「角川書店」で知られるKADOKAWA(東証1部上場)と、動画配信大手のドワンゴ(同)は経営統合する方針を固めた。来年春にも持ち株会社を設立して2社が傘下に入る。KADOKAWAは出版や映画、ゲームなどのコンテンツ(情報の内容)に強く、ドワンゴは若者に人気のインターネット動画サービス「ニコニコ動画(ニコ動)」などを手掛ける。豊富なコンテンツと高いネット発信力を併せ持つメディアが誕生する。日本の
ドワンゴが2月4日に発表した2009年10月~12月期(2010年9月期第1四半期)連結決算で、ポータル事業(ほぼニコニコ動画)の赤字幅が前年同期約3分の1となる1億3800万円に縮小した。同事業の売上高は12億9900万円で、前年同期比約2倍に拡大した。 「ニコニコ生放送」人気などでプレミアム会員数が拡大(12月末時点で62万人)し、収益に貢献。広告も伸び、09年12月の広告収入は過去最高となった。 回線やサーバなどインフラ費用の増加は落ち着いたが、新サービスへの先行投資や、全国をめぐるイベント開催費用などが発生、赤字解消には至らなかった。12月末の登録会員数は1528万人、モバイル版は459万人。 連結売上高は、前年同期比9.6%増の76億2600万円、営業利益は10.6%減の4億4300万円、純利益は同5.9%増の3億300万円。 関連記事 「ニコ動」含むポータル事業は4億7500万
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く