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農業と歴史に関するtimetrainのブックマーク (11)

  • 昭和農業恐慌 | 大正・昭和10000日の追憶

    小作制度と貧農 明治時代となり江戸時代の封建的な制度が次々と改廃されていった。 そんな中、農村においては江戸時代以前から続く小作制度が継続し、半封建的な支配関係が続いていた。 小作制度とは、農民が土地の所有者である地主から農地を借りて耕作する代わりに、年貢として小作料を収めたり、小作料の代わりに農奴のように働いたりする制度である。 小作制度が継続されただけでなく、明治政府は地租改正によって農民の負担を重くした。 その為、土地を手放して小作人に零落する農民が続出し、全耕地の約4割が小作地となり、地主制が確立された。 小作制度の問題点はその小作人の地主への従属関係を築いたところにある。 小作農はあくまで地主と小作人の契約であり、法律上は両者は対等な関係にある。 しかし、労働者であれば条件が合わなければ職場も住む場所すら変えられるが、小作人はその労働が土地に縛られる為に、どうしても特定の地主との

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    timetrain 2024/03/12
    ものすごい重みを感じる。まだ途中・・
  • 将軍綱吉の火山性不毛地帯「関東ローム層」との闘い:江戸野菜の栽培(巽好幸) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    一広大な関東平野では野菜の栽培が盛んで、かつて世界一の人口を擁した江戸や現在4000万人を超える首都圏に暮らす人々のを支えている。このように江戸から東京にいたる歴史の中で市中や近郊で栽培されてきた野菜の多くは、固定種(在来種)といわれる遺伝的に安定したもので、これらは自家採種によって引き継がれてきた。この伝統を守ろうと、東京都では現在50種が「江戸東京野菜」に指定されて栽培されている。 この伝統野菜の栽培を推し進めたのが五代将軍徳川綱吉であった。 1603年に江戸幕府が開かれ1635年に徳川家光によって参勤交代が制度化されると、全国各地から武士が江戸へと流入し、それに伴って町人の数も飛躍的に増加した。こうなると幕府にとっての大きな課題の一つが料の調達であった。 米は全国に点在する天領から江戸へ運ばれ、魚介類は豊饒の海である江戸前から魚河岸に集まる。一方で当時の物流体制では野菜を遠隔

    将軍綱吉の火山性不毛地帯「関東ローム層」との闘い:江戸野菜の栽培(巽好幸) - エキスパート - Yahoo!ニュース
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    timetrain 2022/09/05
    綱吉ってなんか調べれば調べるほど超絶名君だったという印象に変わっていく。江戸時代の太平の心理的インフラ的基礎への貢献がすごい
  • 日本でなぜ蕎麦文化が花開いたのか:蕎麦と火山との密接な関係(巽好幸) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    夏そばのシーズン真っ盛りだ。王道の秋新に比べると味わいはやや淡白だが、一方で喉越しの清涼感は優れているように思う。こんなそばは、特に暑い日の夕方には凍結酒とざるでいただくのが何よりだ。 初夏の風に吹かれて白い花が揺れるソバ畑は美しい。私が初めてこの光景を目にしたのは小学生の頃。白いじゅうたんの背後には抜けるような青空と真っ黒な岩手山があった。その後大人になってソバの花を見た蔵王や御嶽山麓開田高原でも、同じような光景が広がっていた。こうして私の頭の中には、ソバ=火山という等式が出来上がってしまった。しかし、この関係は決して私の思い込みだけではないようだ(図)。 日列島の活火山、ソバ産地、黒ボク土の分布(産業総合研究所の原図を加工)と典型的な黒ボク土の断面(農研機構日土壌インベントリーの原図を加工)。 火山性の耕作不適土壌「黒ボク」に育つソバソバの産地が火山の山麓に多い理由の一つは、ソバの

    日本でなぜ蕎麦文化が花開いたのか:蕎麦と火山との密接な関係(巽好幸) - エキスパート - Yahoo!ニュース
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    timetrain 2022/08/17
    綱吉さん、そんなところでも日本を土台から変えていたとは知らなかった。
  • ここがヘンだよ農業チート - 「中世ヨーロッパでは播いた量の3倍しか収穫がなかった」

    はじめに言っておきますが、「中世ヨーロッパの収穫率(播種量→収穫量の倍率)が3倍程度だった」というのは資料上確かな事実であり、これ自体を否定する気は一切ありません。 しかしながらここから「ヨーロッパの農民は常に少ない収穫に苦しんでいた」だとか、「30倍にもなる稲は麦より優れた作物だ」なんて話に進んでいくのを見ると、それはちょっとおかしいぞと思います。 今回はそうした状況を生じる要因について見ていきながら、この数字のトリックを暴いていきたいと思います。 ■灌漑に関する話 農業の大きな区分として「天水農業」と「灌漑農業」があります。 これらは作物に対する水の供給方法の違いであり、前者は基的に降雨からのみ、後者は河川等から人為的に引き込む方法をとります。 日がどちらかといえば完全に後者が多く、代表的なのは言うまでもなく水田稲作でしょう。 また学校教育の世界史なんかでも、文明成立=灌漑農業とし

    ここがヘンだよ農業チート - 「中世ヨーロッパでは播いた量の3倍しか収穫がなかった」
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    timetrain 2021/04/05
    イギリスのデータは産業革命の遥か前でこの程度の差というのが興味深い。この後エンクロージャーとかあって再編されつつ、イギリスの森林は失われていっているはず。さらに効率化していってるのでは
  • 『反穀物の人類史──国家誕生のディープヒストリー』 農業の優越性という神話、国家の形成をめぐるパラドックス - HONZ

    『反穀物の人類史──国家誕生のディープヒストリー』 農業の優越性という神話、国家の形成をめぐるパラドックス いまからおよそ1万年前、人類は農業を発明した。農業が生まれると、人びとは必要な栄養を効率的に摂取できるようになり、移動性の狩猟採集生活から脱して、好適地に定住するようになった。そして、一部の集住地域では文明が興り、さらには、生産物の余剰を背景にして国家が形成された──。おそらくあなたもそんなストーリーを耳にし、学んだことがあるだろう。 しかし、かくも行き渡っているそのストーリーに対して、書は疑問符を突きつける。なるほど、初期の国家はいずれも農業を基盤とするものであった。だが、人類はなにも農業を手にしたから定住を始めたわけではない(後述)。また、メソポタミアで最初期の国家が誕生したのは、作物栽培と定住の開始から4000年以上も後のことである。それゆえ、「農業→定住→国家」と安直に結び

    『反穀物の人類史──国家誕生のディープヒストリー』 農業の優越性という神話、国家の形成をめぐるパラドックス - HONZ
  • 江戸時代の農民は本当に貧しかったのか?

    三沢文也a.k.a.青二才 @tm2501 フォロワーさんから頂いたなんだけど…学校で習った日史の片手落ち感を埋めてくれる。 人口の8割は農民の時代なのに、我々は農民を知らなすぎた 佐藤 常雄 の 貧農史観を見直す (講談社現代新書) を Amazonでチェック! amzn.to/2zZR2Kn 2017-10-31 19:06:51 三沢文也a.k.a.青二才 @tm2501 例えば、江戸~明治に移るにあたり、税金のとり方を米からお金に変えてるんだよね。 米だと価値が変動しちゃってまとまった資金にならないから。 いっぱい米が取れても金に変えられる金額がそれだけ増えると…市場原理のせいでそうはならないのよねぇ…。 2017-10-31 19:15:47 年貢から地租改正に行くところまでは習うけど、あれがなんでかまでキチッと習わない。 米で集めると収穫に地域格差ができたり、貨幣に変える

    江戸時代の農民は本当に貧しかったのか?
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    timetrain 2017/11/02
    まあ大飢饉も連発なんですけどね。これは時代的な太陽と地球気温の影響もあるけど。ただ江戸時代の農民が大変、というアピールは明治維新を正義にするためのプロパガンダと思ってる。金で取られる方がキツイさ。
  • 20世紀ぐらいまでの食べ物の作り方

    ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB 初期の農業の手法で有名な焼畑農業は石斧程度の簡単な道具で未開の森林を効率的に焼き払い開墾することが可能で耕地の確保更に森林の植物たちが持っていたリン・カリウム・カルシウムなどの養分を灰にして可溶化し効率良く土に供給し、雑草の種子まで死滅することもできた 2012-10-21 22:58:12 ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB さらには火の熱で土壌表層の生物が死滅することで土壌中の生物相を撹乱し活性化され土壌有機物の分解を促進させこれにより土壌中の窒素養分も供給することが可能になる。焼畑農業は植物の生育には3大要素と言われるほど重要な窒素・リン酸・カリウムを全てを満たすことができる 2012-10-21 23:02:04

    20世紀ぐらいまでの食べ物の作り方
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    timetrain 2016/11/07
    また読まねばならないやる夫作品が増えたでござる
  • 「農業大規模化」崩壊の歴史

    shinshinohara @ShinShinohara 「農業の大規模化」がマスコミを騒がしている。しかし、大規模農業が行われては崩壊を繰り返す歴史が日にあることを、多くの人が知らない。そのことを紹介してみたい。 2013-07-24 18:27:27 shinshinohara @ShinShinohara まず、奈良時代に「口分田」、いわゆる班田収授法ができて、農民は強制的に小規模農家となった(例外多し)。しかし怠けたり生活に困ったりして田畑を売ったり耕作放棄する例が絶えず、政府はやむなく墾田永年私財法を発布。「荘園」という大規模営農が全国に広がるようになった。 2013-07-24 18:32:23

    「農業大規模化」崩壊の歴史
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    timetrain 2013/07/25
    歴史の勉強としては楽しかった。だが、地元の労働力が必要だった時代と、機械による少数人数での大規模経営が可能になった現代との相違を無視してる時点で考察不足。やり直し。
  • 「土の文明史」はスゴ本

    土壌の肥沃さと土壌浸から歴史をとらえなおす快著。文明の発展は土壌の搾取と放棄のくり返しによるものだということが分かる。 ■ 結論 書のシンプルな結論を図で説明する(p.17より引用)。「土」はもっとも正当に評価されていない、かつ、もっとも軽んじられた、それでいて欠くことのできない天然資源である。肥沃な土壌は、地下からの岩石の風化と地表での侵、およびその間の微生物・昆虫・ミミズなどの生物と植物類の生態系のバランスの上に成り立っている。あらゆる文明の興亡は、「いつこの土壌を使い尽くすか」「肥沃度をどのように保(も)たせるか」に依拠する。土壌の生成を上回るペースで浸を加速させる農業慣行により、肥沃な土壌を失ったときが、文明の滅ぶときである。つまり、土の寿命こそ文明の寿命なのだ。 ■ 超広角で大深度で人類史的な視座 環境破壊が歴史を変えた着眼点に「土」をもってくるところがユニークだ。しかも

    「土の文明史」はスゴ本
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    timetrain 2010/04/28
    20年前にNHK特集「地球大紀行」最終話でこの話を見た。文明は土を使い果たしてアメリカへたどり着き、化石燃料の大量消費で文明の限界を超え、引き替えに温暖化やオゾン層破壊に行き着いたという。これは読みたいな。
  • 水と緑の地球環境:在来家畜の保護を 上野動物園が飼育--あすから展覧会も - 毎日jp(毎日新聞)

    用や運搬、鑑賞などのために改良され、飼育されている家畜・家禽(かきん)。ブタやニワトリなどが代表格だが、明治以降に外国から入ってきたものが多く、それ以前から日で飼われている「在来家畜」は数を減らしている。その価値を見直し、保護する試みが、上野動物園(東京都台東区)で進んでいる。 「在来家畜は、人とのかかわりが深く、日文化歴史を語るうえで欠かせない存在。希少種のトキなどと同じぐらいの価値がある」。上野動物園の小宮輝之園長はそう強調する。小宮さんは04年8月の園長就任以降、在来家畜の飼育に力を入れ、鳴き声が長いことで知られる国の天然記念物のニワトリ「東天紅」や州唯一の在来馬「木曽馬」など12種類が飼われている。 在来家畜のうち、ウシやウマは5~6世紀に朝鮮半島からやってきたとされる。「明治以降、肉や乳が多く取れる外国産の家畜が普及した。一方で、在来家畜は激減していったが、野生の希少

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    timetrain 2009/11/19
    明治維新以前からいた家畜を「在来家畜」という。維新後肉質等がいいのが入ってきて廃れた。秋篠宮殿下がこの在来家畜の研究者でいらっしゃる。へえ。
  • 大谷休伯という男がいた。侍と言うよりも、農政を担当する文官であった。:アルファルファモザイク

    ■編集元:癒し板「94 名前:癒されたい名無しさん 投稿日:2009/08/17(月) 02:43:01 ID:84q+qFI3」より 455 人間七七四年 :2008/10/13(月) 00:46:19 ID:/AzWYN/d 山内上杉憲政の家来に、大谷休伯という男がいた。侍と言うよりも、農政を担当する文官であった。 天文二十年(1551)の平井城落城により、山内上杉憲政は越後の長尾景虎の元に逃れるが、休伯は軍役に関わらなかったため許され、金山城主、由良成繁の元に身を寄せた。 しばらくすると休伯は、成繁の輝子の実家である館林城主、赤井氏より相談を受けた。彼の領地、館林の開拓をやってくれないか?と。 館林を調べたところ、その地は利根川と渡良瀬川という二つの大きな川による水害、冬の強風(からっ風)で火山灰や赤土が舞う風害、火山灰などの吸水性からくる水不足に慢性的に悩まさ、農民達も

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    timetrain 2009/08/23
    戦国のプロジェクトXだなー。
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