5.0ではKubernetes監視やコードコントリビューター制度も――CEO基調講演 基調講演には、Zabbix 創設者兼CEO Alexei Vladishev氏が登壇。「Welcome to Zabbix Conference Japan 2019! ~Road to Zabbix 5.0に向けて~」と題し、最新版のZabbix 4.4と、次期LTS(Long-Term Support)であるZabbix 5.0の動向を解説した。 Vladishev氏は、オープンソースソフトウェア(OSS)の動向について振り返りながら「クラウドプロバイダーに対抗するために、OSSが制約のある独自のソリューションに舵を切るケースが出てきています。しかし私はOSSがもたらす自由の理念を信じています。Zabbixはこれからも“ユニバーサル”な真のOSSを追求していきます」と強調した。 ユニバーサルとは、一部
Zabbix 2.4でJVMの監視を設定してみたメモです JMXの監視をZabbixに統合するにはZabbix Java gatewayを利用します 公式ドキュメントでは、インストール手順について「5 Java gateway」に、JMXによるJavaアプリケーションの監視設定について「14 JMX monitoring」に記述されています Java gatewayは2.0から導入された機能で、JMXをネイティブに監視することが可能です。 監視対象のJavaのアプリケーションとしてTomcatを用意してJMXを設定し、ZabbixのHostsに追加するところまでまとめてみます 以下のように、Zabbixサーバーおよびフロントエンドがインストール済みの環境にJavaゲートウェイを追加するように構成してみます Zabbixサーバー、フロントエンドとエージェントのインストールと設定方法については
Zabbix4.0の新機能の1つとして、HTTPエージェント監視の機能が実装されました。 これは、監視アイテムのタイプの1つとして実装され、Zabbix Serverから指定したURLに対してHTTPリクエストを送付して値を取得するといった機能です。 これまでのZabbixの場合だと、別途HTTPのリクエスト処理を行うスクリプトを作成して外部チェックアイテムで監視したり、Zabbix AgentのUserParameterを用いてZabbix Agentからスクリプトを実行して監視したりといった対応が必要でした。 しかし、4.0からはZabbix Serverが直接HTTPリクエストを呼び出して監視する機能が搭載されています。 さらに、この機能とZabbix3.4以降で実装されている保存前処理のJSONパース、XMLパース機能を組み合わせて活用すると、WebAPIを呼び出して、その応答結果
Zabbix とは OSS の監視ツールの1つであり、 Cacti、Munin、Nagios などと並んでよく使用されています。 監視方法の種類も豊富で、SMTP や HTTP、SNMP 経由等での監視手段がサポートされています。 また、エージェントを監視対象のホストにインストールすることで、ロードアベレージ、ネットワーク IO、ディスク容量などのステートも監視することが出来ます。 事前準備 予め Zabbix Server を用意しておきます。 OS (Ubuntu 14.04.5 LTS) Zabbix Server (3.0.9) 監視用ホストには以下を想定しています。 CoreOS stable (1353.7.0) Docker (version 1.12.6) Zabbix Agent (3.0.9) また、Zabbix Agent は10050番ポートで Zabbix Ser
初めての運用管理者が知っておきたい監視・ジョブ管理向けOSS構成例4つの比較まとめ:Zabbix+JobSchedulerで効果的な運用監視とジョブ管理(1/2 ページ) 「監視」と「ジョブ管理」はシステム運用の要といえるもの。オープンソース、商用ともに多様なツールが存在しますが、本連載ではオープンソースソフトウエア(以降、OSS)に焦点を当て、「Zabbix」と「JobScheduler」の活用法を詳しく解説します。監視やジョブ管理の機能を持つツールは種々存在しますが、その中でも特にオープンソースソフトウエア(以降、OSS)のZabbixとJobSchedulerを活用する方法について解説します。 前編となる本稿では、監視とジョブ管理の正しい在り方と、ZabbixやJobSchedulerを用いることによるメリット、TISが開発したOSSであるZabbixとJobScheduler連携ツ
Zabbixは、Webインタフェースから操作・閲覧が可能なオープンソースの統合監視ソフトウエアである。監視設定からグラフやマップといったグラフィカルな監視結果の閲覧までの操作がすべてWebインタフェースによる操作のみで可能になっている。大規模システムへの対応も可能で、データセンターに配置された多数のサーバーの一括監視や、1万台を超えるネットワーク機器の監視に採用されている実績もある。 日本語情報が充実していることも特徴だ。開発元であるラトビアZabbix SIAでは日本語マニュアルを公開しており、日本語でインストールや設定方法を学ぶことができる。日本語コミュニティサイト「ZABBIX-JP」でもドキュメントや、監視設定のテンプレートなどが提供されている。 グラフやマップで監視データを表示 監視データは以下の方法で利用できる。 ・グラフ 数値データ(整数または浮動小数)はグラフとして表示する
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