安倍晋三首相が20日、阿部守一知事らと県庁で意見交換した際、台風19号の影響でしなの鉄道(上田市)の上田(同)―田中駅(東御市)間が運休している問題について、JR北陸新幹線(長野経由)による代替輸送を「やります」と述べたことが分かった。意見交換は冒頭を除き非公開。関係者によると、首相は新幹線による代替輸送実現に強い姿勢を示したという。 同区間は、1日に約4500人が利用し、通勤や通学に大きな影響が出ている。特に県教委によると、約1400人の高校生ら生徒が利用している。 また、国土交通省鉄道局の水嶋智局長が同日、運休の原因となっている東御市の千曲川の護岸崩落現場を視察。水嶋局長は取材に、新幹線による代替輸送について「学生に負担がないように調整していきたい」と述べた。 バスによる輸送は生徒数が多いだけに、車両と運転手の確保が課題になる。このため県は、JR東日本に新幹線による輸送を要請。JRが検
台風19号の記録的な大雨の影響で、長野市赤沼にあるJR東日本の「長野新幹線車両センター」が浸水し、北陸新幹線(長野経由)の車両全30編成のうち3分の1に当たる10編成120両が水に漬かった。JR東日本は13日夜、東京―長野間で運転を再開したが、14日以降も当面、本数を減らして同区間で運転する。 再開して最初の東京発あさまは13日午後10時半前に長野駅に到着。長野市の女性(32)は10日から家族で韓国に旅行した帰りで14日は仕事があるとし「何とか13日中に到着して良かった」と疲れた表情で話した。JRは14日以降に運転を取りやめる新幹線の乗車券などを事前購入した人には、払い戻しで対応する。 新幹線車両の浸水被害について、国土交通省鉄道局は「ここまでの規模は知る限りない」。センターでは一時職員が孤立したが無事だった。 同社によると、北陸新幹線はJR東日本所有のE7系19編成、JR西日本のW7系1
中西さんのスマホに残るメッセージのやり取り。9月27日の噴火後、小野田さんからメッセージが届き、中西さんは励ましのメッセージを送り続けた 「若い人が何人も亡くなった。(犠牲者の最期について)話すのは生かされた者の務めではないかと思った」。9月27日、御嶽山の頂上にいて噴火に遭遇し、生還した愛知県豊川市の会社員小野田猛さん(52)が5日までに、信濃毎日新聞の取材に応じた。倒れた人を助けられなかった後悔から、あまり詳しい状況を話してこなかった。だが、婚約者に背中を押され、噴火直後の頂上の悲惨な様子を明らかにした。 単独で御嶽山に登った小野田さんは噴火当時、山頂の剣ケ峰にある御嶽神社頂上奥社の小屋近くで休んでいた。地鳴りのような音を聞いて振り返ると、猛烈な速さで真っ黒い噴煙が迫ってきた。 すぐ小屋の軒下に逃げた。ほんの数秒で周囲は真っ暗になり、軒下に続々と人が押し寄せてきた。「生きてるか」「
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