タグ

書評に関するListlessnessのブックマーク (61)

  • 物語概論~これまでの記事をまとめてみる | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    これまでの物語をメタレベルで評価する記事(これがえらく評判がいいようなので)一箇所にまとめてみる。僕は、記事を、思いつきで一気に書いてあげるので、推敲なしで誤字脱字&論理誤謬の宝庫なので、おいおい改訂版と、より真意に近い形に加筆をしようと、思っている(思っているだけかも・・・)。 ちなみに、僕のブログは、独断と偏見に満ち満ちた上に、妄想なので、ひと時のつれづれなる無聊のために存在していると考えてください。あまり、真面目に受け取られても、根拠レスの思い込みなので、反論できません(笑)。 ある意味、こういう風に物語を読んだり、世界を見る『見方』を変えると、楽しいかもよ?というファンタジーへの誘いです。 <<物語の読み方・物語の定義とは?> 善悪二元論という思考パターンについて ■物語の二元論~物語の読み方 ■二元論の超克~三国志のパワーポリテクス/数字は2よりも3がすごい! ■二元論の系譜~ア

    物語概論~これまでの記事をまとめてみる | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
  • 武蔵野美術大学・今泉洋の書評ブログ: 『情報のみかた』山田 奨治(弘文堂)

    →紀伊國屋書店で購入 学科名に「情報」という言葉を持つ、美大では数少ない学科にいると、あらぬ誤解を受けることが少なくありません。ちょっと前まで、受験生からは「パソコンで絵を描く学科」、「ゲームをデザインする学科」と思われていたり……。 おそらくこれは、彼らの頭の中で「情報」という言葉が「コンピュータ」と非常に強く関係づけられているからでしょう。もっとも、そのコンピュータにしても「どういうことになっているか分からないけど、とりあえず何でもできる道具」くらいの存在なのではないかと……おっと失礼。 さて、看板に掲げた「情報」という茫洋としたものについてどう取り扱えば良いか、僕のような人間にとっては大問題なんですが、屋さんで見かけたこのの帯には「大人にもわかる」「小学生から読める大学用テキスト」と書いてあります。さらに曰く「コンピュータの原理や使い方を知ることだけが、情報についての勉強ではない

    武蔵野美術大学・今泉洋の書評ブログ: 『情報のみかた』山田 奨治(弘文堂)
  • 例の絶版本について・続き - Words and Phrases

    以前、http://d.hatena.ne.jp/june_t/20060309/p2 で取り上げた内容の続き。某所に書いたものだけど、こちらにも転記しようと思ってずっと放置していた。 あれこれブログ界隈を見ていて、どこで読んだか忘れたけど、「『科学とジェンダー』というテーマで安価な入門書がない」ことを指摘する記事を見た。絶版で参考文献とされているがのきなみ2,000円オーバー(シービンガーの訳などは5,000円オーバー!)であり、一般には手の届きにくいものであるのに対し、ブルーバックスはほかの新書と比べるとやや高めではあるが、このは税別なら1,000円を切れている。だから、絶版にしない価値があるのでは、ということらしい。(もちろんそのままの形で出し続けるということではなく、なんらかの手段を講じた上でのことだろうが。) ただ、わたしが見るところでは、今回絶版になったは、「科学とジ

    例の絶版本について・続き - Words and Phrases
  • 「統計学を拓いた異才たち--経験則から科学への一世紀--」 ザルツブルグ著 日本経済新聞社 - 道端鈴成

    統計学については、品質管理を初めとして、医学、薬学、農学、心理学、経済学、等々の広い領域における沢山のテキストや解説書が書かれている。統計ソフトウェアの解説書は山積みである。統計学の数学的な専門書もある。しかし統計学について論じたは非常にすくない。これは、時空に関する物理学、進化論、分子生物学、最近では複雑系などについて、その研究の歴史や哲学的意味が大いに論じられているのと対照的である。統計学はあくまでテクニックとして行うものであって、論ずるものではないと考えられているかのようだ。 しかし、人類の知的な探求の営みとして考えると、統計学には非常に興味深い特徴がある。まず、統計学的な認識は歴史的にかなり遅れて生じている。例えば、折れ線グラフや棒グラフなど、データのごく素朴な図示の方法だが、18世紀にイギリスのPlayfairが発案したものである。二つの変数の関連を示すごく基的な指標である相

    「統計学を拓いた異才たち--経験則から科学への一世紀--」 ザルツブルグ著 日本経済新聞社 - 道端鈴成
  • 『続・はじめて学ぶ ジェンダー論』についての感想 - ジェンダーとメディア・ブログ

    今日はの感想である。取り上げるのは3月に刊行されたばかりの『続・はじめて学ぶ ジェンダー論』伊田広行著(大月書店)である。『はじめて学ぶ ジェンダー論』の続編ということだ。「ジェンダー」や「ジェンダーフリー」「セクシュアリティ」などについてフェミニズム研究などの成果を引き継いだ書とある。http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4272350218/250-3073010-1026611 大変興味深いテーマなのでしっかり読もうと思ったが、ちょっと読み進めるだけで、「スピリチュアル」「<たましい>との交流」などがやたら強調され、ジェンダー論とは無関係な言葉があちらこちらに出てくる。細木数子や江原啓之ならちょっと恥ずかしいけど、このなら・・と女性読者が手に取る自分探しの一種かと思ったくらいだ。 このは、歴史的な視点を欠いているし、また「ジェンダー

    『続・はじめて学ぶ ジェンダー論』についての感想 - ジェンダーとメディア・ブログ
  • 『萌える男』 本田透著  ひきこもりのススメ① | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    有閑マダムさん の萌え男への書評を読んで、、、コメントを書こうと思ったのですが、思わず長くなったので、記事で上げさせていただき ます。(あのダメならばマダムさんの部分は削除しますので、いってください)。 http://ameblo.jp/dvdrentallife/entry-10011155368.html#cbox この話は、「誰が?」によって、スゴイ変わるので、興味深い意見でした(笑) 失礼な言い方ですが、あまりに ちゃんとした大人の女性の意見からは、こうなるぞ!という見 であった、と思ったことと、 この「萌える男」系統の意見には、実は僕は、ある大前提が隠されている、と思っているのです。 たぶん、そのことが、ちゃんと伝わって いない、と思うのです。 彼の議論の進め方は。 それは、 コミュニケーションによって実りがもたらされることはない、 という世界観・前提 です。 もう少し、細かく

    『萌える男』 本田透著  ひきこもりのススメ① | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
  • Something Orange - 本田透「萌える男」にかんする記事を読んでいろいろと考える

    「物語三昧」の田透「萌える男」にかんする記事を読んでいろいろと考える。 田透にかんしてはいつかまとまった量の記事を書こうと思っているんだけれど、こういう理路整然とした記事を読むと、なおさらその必要性を感じます。ぼくは田さんの論理展開にまったく賛同しないけれども、しかしかれの思想には無視できないものを感じているのです。 田さんの論理展開は、はっきりいって、でたらめです。宮沢賢治は「妹萌え」で詩を書いたとか、オタク恋愛ニートだとか、荒唐無稽としかいいようがない。 だから、その気になれば、かれの理論の間違いを箇条書きにして何十行もならべたてることもできるでしょう。しかし、いくらそうして 当の意味で田透を論破したことにはならないと思うんですね。 なぜなら、田さんの思想の質は、そのような枝葉末葉の部分(というにはあまりにも重要だけれど)にあるのではないから。 田さんの思想の根底に

    Something Orange - 本田透「萌える男」にかんする記事を読んでいろいろと考える
  • 明治学院大学・長谷川一の書評ブログ : 2006年02月

  • スチュアート・タノック『使い捨てられる若者たち』 - heuristic ways

    こういうを待っていたのだ、私たちは! 思わずそう快哉を上げたくなる。このは私たちの職場で何が起きているか、私たちがそこで何を経験しているかを観察し、調査し、聞き取り、書き留め、分析し、理論化した素敵なだ。「私たち」とは、主に飲業や販売業などのサービス労働、一時的で不安定ないわゆる「腰かけ仕事」をしている若者や労働者の総称である。20代の頃から現在に至るまで、喫茶店・電器店・飲店・コンビニ等で働いてきた私には、こので取材・インタビューされている若者や労働者たちがまるで自分の同僚のように身近に感じられる。彼らのことが体験的によくわかる。たとえば、こんな声。人がひっきりなしにやってきて、何ごとも終わらないし、はじまらない、いつもサービスを提供している、しかも同じサービスを何度も何度も。客が当に意地悪だったり、意地悪な感じで話したりしてきたら、こっちも意地悪な感じで話し、嫌味ったらし

  • 文芸評論家・加藤弘一の書評ブログ�:�『起源のインターネット』 喜多千草(青土社)

  • 文芸評論家・加藤弘一の書評ブログ�:�『インターネットの思想史』 喜多千草(青土社)

  • 『歴史学入門』福井憲彦(岩波書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 書評は、早瀬晋三著『歴史空間としての海域を歩く』または『未来と対話する歴史』(ともに法政大学出版局、2008年)に所収されています。 書は、著者福井憲彦が1997年から担当した放送大学歴史学の現在」のために作成した教科書が基になっている。4年後に改訂新版を出し、務校の学生を相手に講義して、学生の反応や感想文を参考にしているだけに、かなりこなれた教科書になっている。12回の講義を想定したつぎの題目を見ただけで、歴史学の基と近年の歴史学の傾向がよくわかる。 1 歴史への問い/歴史からの問い 2 証拠としての史料・資料 3 歴史の舞台としての環境 4 時間の認識と時代区分 5 歴史の重層性と地域からの視線 6 グローバルな歴史の捉え方 7 身体と病と「生死観」 8 歴史人口学が拓いた地平 9 人と人とを結ぶもの 10 比較というまなざし 11 政治文化の再考 1

    『歴史学入門』福井憲彦(岩波書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • http://booklog.kinokuniya.co.jp/sugihara/archives/2006/05/post_2.html

  • かめ?:うんざり呆れる事例集―――『壊れる男たち―セクハラはなぜ繰り返されるのか―』 - livedoor Blog(ブログ)

    北米トヨタ社長が女性秘書からセクハラで訴えられ、辞任した。 セクハラがあったか否か、などの事実関係は今後の調査を待たねばわからないが、まだ罪が確定しない段階での辞任。 以前、米国三菱自動車製造のアメリカでのセクハラ事件が不買運動を引き起こすほどの騒ぎに発展したため、トヨタとしては素早い対応をせざるを得なかったのだろう。 と、このぐらい「セクハラ」は大騒動になる危険をはらんでいるわけだ。 だから、心の中では 「なんで、たかだが会社の女にちょっと手を出したぐらいで騒がれなきゃいけないんだ? 女なんか、黙って男にやられてりゃいいんだよ。 やってもらえるだけ、ありがたく思え! それもこれも、ジェンダーフリーとか言い出すバカどものせいだ。 キョーイクが悪い、ニッキョーソの陰謀だぁ!!」 と思っていたとしても 「部下の女の子を二人っきりで事に誘うと、アブナイか」 ぐらいの考えは頭に浮かぶだろう、たい

  • おたくの旅路: 多民族国家「日本」

    なんやら斎藤先生と酒井順子氏が萌えだのモテだの言うてるから読んでみるわけだが。要するに、おたく文化関係のも多い斎藤先生と、「負け犬」という言葉を計算通りに一人歩きさせることに成功した酒井氏の対談集。 前書きで斎藤先生は「『負け犬』という言葉を流行させた理由は、カネに特化したあほな世間の『格差』という議論に、直行する軸である『恋愛』を組み合わせて格差論をすっころばせるため。『カネのある負け犬』という矛盾した存在をカネカネ言うてる連中に突きつけることが目的だった」と言ってますが、ワシらおたくにとってはその『恋愛』という価値軸が最大の問題だったわけで。 なんでもいいけど座標系を語る場合に忘れてはならんのは、「人間の居場所を決める価値軸は対数座標である」ということじゃなかろうかという気がするんだよな。つまり、効用はどんどん逓減していく。一人の女房が居ることは10人の妹がいる人間の1/10しか幸

  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 東大教官がすすめる100冊

    東大教官が選んだ新入生向けのブックリストとして、新書「東大教官が新入生すすめる」と、紀伊國屋書店のサイト[参照]がある。全部で1600冊程と膨大なので、まとめた。まとめるだけでは面白くないので、100冊に絞ってランキングした。 ■東大教官の観点 以下の3つの観点から選書している。 1) 私の読書から――印象に残っている 2) これだけは読んでおこう――研究者の立場から 3) 私がすすめる東京大学出版会の 1) は、読書経験の貧富がハッキリ見える。めったなを勧めるわけにはいかない。ほとんどが厳めしい古典、大御所を占める。ところが、ウケ狙いか、小松左京や村上龍、コミック「棒がいっぽん」などを推す教官がいて面白い。 2) の意味を拡大解釈する教官多し。何十巻もある「○○全集」を指定してくる人もいる。ゼミ生になったら生き字引代わりにでもしようとするつもりかしらん。オマエも全読してねぇだろ!

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 東大教官がすすめる100冊
  • 深夜のシマネコBlog: 書評 『若者殺しの時代』堀井憲一郎

    ●小学校低学年の25%「お金が一番大切」 ……どうせまた、くだらないことを言い出す香具師がいるんだろう。 “ヒルズ族”などが話題になる中で、中高生の5人に1人は「お金持ちはかっこいい」と考えている。 このたび経団連会長を退いた、このサイトの扉絵を飾っていただいている奥田……おっとO田碩や、新会長となったお手洗い(笑)さんも「お金持ち」だろう。堀江ではなくて、彼らをビジョンに抱くなら、それはOKなのか? ●書評 『若者殺しの時代』堀井憲一郎 こういうを社会学者やジャーナリストを名乗る人たちは多分読まないんだろうけど、ハッキリ言う。このには80年代の軽薄さのすべてが描かれている。ということは、すなわちバブルの発生と臨界を描いている重大なだということだ。 80年代をこれほどまでに明確にえぐったはない。というか、80年代を覚えている人は、絶対にこんなを書きたがらない。 なぜなら、80年代

  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    絵の超初心者ド下手くそ人間が、20日間絵を描いて感じたこと わたしは、「文の人」だ。絵を描くのは大の苦手。 そんなわたしが、ひょんなことから絵を描き始めた。 そうしたらおもしろくなって約20日間、なにがしかを描きつづけている。 未知の領域での挑戦は、発見が多い。 また、ここまで絵を描けない人間の挑戦は、あまりネッ…

    はてなブログ | 無料ブログを作成しよう
  • はてな

    自動的に移動しない場合はをクリックしてください。

  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: コンピュータの名著100冊

    仕事でコード書いてた頃の話。 机上に「」というメディアは無かった。プログラミングといえばお手のコピペ&手直しで仕上げてた。だから、せいぜい入門書やリファレンスといった辞書的なやつだけで、3年もすれば「古い」と引き出しの中へ。 だから、いつまでたっても上手なのは「お作法」だけ。あたりまえだ。仕様を実装したコードに「似た」コードやパターンを探し出す→コピペがプログラマの仕事だと思ってたから。ネットの情報が「全て」であって、「考える」とは、「いかにお手に合わせるか」だったから。 プログラマというよりも、むしろ「コーダー」。その辺は「プログラマになれなかったわたし」[参照]に書いた。 ここでは、「コンピュータの名著・古典100冊」の既読リストで恥さらし。いかにちゃんとしたを読んでいないかがよっく分かる、なさけない。 書はプログラミングに限らず、ソフトウェアエンジニアとしての libera

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: コンピュータの名著100冊