恋人と別れて30年が過ぎ、その元恋人の娘と出逢う夜 古い友人であるShellyからメッセージが届いた。「私の娘のAdrienneが日本に行くのだけれど、時間取って彼女と会ってくれるかしら?」 Shellyはアメリカ在住の白人女性だ。Shellyと俺との関わり合いは、過去に書いた。こちらを参照のこと。25歳に戻れた夜~ブライアン・…
中学生日記 「誰にも言えない」 (前編) ※以下、性暴力に関係する内容です。フラッシュバックを起こしそうな方はご注意ください。 続きを読む 鏡の法則(ハンカチを用意して読め!) 追跡「鏡の法則」 こいつらはカルト鴨 「鏡の法則」を読んで、どうにもうさんくさい話だと思っていたところ、やっぱりカルトではないかという指摘が出てますね。 さて、では、カルトではない宗教では、「許すこと」をどのようにとらえているのでしょうか。下のエントリで取り上げた『リンダの祈り - 性虐待のトラウマからあなたを救うために』(リンダ・ハリディ=サムナー、集英社)に、ちょうどいいエピソードが出ていたので紹介しておきます。 この本の著者リンダ・ハリディ=サムナーは父親による性虐待の被害者で、「加害者を許して忘れなさい」とか、「お父さんを許さなければ癒されない」というようなアドバイスに納得がいかず、苦しんだと書いています(
※以下、性暴力に関係する内容です。フラッシュバックを起こしそうな方はご注意ください。 ぬるい内容だったけど、意義はある ショッキングな前編に比べ、後編はわりとぬるい内容だったかな。ラジオのDJ、友達、彼女、保健の先生、担任の先生が突如一丸となって主人公を助け支えるという展開なんだけど、ちょっと都合が良すぎたような気がします。サバイバーにとって一番つらい、沈黙を破った後の周囲からの否認(「気のせいだろう」、「何かの間違いだ」など)、事件の矮小化(「たいしたことじゃない」「ただの悪ふざけだろう」など)、被害者側への責任転嫁(「お前が誘ったんだろう」「女みたいな顔だから悪いんだ」など)etc.が一切なくて、「自分から話す気になりさえすれば全て解決! 良かったネ☆」みたいな雰囲気だったので、「これはどこの絵空事ですか」とちょこっと思いました。まあ、そこまでやると話が悲痛になりすぎるとか、今悩んでい
小学校〜大学で人生のケーススタディーの授業を本格的に導入してみてはどうだろうか。 ワーキングプアの人、カフェの店主、サラリーマンなどの、リアルな普通の人々の人生における様々な目論見、状況変化、対処を、シビアに分析して徹底討論する授業をするわけだ。 欧米のビジネススクールで、企業のケーススタディーの授業があるが、あれの人生バージョンだ。 そもそも、ホームレスやワーキングプアの人たちへの救済策がなかなか進まないのは、人々の無知と偏見に起因するところがある。 しかし、「怠けてるからワーキングプアになったんじゃないの?」ということを言う人に対して、「偏見だ」「神経を疑う」「強者の屁理屈だ」と、人格非難によって、疑問そのものを封じ込めたところで、偏見はなくならない*1。 一方で、「ワーキングプアは構造問題だ」というテレビ番組の主張に対する「本人はやることやったの?」という疑問に対して、「それは構造問
Filed under economics, sex trade Posted on 2006/07/26 水曜日 - 19:57:41 by admin You can leave a response, or trackback from your own site. http://macska.org/article/148/trackback/ 43 Responses - “売買春合法化論者に問う:「コンドームなしの売買春」増加にどう対処するか?” 純子 Says: 2006/07/26 - 23:55:21 - まずは、対策を考える前に、現状を把握しておこう。 日本の場合は、戦前が(4)で、戦後はタテマエ(2)の実質(3)。 売春防止法は、「日本国民は買売春はしてはならない」と規定しているけど、罰則が設けられていないから、これは「なるべくしないようにね」という意味。 実質的には
水島希(みずしま・のぞみ) 東大情報学環・交流研究員、SW-rpm主宰 http://www.swrpm.com 今年1月から続けてきた連載も、今回で最終回である。そこで今回は、日本の現状に立ち戻ろうと思う。そして、将来的に実現してほしいと(私が)考えている、安全で働きやすい性風俗産業の有り様を描き、そこにいたる道筋を示してみよう。 その前に、現実に向き合わなければならない。ここ数回の連載で、日本の状況は悪くなる一方だと書いた。そこに加えるべき風営法の改定が、先々月(5月)行われた。性風俗産業の状況が変化しつつあることを,実感していただけると思う。 今回の改正点のうち、セックスワーカーに影響してくる点は大きく2つある(※1)。まず、各地域の公安委員会に営業の届出をすると,届出受理書(あるいは届出確認書)が交付されることになった。また,この届出書を確認するために,警
たまたま倫理や道徳のことを勉強をしていることもあってなんだが、話題になってることに口を挟みたい。特に自分が規範的意識が強いとかではないのだが、友人ともいえる人が自分の考えからあまりにも遠いところにいるのは道徳を訴える動機として駆り立てられるし、何よりもこんな中学生の作文みたいので何か言った気になってのが本当にアホだと思うので突っ込みたくなる。 問題となってるのは8月18日付の「日経新聞」に掲載された「子猫殺し」と題された坂東眞砂子という作家の文章である。一時的なソースがないため、直接引用はしないが特に問題はないだろう。 この話は以下の2点で批判することが可能である。1は彼女自身に対する批判、2は1の批判が妥当なことである理由と、彼女への道徳的批判を妥当ではないと主張する人への批判だ。 現代の功利主義的道徳から言えば、猫の嬰児殺しは猫の避妊手術よりも悪である。 自らの非道徳性を認めることの道
今でこそ頭はベリショー、足元はカーゴパンツにスニーカーとかでうろうろしているあたしですが、長い髪でフルメイクしてスカートはいて生活してた時期もあったんでした、そういえば。あれはあれで自分が「女装」または「女のコスプレ」をしてるみたいですごくおもしろかったです*1。やってみると化粧もおもしろかったし、そういう格好をすること自体はとても楽しかったことを覚えています。 でも1〜2年でそういう格好はすっぱりやめました。理由は「『女のコスプレ』期間中は、人生でいちばんたくさん痴漢に遭遇したから」。 髪を伸ばしてスカートはくようになったとたん、映画館で触られる、電車で触られる、帰り道の街灯下にパンツおろした男が待ち構えてる、あげくの果てに女性専用アパート*2に侵入した痴漢に包丁で切りつけられるというすげー嫌な事態に陥ったんです。全部が全部偶発的なもんならまだしも、特に最後のはそうじゃなかったのが怖い。
これまでジョンベネ事件については、敢えて取り上げずに来た。カー容疑者が真犯人か、あるいは違うのか、全く解らない。犯人で無いならば、なぜ自分が殺したと自白するのか理解できない方もいるだろう。しかし、小児偏愛事件は一般の事件とは異なる部分がある。例え自分が死刑になろうとも、愛する者との接点を持ちたい。自分が無関係な存在ではなく、愛する者と接点を持つ存在でありたい。そんな歪んだ愛情が、自白に繋がった可能性が全く無いとは言い切れない気がする。 小児性愛殺害事件が連続した昨冬、ロリータコンプレックスに関する私見を書いた。わざわざ別のサイトまで行って読んで下さる方はそういないと思うので、再掲します。 コンプレックス=劣等感は誤りと聞いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。正確に言うと劣等感はインフェリオリティ・コンプレックスといい、数多いコンプレックスのひとつです。敢えて訳せばインフェリオリティ=劣
(07/18)私はいかにしてニセ科学批判者と呼ばれるに至ったか (07/17)産総研がバイオインフォマティクスのワークショップを開催するようです (07/12)IBMがゲノムビジネスに本格参入するらしい (07/11)ホメオパシー助産師のビタミンK2の問題が裁判になった (07/04)日本トンデモ本大賞2010オープニングムービー (07/03)トゥーリオ・シモンチーニのがん治療についてのまとめ (03/29)『「トンデモ」批判の政治性と政治の未来』にコメントしてみる (03/24)ニセ科学商品バイオラバーについてのまとめ (03/23)正しい目薬のさし方 (03/21)科学なポッドキャストをまとめて紹介してみる はじめにお読みください(1) サイエンスニュース(122) 宇宙開発・天文ニュース(78) サイエンストピックス(57) バイオニュース(155) バイオインフォマティクス(17
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
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