タグ

ブックマーク / lm-7.hatenadiary.org (5)

  • 眼が無くても世界は視える──アフォーダンスの概念── - A Successful Failure

    認知科学の基となる考え方にアフォーダンス(affordance)と呼ばれる概念がある。既に何十年も前に確立された理論であるにも関わらず、人の直感に反するためか、今日でもアフォーダンス以前の古典的な解釈が幅を利かし、ネット上でも誤った解釈に基づく記述をよく見かけるのが現状だ。エントリでは、佐々木正人著『アフォーダンス──新しい認知の理論』を参照して、アフォーダンスの基的な考え方を紹介する*1。エントリで扱う図も書からの孫引用だが、オリジナルは脚注で示している。アフォーダンスは、なぜ世界がこのように見えるのか、をまったく新たな視点で説明する。 視覚において網膜は重要ではない 人が奥行きを知覚するために、水晶体や眼筋の緊張、両眼の視線の方向差(両眼視差)などが決定的な役割を果たしていると説明されてきた。しかし、網膜の小ささを考えると、両眼視差は対象が数十メートルも離れると無効になる。両

    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2009/08/13
    アフォーダンスについて
  • クリントン長官のこどもの日へのメッセージ(和訳)と世界の子供たちの現実 - A Successful Failure

    読売新聞が報じたところによれば、クリントン長官が日のこどもの日にあて、子供たちの幸せを願うメッセージを発表した。米国国務長官がこどもの日にメッセージを送ることは異例ということだが、家族に関するメッセージを発表したいという国務長官の思惑と、日の祝日のタイミングがちょうどマッチしたということだろうか。 Japan Children's Day Hillary Rodham Clinton Secretary of State Washington, DC May 4, 2009 It is my pleasure to offer warm wishes to boys and girls in Japan on the May 5 occasion of Children’s Day. On this holiday, Japanese families celebrate the jo

    クリントン長官のこどもの日へのメッセージ(和訳)と世界の子供たちの現実 - A Successful Failure
  • ほのかちゃんを救う会は詐欺なのか? - A Successful Failure

    ほのかちゃんを救う会は両親が私財を削らず今の生活を維持したままドイツに渡り心臓移植を行うと言う方針を打ち出し、「私財削って借金してでも治療させるのが普通の親ではないか」と物議を醸した団体だ。もっとも筆者は2007年11月29日付エントリ『○○ちゃんを救う会の説明責任 その2』で示したように、両親が手術後にかかる費用も何とか工面したいと思うのは当然であるし、それを正直に救う会の方針として明記した姿勢は不器用だが好ましいと感じた。 しかしながら、残念ながらどうも状況がおかしいようだ。以下に救う会の行動についての疑問点を挙げる。これらの点について一刻も早く妥当な説明がなされることを強く望みたい。 注:2008年9月14日に最下部に追記したとおり、現時点においては、「ほのかちゃんを救う会」は善意の元で管理、運営されていると思われる。エントリで取り上げたように、多額の金額を扱うにしては運営に甘さが

    ほのかちゃんを救う会は詐欺なのか? - A Successful Failure
  • 『火垂るの墓』に対するロジャー・エバートのレビュー - A Successful Failure

    1年前のエントリ「『火垂るの墓』に対する最も参考になる米Amazonレビュー」は多くの関心を集めた。最近でも「日視覚文化研究会」で再度取り上げられるなどアクセスが続いている。一方、1年前556だった米国Amazonのレビューは1年を経た現在581までその数を伸ばしており、高評価を維持している。日Amazonにおいても米国に比べれば数は少ないが良いレビューが集まってきている。 実ははてなブックマークのid:saike氏のコメントで知ったのだが、『火垂るの墓』に関しては米国で最も著名な映画評論家の一人であるロジャー・エバート(Roger Joseph Ebert)が自サイトにおいてレビューを掲載している。心情に訴えるという面では米Amazonレビューの方が優れている面もあるが、『火垂るの墓』に対する著名海外映画評論家による専門的で論理的かつ客観的な評価が良く分かる素晴らしいレビューなので

    『火垂るの墓』に対するロジャー・エバートのレビュー - A Successful Failure
    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2008/08/20
    公開時に劇場で観て以来、見直す勇気がでない作品だが。いつか子どもといっしょに観なければならない。
  • そろそろ無農薬/有機栽培野菜に対する盲信を見直してはどうか - A Successful Failure

    スーパーの売り場には無農薬/低農薬栽培や有機栽培を謳った野菜が多く並べられている。それらは通常の野菜よりも高価だが、より安全でより美味しい野菜を求める人々に広く受け入れられている。 だが、当に無農薬/有機栽培野菜は通常の野菜よりも毒性が少ないのだろうか? またこれらの野菜は通常の野菜に比べ美味しいのだろうか? なんの疑いもなく、無農薬/有機栽培野菜の方が安全で、子供たちには良いものだと決めつけてはいないか? 仮に通常の野菜と比較してメリットがあるとして、それは追加コストに見合うだけの価値があるのだろうか? 前回、遺伝子組み換え品について取り上げたときと同様に、『メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書)』において参考文献を示した上で、必ずしも無農薬/有機栽培野菜の選択が理に適った行動ではない場合がある事実が記載されているので、それらに基づいてこの問題を考えたい。この

    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2008/08/20
    無農薬・有機栽培が贅沢品ってのはガチ。無農薬野菜がなければ中国野菜を食べればいいのよ、おほほほ
  • 1