本田先生のblogで「就活情報メールの量が大学によって異なる(高偏差値大学にだけメールが沢山来る)」という事実をもって就職情報サイトの弊害が主張されています.就活情報サイトの弊害と言ってもいろいろなんで, 「問題を分割して考える」 というここをたまに除いている人にとっては,耳タコというかもうウゼェよっていう方針に従って考えてみましょう. さて,大学のランクによって提供される情報が異なるというのは私が大学生の頃から変わらないのですが,なぜこのようなことが起きるのかを求人情報提供のルートについて考えてみましょう. 第一に,株主経営者間のプリンシパル・エージェント問題は捨象しましょう.もし,専門経営者が株主の利潤最大化を無視して学閥優先をしているというのならば,これは専門経営者の背任問題です.ぜひ厳しく追及すべき問題でしょう. 企業側はなんとかして利潤最大化に資する人材を獲得しようとします.しか
こういう本を待っていたのだ、私たちは! 思わずそう快哉を上げたくなる。この本は私たちの職場で何が起きているか、私たちがそこで何を経験しているかを観察し、調査し、聞き取り、書き留め、分析し、理論化した素敵な本だ。「私たち」とは、主に飲食業や販売業などのサービス労働、一時的で不安定ないわゆる「腰かけ仕事」をしている若者や労働者の総称である。20代の頃から現在に至るまで、喫茶店・電器店・飲食店・コンビニ等で働いてきた私には、この本で取材・インタビューされている若者や労働者たちがまるで自分の同僚のように身近に感じられる。彼らのことが体験的によくわかる。たとえば、こんな声。人がひっきりなしにやってきて、何ごとも終わらないし、はじまらない、いつもサービスを提供している、しかも同じサービスを何度も何度も。客が本当に意地悪だったり、意地悪な感じで話したりしてきたら、こっちも意地悪な感じで話し、嫌味ったらし
方々で話題となっている毎日新聞の記事「<就職性差別>大阪の男性が提訴 派遣会社に賠償求める」(05/14/2006) を読む。大阪府の専門学校生が派遣会社の求人に応じて応募したところ、男性であることを理由に採用を断られたという内容。以下は記事から引用。 人材派遣会社の事務職の求人に応募したら、男性であることを理由に採用を断られたとして、大阪府内の専門学校生(29)が大手派遣会社5社を相手取り、大阪簡裁などに1社当たり15万〜5万円の賠償を求めて提訴していたことが分かった。大半の社が請求を認めたり、和解に応じた。性別を理由にした就職差別を巡る男性の訴訟は極めて異例。国会でも男性への差別禁止を明記した男女雇用機会均等法の改正案が審議されており、訴訟は潜在する「男性差別」への警鐘になりそうだ。 (略) 厚生労働省は、性別を理由にした就職差別を禁止する指針を出しているが、同法は女性差別をなくす趣旨
概要:就活中の学生に対して参考になる企業の採用情報。面接や試験に合格し採用されるためのコツ。 各企業の採用情報、私自身の就職活動で体験したこと、内定をもらえたコツなどを公開しています。 ぜひ参考にしてください。 このサイトは、携帯からでも見られるように簡素な作りになっています。 わずか3秒で面接官の心を掴み、面接合格率を格段にアップさせる『面接力』を手に入れる方法!~箱田式面接術~ ■メニュー ・採用情報 ・人事及び会社に関して 人事の生活から会社、趣味、考え方など ・選考・採用活動に関して 面接ではどこを見られているか、人事から見た学生、選考の裏側など ・仕事に関して 働くということ、特定企業・職種に関して ・就職活動に関してのアドバイス 見た目について、就職活動全般について ・その他 ・BBS ・履歴書の正しい書き方 ・人材派遣会社の社員ガイド ・会社が倒産したら?不景気時代のサバイバ
2006年06月20日00:45 カテゴリ書評/画評/品評Money 農業とかけて売春ととく - 書評 - 売春論 そのこころは、趣味と兼業が増えている。 少なくとも、本書によるとそのようである。 売春論 酒井あゆみ それにしてもなんたるsynchronicityだろうか。この本が到着したとたん、このページがはてブのホッテントリに登場するとは。 売春は、女性(いや、今や男性も)にとって、「最後の手段」だと考えられている。社会的な差別や蔑視がきつい分、収益も大きい、とされるからだ。 しかしその前提が根底から崩れていると著者は言う。 あまりに多くの女性が、マーケットに参加するようになったからだ。かつては「腹をくくらないと」入れなかったこの世界に、片や援助交際という名前で素人が参加し、片や「定職」を持ちながらパートタイムで春をひさぐものが増えているのだそうだ。「趣味」化と「兼業」化の結果、単価は
水島希(みずしま・のぞみ) 東大情報学環・交流研究員、SW-rpm主宰 http://www.swrpm.com 今年1月から続けてきた連載も、今回で最終回である。そこで今回は、日本の現状に立ち戻ろうと思う。そして、将来的に実現してほしいと(私が)考えている、安全で働きやすい性風俗産業の有り様を描き、そこにいたる道筋を示してみよう。 その前に、現実に向き合わなければならない。ここ数回の連載で、日本の状況は悪くなる一方だと書いた。そこに加えるべき風営法の改定が、先々月(5月)行われた。性風俗産業の状況が変化しつつあることを,実感していただけると思う。 今回の改正点のうち、セックスワーカーに影響してくる点は大きく2つある(※1)。まず、各地域の公安委員会に営業の届出をすると,届出受理書(あるいは届出確認書)が交付されることになった。また,この届出書を確認するために,警
調査は今年6月、首都圏などにあるニートの就職・自立支援施設4か所を選び、施設を利用したことのあるニートの若者155人について、行動の特徴や成育歴、指導記録などを心理の専門職らが調べた。この結果、医師から発達障害との診断を受けている2人を含む計36人、23・2%に、発達障害またはその疑いがあることがわかった。http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kyousei_news/20060824ik06.htm首都圏で就労を支援する施設に援助を求めに行った若者のうち、(軽度)発達障害の確定診断を既に受けていたのはわずか1.3%(2/155)だったという読売記事。ちなみに、一般人口における広汎性発達障害の有病率は1%程度と考えられている*1。(軽度)発達障害が広汎性発達障害以外の多様な状態を含むことを考えると、ハイリスク群で1.3%という数字は著しく低いが、心理の専門
大学院時代は女性の先生に研究指導を受けていたマイスターです。 その大学院では、学生の男女比率は半々くらいでした。 教員の方も、半々とまではいかないまでも、やはり女性教員が少なからずいたように思います。いわゆる学際系分野の大学院でしたが、普通に授業を履修していたら、結果として女性教員が担当している専門科目をいくつも受講することになっていました。 そんな環境に身を置いておりましたので、「女性教授」「女性研究者」は身近な存在だったのですが、そうでもない大学もあるようです。 【教育関連ニュース】—————————————– ■「東大、女性教授の割合がわずか3%台 経済、薬学部はゼロ」(読売オンライン) http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/mixnews/20060905ok04.htm ———————————————————— 東京大学の全教授に占める女性の
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