【AFP=時事】フランス捜査当局は11日、今年3月にドイツの格安航空会社ジャーマンウイングス(Germanwings)の旅客機を故意に仏アルプス(Alps)の山中に墜落させたとみられるアンドレアス・ルビッツ(Andreas Lubitz)副操縦士が、墜落までの過去5年間に41人の医師の診察を受けていたことを明らかにした。その上で、この過失致死罪の責任を負うべき人物がいないかどうかを見極めるため捜査を拡大する方針を発表した。 独墜落機の副操縦士、「直前の便で急降下を練習」 仏当局 フランスのブリス・ロバン(Brice Robin)検事はパリ(Paris)で墜落機の乗員乗客の遺族約200人と面会した後、ルビッツ副操縦士が、墜落までの1か月間の7人を含め、過去5年間に41人の医師の診察を受けていたことを明かした。 ロバン検事は、精神病を患っていたルビッツ副操縦士は失明を恐れて一般医、精神科医