フランス図書館員協会(ABF),「図書館員の倫理綱領」を改訂 日仏会館図書室・仲本由佳(なかもとゆか) 2020年11月16日,フランス図書館員協会(ABF)総会は「図書館員の倫理綱領」の改訂版(Code de déontologie des bibliothécaires)を全会一致で採択した。「図書館員の倫理綱領」(Code de déontologie du bibliothécaire) (E084参照)は,2003年,ABFの評議会において採択され,17年の時を経て,今回初めての改訂がなされた。 本稿では,2003年版綱領の概要を述べた後,今回の改訂内容について紹介する。 ●2003年版の概要 2003年に発表された「図書館員の倫理綱領」は,公立および私立の図書館で働くすべての図書館員を対象とし,利用者の絶対的尊重を基本とした図書館員の義務を定めている。 綱領は「利用者」「資料」
香港の書店に並んだ人気児童小説「ハリー・ポッター」シリーズの書籍(2016年7月31日撮影、資料写真)。(c)Anthony WALLACE / AFP 【9月3日 AFP】米テネシー州ナッシュビル(Nashville)の学校で、エクソシスト(悪魔払い師)の助言を受けて、英国の人気児童小説「ハリー・ポッター(Harry Potter)」シリーズが図書館から排除されることになった。悪霊を呼び出しかねないという懸念からだという。 【関連記事】悪霊も退散? アルゼンチンの「悪魔払い教室」 同市にある「セント・エドワード・カトリック・スクール(St. Edward Catholic School)」のダン・リーヒル(Dan Reehil)神父は伊ローマや米国のエクソシストと連絡を取り、図書館から「ハリー・ポッター」シリーズを撤去するよう勧められたという。 地元メディアが入手した電子メールの中でリー
東京都中央区に所在する聖書図書館が、2017年6月30日で閉館すると発表しています。 同館は、1980年に日本聖書協会が開設したもので、約535種の言語の、5,300冊の聖書と辞書、研究書などを所蔵し、利用提供しています。 報道によると、貴重な聖書は青山学院大学に寄贈されるとのことです。 聖書図書館ご利用案内 http://www.bible.or.jp/library/lib01.html ※「聖書図書館は2017年6月30日(金)をもちまして閉館することになりました。」とあります。 Twitter(@AGU_Lib) https://twitter.com/AGU_Lib Facebook(日本聖書協会頒布部,2017/6/23) https://www.facebook.com/JBSBible/posts/2021013588158633
日時: 2016年8月10日(水)14:00〜17:30 場所: 京都大学人文科学研究所本館1Fセミナー室1 <アクセス> http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/zinbun/access/access.htm プログラム: 14:00-14:10 菊地暁(京都大学):趣旨説明 14:10-14:50 鈴木宏宗(国立国会図書館)「近代日本の図書館と宗教:公共図書館を中心に」 14:50-15:00 小林昌樹(国立国会図書館):コメント1 15:00-15:10 森洋介(近代日本書誌研究):コメント2 (小休) 15:20-15:50 岡野裕行(皇學館大学)「皇學館大学附属図書館の取り組みについて―建学の精神と図書館活動―」 15:50-16:20 金光英子(金光図書館)「金光図書館の存立の意義―布教興学に資し公共に奉仕する―」 (小休) 16:30-17:30 総
豪華な挿絵は17世紀には模倣され、プロテスタントのみならずカトリックにも使用されたという。(写真:上智大学提供) ドイツの宗教改革者マルティン・ルター(1483~1546)によって、ギリシャ語からドイツ語に翻訳された「ルター訳聖書」が、上智大学中央図書館(東京都千代田区)で公開されている。「フォイエルアーベント聖書」と呼ばれるこの豪華な聖書は、1560年に刊行(装丁は1674年)された旧約・新約聖書完本。 著名な出版家ジークムント・フォイエルアーベント(1528~90)は、宮中伯(中世ドイツの爵位の一つで大臣に相当)フリードリヒ3世からルター訳聖書出版の特権が与えられ、1560年から1602年までに13版を重ねた。これらは、フォイエルアーベント聖書と呼ばれ、公開中の聖書は貴重な初版本。 上智大学神学部教授の佐久間勤氏によると、聖書の教えを民衆に分かりやすく伝えるという目的で、この聖書には、
バチカンで近世豊後のキリシタン文書発見 [2014年01月25日 09:24] メールで記事を紹介する 印刷する (上)バチカン図書館所蔵の近世豊後のキリシタン文書。村の庄屋と五人組が改宗した元キリシタンの子孫の病死と土葬の様子を報告している(下)ガスを入れて密封し保存されている文書(マレガ・プロジェクト提供) カトリックの総本山バチカンのバチカン図書館で2011年に見つかった約1万点の文書が、マリオ・マレガ神父(1902~78年)が大分地区在任期間(32~50年)に収集した近世豊後のキリシタン関係史料だったことが24日までに、人間文化研究機構(東京都港区)などの調査で分かった。マレガ神父は集めた文書を基にして「豊後切支丹史料」を刊行していたが、原本の所在は長い間不明だった。見つかった史料には同史料集未収録の膨大な文書も含まれていて、今後は禁教下の豊後キリシタンの研究が進むと期待される。
聖書和訳デジタルアーカイブスと明治学院 明治学院大学図書館長 秋月 望 J. C. ヘボン(James Curtis Hepburn, 1815 - 1911)は幕末の激動期に、医療活動を行い、ヘボン塾を開き、『和英語林集成』を編纂して刊行したが、宣教医として来日したヘボンにとって、聖書の和訳こそは日本でなすべき大きな使命であった。新しい国家体制に移行し、未だ日本語の文体・語彙も定まらない中で、階層や年齢・性別を超えて多くの日本人に聖書の御言葉を伝えられるかたちで訳出する作業は、多くの困難をともなうものであった。教派をこえた宣教師や日本人信徒の共同作業で進められた初期の翻訳の成果は、単にキリスト教の布教・伝道の面だけにとどまらず、明治維新期の日本における近代西欧の思想や制度、価値観の受容に多大の影響をもたらすものとなった。その後、近代の日本語環境が整った大正時代には新約聖書の改訳が行われ、
米国教会図書館協会(National Church Library Association)が、会員数の減少や財政の悪化が原因で、2012年末をもって解散すると発表しています。同協会の季刊誌“Libraries Alive”2012年秋号では、解散を決断するに至った経緯とともに、協会会員向けに、会長のメッセージや今後の活動に役立つリソースリスト等が掲載されています。なお、Facebookで情報交換等の活動は続けられるようです。 Libraries Alive. 54(4), 2012. (PDF) http://www.churchlibraries.org/Docs/LibAlive124Fall.pdf National Church Library Association http://www.churchlibraries.org/
統一協会(統一教会)松濤本部が全国の地区長・教区長・教会長に、新たな指示を出した。統一協会の関連本を全国の公立図書館に購入させるため、信者にリクエストカードを入れるように促したものだ。 (略)先月までに「キング牧師と文鮮明師」と「ダーリンは韓国人」という二冊の書籍が出版されました。 文先生と統一運動を証するこれらの書籍が公立図書館に置かれればより多くの方の目にふれることになります。 このたび、この二冊の書籍を最寄りの公共図書館に「この本を購入してください」とリクエストを入れてくださるようお願いします。 図書館は、新刊書のみリクエストに応じてくれます。一つの図書館に、2、3のリクエストが入れば、図書館は公的な経費で購入。 各教会の壮年や青年を中心として、是非この行動の推進をお願いします。 【手順】(略) ※図書館は市民へのサービスとして、リクエストされた本を提供する義務があります。新刊の場合
現ローマ教皇ベネディクト16世が枢機卿であったころの13年前に、前教皇のヨハネ・パウロ2世に対して、バチカンの秘密文書保管所や図書館でアーキビストや司書職に就かせてほしいと願い出たものの、断られてしまっていたことをTelegraph.co.ukほか、各紙が紹介しています。 Pope Benedict wanted to be a librarian (2010/8/5付け Telegraph.co.ukの記事) http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/europe/vaticancityandholysee/7928493/Pope-Benedict-wanted-to-be-a-librarian.html Revealed, the day the Pope was told: No, you can’t be a librarian (20
図書館問題研究会(ともんけん)がお送りするイベント情報や緊急ニュース、そして会員のリレーエッセイ。 大地震によって被災されたみなさんに心からお見舞い申し上げます。 図書館問題研究会一同 ◆5月1日、練馬区立南田中「指定管理者」図書館が開館 練馬区では12館目の地区図書館である。小学校と隣接しており、雨の日でも子どもたちは濡れずに図書館へ来ることができる。 また、学校図書館支援員を管内(図書館のサービスエリア内)6校に1人ずつ配置している。 年間の委託料約1億3千万円、館長は元都立中央図書館の協力課長(全公図事務局担当)でお役人である。 2階建て延床面積は920.03平方メートル、蔵書は6万6千点。1階が一般、新聞・雑誌、閉架書庫(約1万冊収容)。2階が子ども室、青少年、集会室などである。 受託会社はTRCで社員は6人くらいである。 ◆これからは非公務員型の人事管理システム 慶応大学の高山正
① 自館で「えとき」+ NDC「18*」で検索 → ヒットなし ② 『日本仏教史辞典』吉川弘文館 1999 (182.1/ニホン)で「絵解き」を調べる →「説話画」をみよ、となっている。「説話画」の項をみると、「仏教経典にみる説話に対応する絵画作品。それを前にして絵解きが行われる 風習があった…」との記述がある。また、文末に参考文献があげられている。 ③ 自館で「説話画」,②の参考文献のタイトルで検索 → 以下の資料がヒットした(いずれも福井県立図書館所蔵) ・『絵解き』(一冊の講座) 有精堂出版1985 ・『日本の説話画』特別展覧会目録 京都国立博物館 1960 ・『仏教説話画の構造と機能』加須屋誠著 中央公論美術出版 2003 ・「国文学解釈と鑑賞」2003年6月号 特集「絵解き」
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