の世界的研究者、 ジャレド・ダイアモンドさんが 糸井重里と対談しました。 とくにおもしろかったのは、 糸井の投げかける問いに ダイアモンドさんが鮮やかに答えていくさま。 ニューギニアの紛争解決法や、 地理学の大事な教えなど、 興味深い例とともに語られる ダイアモンドさんの視点は、とにかくクリアで 「物事の考え方」のヒントが詰まっていました。
アイドルから本屋さんへ。 夢眠ねむさんの「夢眠書店」は 本屋さんのプロじゃなかったからこそ、 たのしみながら模索する魅力があります。 そのたのしさは、糸井重里が「ほぼ日」を はじめた頃にもいっぱい経験しています。 自分だけの道を歩んできたふたりによる 「名づけようのない時間」のお話です。 ぽんぽんぽーんと、あっちへこっちへ 明るい話題が転がっていきますよ。 >夢眠ねむさんのプロフィール 「夢眠書店」店主 三重県に生まれる。 年の離れた姉の影響で「渋谷系」の音楽が好き。 小さい頃からの夢である広告デザイナーを目指し、 多摩美術大学に進学したが美術家に転向。 2009年、アイドルグループ、でんぱ組.incに加入。 2019年1月にでんぱ組.incを卒業。 2019年3月に芸能界を引退した後は、 東京・下北沢にて、 これからの本好きを育てる書店「夢眠書店」を開業。 2021年には出版レーベル「夢
いきものがかりの水野良樹さんが、 ふたたび糸井重里に会いにきました。 NHKの番組のための取材で、テーマは 「阿久悠さんのことを教えてください」。 真剣な対話は長時間にわたって続き、 最終的に番組ではすべてを紹介しきれない 長さになりました。 そこで「ほぼ日」では、そのときの話を ほぼ日バージョンでたっぷり掲載します。 ふたりがずっと話していたのは 「みんなに届くのは、どんな歌?」ということ。 往年の名曲の話もたくさん登場します。 全10回、どうぞお読みください。 水野良樹(みずの・よしき) 1982年生まれ。 神奈川県出身。ソングライター。 「いきものがかり」Guitar &リーダー。 1999年に吉岡聖恵、山下穂尊とともに 「いきものがかり」を結成。 ユニット名の理由は、水野良樹と山下穂尊の2人が 小学校1年生のときにたまたま一緒に 金魚に餌をあげる「生き物係」をしていたこと。 200
「あの人、自由にやってるよなぁ」 「儲かりそうにないことを、たのしそうにやるんだな」 「熱意がたっぷりあるな」 そんなふうに仕事をしてみたいと思いませんか。 みんなからそう見えているような、3人が集まりました。 こんなに自由にやっている人たちなのに、 ときには他人に勧告‥‥いや説教を、することがあります。 なぜなら「あいつのなかに、俺がいる」から、なんです。 このおしゃべりは「生活のたのしみ展2023」の トークイベントで収録しました。 「ほぼ日の學校」で動画バージョンを公開しています。 >みうらじゅんさんのプロフィール 1958年、京都生まれ。イラストレーターなど。 武蔵野美術大学在学中に漫画家デビュー。 以後、作家、ミュージシャンなど多方面で活躍。 1997年には「マイブーム」が 新語・流行語大賞のトップテンに選出。 「ゆるキャラ」の名づけ親でもある。 2018年、仏教伝道文化賞沼田奨
マイク1本でラップするアフロさんと アコースティックギターを弾くUKさんからなる 二人組の音楽バンド「MOROHA」。 糸井重里はあるイベントに参加した際、 MOROHAのパフォーマンスを観て、 そのことばと音楽に魅了されたといいます。 正反対の個性、対極にある価値観、 プラスとマイナス、あっち側とこっち側‥‥。 相反するものを分けようとせず、 混じり合ったそのままを受け入れる。 軽やかに飛び交う3人の会話からは、 そんなテーマが浮かび上がってきました。 はじめてMOROHAを知るという方は、 トーク前にほぼ日オフィスでおこなわれた 彼らのミニライブの映像から、どうぞ! 2008年に結成された MCのアフロとGtのUKからなる2人組。 結成 当初は、渋谷Familyや池袋Bedなど、 HIPHOPクラブイベントをメインにLIVEを行うが、 生音でビートのない編成ゆえ出演者や オーディエンス
パリコレ進出から10年、 FENDIと協業したミラノコレクションを発表したり、 映画『竜とそばかすの姫』の衣装を担当したり、 ビヨンセのステージ衣装を手掛けたり。 光を当てると色の変わる服、 サイズ感の壊れた服、球体の服、 そして創立以来のアイデンティティである 独自のパッチワーク。 ブランドの創立者である森永邦彦さんが 「服」について考えている、興味のつきない事柄。 何より、森永さんご自身が 静かなびっくり箱みたいな、 「興味のつきない人物」でありました。 担当は「ほぼ日」奥野です。 >森永邦彦さんのプロフィール ANREALAGE代表取締役兼デザイナー 1980年東京都国立市生まれ。 2003年早稲田大学社会科学部卒。 大学時代からバンタンデザイン研究所に通い、 卒業と同時に 「ANREALAGE」(アンリアレイジ)を設立。 継ぎ接ぎの手縫いの服作りから始まり、 今までにないファッショ
好きなおいしいものは何ですか? と訊かれたら 飯島奈美さんの料理だと答えるという、俳優の松重豊さん。 しかしながら飯島さんにしてみると、 松重さんにはドラマや映画の撮影以外で ちゃんと料理を召し上がっていただく機会が、 これまで、なかったのだそうです。 そこで『LIFE 12か月』ができあがった記念に、 ‥‥という口実で、松重豊さんを、 飯島さんのアトリエにご招待しました。 いっしょに食べるのは、糸井重里。 飯島さんにも、調理をはさんで おしゃべりに参加していただきました。 出てくる料理は、『LIFE』シリーズに登場したものから、 飯島さんがよくつくるというおかず、 パリでつくって友人にも大好評だった一品など、 ドリンクからデザートまで、た~っぷり、15品。 松重さん、今日は、もう、おなかいっぱい食べてください! >松重豊さんプロフィール 俳優。1963年福岡県出身。 大学卒業と同時に蜷川
「おぱんちゅうさぎ」「んぽちゃむ」などを生み出したイラストレーターの可哀想に!さん。あの面白さと切なさが同居するシチュエーションはどうやって生み出しているのでしょう?
『チェンソーマン』『SPY×FAMILY』『ダンダダン』など、 数々の大ヒットマンガを担当する編集者、 林士平さんにたっぷりと語っていただきます! あ、語っていただきますというと違うかな。 どんどん質問するので、どんどん答えていただきます。 あ、それもちょっと違いますかね。 Q&Aみたいなつもりはなかったのですが、 林さんのマンガ製作にまつわるリアルな話がおもしろくて、 ついつい「え、それって‥‥」と質問すると、 すぐにキレのいい答えが返ってくる。 それがまたおもしろくて「え、じゃあ‥‥」と また聞く、また答える、という最高のくり返しだったのです。 聞き手は、自身もマンガ家志望だった、糸井重里。 あと、最近の人気王道作品を一通り読んでいるという理由で 糸井から「おまえも入れ」と言われたほぼ日の永田です。 マンガの表記は、漫画、マンガ、まんがとありますが、 このコンテンツでは「マンガ」で行こ
さあ、満を持しての登場です! 「常設展へ行こう!」を名乗る本連載には 決して欠かすことのできない美術館、 上野の「国立西洋美術館篇」。 かの「松方コレクション」をベースにした 見応え120点満点のコレクションを、 4時間半もかけてご案内いただきました。 全13回に渡って、たっぷりお届けします。 これを読んだら、ぜひぜひ、 東アジア最高峰とされる西洋美術の殿堂を、 訪れてみてください。 きっと、いっそう楽しめると思います! 担当は、ほぼ日の奥野です。 2016年、世界遺産に指定された ル・コルビュジエ建築の国立西洋美術館。 この「常設展へ行こう!」の連載が はじまる直前、地下にある 企画展示館の屋上防水更新の機会に、 創建当初の姿へ近づけるための リニューアル工事がはじまったのですが、 その一部始終を描いた ドキュメンタリー映画が公開中です。 で、これがですね、おもしろかった。 ふだんは、見
メディアに多数出演、 Twitterでの独自のキャラクターにファンも多い ロシア軍事研究家の小泉悠さんに、糸井重里が ウクライナ戦争の話をうかがいました。 なかなか語るのが難しい話題ですが、 軍事オタク出身で、ちょっとしたユーモアや キャッチーな話題などもはさみつつ、 やわらかく語ってくださる小泉さんのお話は、 身構えず、落ち着いて聞くことができます。 日本で暮らす私たちはこの戦争について、 どんな軸を持てばいいのだろう? 「知っておいたほうがいい部分」や 「考えておくべき部分」は、どこだろう? 戦争や軍事との向き合い方を考えるための なにかヒントになれば、と思います。 *2023年5月「生活のたのしみ展」でおこなわれた 「ほぼ日の學校 特別授業」を記事にしたものです。 >小泉悠さんプロフィール 1982年千葉県生まれ。 民間企業、外務省専門分析員などを経て、 2009年、未来工学研究所に
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