熊本県の蒲島郁夫知事は15日、熊本空港(益城町)とJR三里木駅(菊陽町)を結ぶ空港アクセス鉄道計画(全長約10キロ)に関し、2019年度の調査結果を踏まえた全3駅(中間駅含む)の整備案を明らかにした。三里木駅は豊肥線との対面乗り換えを可能にするため、ホームを増設。空港の新駅はターミナルビル近くに高架駅を整備する。 三里木駅は、既存ホームと新設ホームの間にアクセス鉄道が乗り入れる。豊肥線の上下線とも列車を降りたホームの向かい側にアクセス鉄道が停車する想定で、県はスムーズな乗り換えを実現するとしている。 空港駅はターミナルビルの建て替え工事が先行するため、ビルへの直接乗り入れは見送り、連絡通路で接続する方式を採用した。県民総合運動公園(熊本市東区)周辺の中間駅は、高架上に駅を設けるとした。 同日の県議会一般質問で公明党県議団の城下広作氏(熊本市1区)への答弁。蒲島知事は「三里木駅は対面乗り換え