ロンドンオリンピック、サッカー女子の「なでしこジャパン」。 予選リーグ3試合を終え、1勝2引き分けのグループ2位で決勝トーナメントに進みました。 第3戦の南アフリカ戦、日本の佐々木則夫監督は、ヤマ場となる準々決勝を見据えた采配を見せました。 金メダルを目指す「なでしこ」のこれまでの戦いぶりと決勝トーナメントの展望について、オリンピック取材班の清水太記者がお伝えします。 順当に決勝トーナメント進出を決める 2試合を終えた時点で、はやばやと決勝トーナメント進出を決めた「なでしこ」。 世界一に輝いた日本の実力からすれば、ある意味、順当な結果です。 しかし、何が起きるのが分からないのがオリンピック。 その大舞台できっちりと力を発揮し、2試合で決勝トーナメント進出を決めたことは評価するべきでしょう。 それ以上に、早い段階で進出を決めたことで、第3戦の南アフリカ戦を準々決勝を見据えたテス