男性化粧品メーカーのマンダムは18日、30〜40代の中年男性に特有な脂っぽいにおい“おやじ臭”の成分を特定したと発表した。20代の汗臭や、50代の加齢臭とも違い、頭部などの汗が細菌にによって分解・生成される「ジアセチル」で、発生防止にはケイヒやカンゾウなどのフラボノイドを多く含んだ植物エキスが有用という。同社は今後、こうした成分を含んだシャンプーなどの商品開発に応用する。 【知らなかった】船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」悪臭疑惑を語る 同社が行った男性体臭の調査結果では、「脂っぽいにおい」の体臭が30〜40代の中年男性に年齢と共に増え、体臭が頭部などに集中していることが明らかになっていた。しかし、これまで知られている年齢と共に増える加齢臭の原因物質「2−ノネナール」の発生が顕著になるのは50歳代以降でということで、新たなにおいの原因物質の存在があると予測し、未知のにおい成分として