使い過ぎユーザーは制御、でもスマートに――スマホ時代のドコモ流トラフィック制御:CEATEC JAPAN 2011 スマートフォンの普及でトラフィックが急増し、その対策に追われる通信キャリア。利用が多いユーザーへの通信制御も対策の1つだが、ドコモの制御技術はとてもユニークだ。 フィーチャーフォンに比べて、格段にパケット通信量が増えるスマートフォン。このスマートフォンが本格的な普及期に入ったことから、通信キャリア各社がトラフィック対策に本腰を入れ始めている。 CEATECでキーノートスピーチを行ったNTTドコモ 取締役常務執行役員の岩崎文夫氏も、トラフィック対策に言及し、自社の取り組みを紹介した。 同社は2010年後半から、スマートフォンへの本格的なシフトを開始し、製品ラインアップを拡充。その戦略が功を奏し、スマートフォンの販売台数が急速に伸びている。8月末時点の累計販売台数は300万台に迫