郵便事業会社、純損失189億円 9月中間2008年11月28日20時26分印刷ソーシャルブックマーク 日本郵政グループは28日、08年9月中間連結決算を発表した。昨年10月に民営化したので前年同期との比較はできないが、売上高にあたる経常収益は9兆4868億円、経常利益は4225億円。純利益は2224億円だった。郵便事業会社は郵便物の取扱数が減り、189億円の純損失となった。 配達や物流を手がける郵便事業会社は、郵便物の取扱数が前年同期より3%少ない91億5756万通。ゆうパックも0.8%減って1億3255万個だった。メールの普及に加え、景況感が悪化し、企業からの注文が減ったことが響いた。 窓口業務を担当する郵便局会社は、貯金残高が増えた拠点が拡大したり、新たな保険契約が増えたりしたことで手数料収入が増加。209億円の純利益を確保した。 ゆうちょ銀行は、国債中心に運用していたことが功を奏し、