通信教育大手ベネッセコーポレーションの顧客情報流出事件で、東京都内の弁護士12人が3日、「被害者の会」を結成し、年明けにも同社に損害賠償を求めて集団訴訟を起こすと明らかにした。ホームページなどで参加を呼び掛けている。 ベネッセホールディングスの調査では、約3504万件(約4858万人分)の個人情報が名簿業者に売却されたことが判明。同社は9月、1件当たり500円分の金券を被害者に送付すると発表した。 弁護団は同種事案の判例から、より高額の賠償が認められる可能性が高いとみて、1人当たり10万円程度を請求する方針。年内に参加した被害者で東京地裁に1次提訴するという。 詳細は、「ベネッセ個人情報漏えい事件被害者の会」のホームページか、弁護団事務局03(5209)0120まで。
「プライバシーマーク」を管理する財団法人・日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)は11月26日、ベネッセコーポレーションの個人情報の取り扱いに関して、プライバシーマークの付与を取り消すことを決め、同社に通知したと発表した。 プライバシーマークは、個人情報を適切に保護する措置を講じていると認められた事業者が付与されるマーク。ベネッセも取得していたが、7月に顧客情報の大量流出が発覚した。 JIPDECはベネッセの漏えい事件を受けて7月、「事実関係を確認した上で厳正に対処する」と発表。「プライバシーマーク制度委員会」による審議を経て付与取り消しを決めた。 関連記事 個人情報流出で弁護士がベネッセ提訴へ 訴状のひな形公開、「500円で納得できない人は参加を」 自分と子どもの個人情報が流出し、プライバシーが侵害されたとして、弁護士がベネッセに慰謝料を求める民事訴訟を提起へ。訴状のひな形も公開し、「
【この訴状及び今後公開する準備書面などはあくまで個人で訴訟を行う方に向け公開し,使用・改変等を許諾しているものです。ないとは思いますが,弁護士に依頼されて訴訟を行う場合に利用する場合には,事前に私宛に許可を取って下さい。引用部分を除いて著作権は私にあります。】 私と子供の個人情報も漏れていたため, 株式会社ベネッセコーポレーション及び株式会社シンフォームに対して訴訟提起をすることに致しました。 個人情報流出に対する慰謝料の損害賠償請求訴訟(民事)です。 とりあえず,これまでの裁判例から認められるであろう慰謝料額として,私が3万円にしています。 また,子供はこれから一生のことであり,10万円の慰謝料にしています。 11月末日に提起予定です。 事実関係に争いはないので,早めに裁判を終わらす意向です。 過失の有無と慰謝料の額のみが争点となると思います。 それでも裁判なので,手間暇を考えるとなかな
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