MIYADAI.com Blog (Archive) > 本田由紀・内藤朝雄・後藤和智『「ニート」って言うな!』について内藤氏と後藤氏を招き宮崎哲弥氏と議論しました « 尊敬する中平卓馬に言及した文章をアップします | [videonews.com] 丸激トーク・オン・ディマンド更新しました » 参考:本田由紀・内藤朝雄・後藤和智『「ニート」って言うな!』光文社新書 宮台◆ 僕の院ゼミで若い衆が同趣旨の本を出そうとしてたが先を越されました(笑)。まず、「激増するニート」が「激増する少年凶悪犯罪」同様の大嘘だと本田由紀氏が明らかにします。次に、嘘の背後に「若者が悪いんだ」と噴出して自分を慰撫するヘタレなオヤジがいると内藤氏が喝破。最後に、出鱈目な議論で商売する浅ましき政治家や論者の軌跡を後藤氏が紹介する。ニート騒ぎはこれで終了かも。阿呆を名指しする記録本としてグッドです。 僕から加えると、ま
日本総研の新保センセ(ご無沙汰しておりまする)がナゼかCNETに降臨されておられます。 お題は「ネットインフラただ乗り論争の本質」。 一気に読了。センセ、相変わらずクールです。でもセンセ、CNET読者には難しすぎると思います。媒体特性考えて難易度下げてくだせぇ。 さて、これ、以前からセンセが指摘されておられることではあるのですが、 追加的な価値があれば消費者への価格圧力は当然 であり、 これまでよりも高速で高質かつ多様なサービスを、つまり追加的な価値を消費者が享受しているのであれば、相当の対価を支払うのが市場原理というもの という論点なんですが、B2B取引におけるバーゲニングパワーの作用については当然のこととして織り込んでおられるセンセがB2Cにおいては素朴にエンドユーザーに対して費用転化可能としてしまっているのがアレな感じです。 いや、センセの立脚点からされると、家計部門からの需要という
去る09年7月16日のトムラウシ山での遭難事故で亡くなられた方へ心よりご冥福をお祈りいたします。 はじめてご訪問の方はこちら(自己紹介および投稿リスト等)をご覧ください。
山口県光市の母子殺害事件の最高裁審理が始まったのに、その弁護人が私用を理由に欠席したという事件は、多くの人々を驚かせた。この事件の被害者遺族で裁判を闘っている夫に、多くの人々の同情と関心が集まっていることにもよるが、弁護人の戦術があまりに理不尽に思われたことにもよる。 もちろん我々は、これまでの審理の記録の詳細を知っているわけではないので、判断を下す十分な材料があるわけではない。しかしその点では、他の大部分の人々と同様であり、それでも一定の判断を暫定的にであれ下してゆかねばならない。なぜなら、被害者遺族は、積極的に民意に訴えかけているし、他方弁護人側も、死刑廃止運動の一環として、同様に民意へのアピールを行っているからである。 これで、弁護人がポイントを挙げたと見るのは、まったくの早計というものである。この弁護戦術が、多くの人々に道義にもとるものと見られたのはまず間違いない。その点で、死刑廃
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こういう本を待っていたのだ、私たちは! 思わずそう快哉を上げたくなる。この本は私たちの職場で何が起きているか、私たちがそこで何を経験しているかを観察し、調査し、聞き取り、書き留め、分析し、理論化した素敵な本だ。「私たち」とは、主に飲食業や販売業などのサービス労働、一時的で不安定ないわゆる「腰かけ仕事」をしている若者や労働者の総称である。20代の頃から現在に至るまで、喫茶店・電器店・飲食店・コンビニ等で働いてきた私には、この本で取材・インタビューされている若者や労働者たちがまるで自分の同僚のように身近に感じられる。彼らのことが体験的によくわかる。たとえば、こんな声。人がひっきりなしにやってきて、何ごとも終わらないし、はじまらない、いつもサービスを提供している、しかも同じサービスを何度も何度も。客が本当に意地悪だったり、意地悪な感じで話したりしてきたら、こっちも意地悪な感じで話し、嫌味ったらし
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方々で話題となっている毎日新聞の記事「<就職性差別>大阪の男性が提訴 派遣会社に賠償求める」(05/14/2006) を読む。大阪府の専門学校生が派遣会社の求人に応じて応募したところ、男性であることを理由に採用を断られたという内容。以下は記事から引用。 人材派遣会社の事務職の求人に応募したら、男性であることを理由に採用を断られたとして、大阪府内の専門学校生(29)が大手派遣会社5社を相手取り、大阪簡裁などに1社当たり15万〜5万円の賠償を求めて提訴していたことが分かった。大半の社が請求を認めたり、和解に応じた。性別を理由にした就職差別を巡る男性の訴訟は極めて異例。国会でも男性への差別禁止を明記した男女雇用機会均等法の改正案が審議されており、訴訟は潜在する「男性差別」への警鐘になりそうだ。 (略) 厚生労働省は、性別を理由にした就職差別を禁止する指針を出しているが、同法は女性差別をなくす趣旨
http://d.hatena.ne.jp/serohan/20060515#p1えーと。義務教育中の平日の子どもの昼食は給食がいいか弁当がいいか問題なんですが。私は子どもがいないので、この件に関しては、「一長一短なのでは?」「そんなもん、その学区の特色(共働き家庭が多いとか専業主婦のいる家庭が多いとか自営業者が多いとか貧困家庭がけっこーあるとか)によっても違ってくるだろう」とかいった、無責任な一般論しか出てこないのですが、この14日の朝日の朝刊に載っていたという記事はどうなんですかね。特に弁当賛成派もとい給食反対派のご意見。<給食反対派>・朝4時起きで一家4人分の弁当を作っているおかあさん・2人の子の弁当を作ってきた50代の女性の意見「お母さん! 給食に逃げないで、心をこめてつくりましょう。時間と手間をかけてくれることに子どもは喜びを感じる」「家庭で収入に違いがあるのは、本当の姿。画一的
以前エントリーには書いたのですが、 グラフをあげていなかったので、お伝えします。 ICVSという(International Crime Victim Survey)という調査です。暗数を含んだより正確な犯罪動向を掴むために33か国で実施されていて、龍谷大学の浜井浩一氏がその第4回(2000年)の調査で先進12ケ国を比較したデータです。 まず、不法侵入及び未遂↓についてはフィンランドに次いで2番めに低いのが日本です。画像をクリックすると大きくなります(以下同)。 さらに犯罪不安に最も影響を与える暴力犯罪被害↓については飛びぬけて低いのが日本です。日本は以前世界一安全な国といってよいでしょう。 だがしかーし、量刑意識↓となるとなんと犯罪大国、アメリカに続き日本が上から2番目。 これ↑21歳の青年による2度目の侵入窃盗に対する望ましい量刑を聞いたものです。 被害率が低いにも関わらず量刑意識が厳
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