松本市のアルウィンで、Jリーグ2部の松本山雅FCのホーム試合時にスタンド裏で売られる「スタめし」(スタジアムの食事)の出店数が昨季より倍増し、来場者には観戦以外の新たな楽しみになっている。クラブ側は販売スペースを「YAMAGAFOODIUM」(ヤマガフーディアム)と名付けてアピール。「甲信ダービー」となる6月2日のヴァンフォーレ甲府戦に向け、出店各店も食で会場を盛り上げようと張り切っている。 ソースかつ丼弁当などを販売する明治亭(駒ケ根市)、安曇野産の農産物やおやきなどを販売する安曇野市農業再生協議会など10店が今季から加わり、毎試合計20店が出店。明治亭営業部長の下平孝行さん(60)は「ザスパ草津戦(27日)が引き分けだったので今度こそ勝てるよう、当日は朝4時から気持ちを入れて仕込みます」と力を込めた。 他にも山雅のチームカラーに合わせてホウレンソウを練り込んだ緑色の「松本山雅餃子(