伊那市は6日、市内を映画やドラマの撮影地にした脚本家三谷幸喜さんに市芸術文化大使を委嘱した。コメディー作品を多く手掛ける三谷さんは、市を通じて「伊那市のために全身全霊を尽くして頑張りたい。伊那市に骨をうずめる覚悟でいます(まだまだ先のことですが)」とコメントした。 三谷さんが監督した昨年10月公開の映画「ステキな金縛り」は、深津絵里さん演じる弁護士が、証人としての出廷を頼むために落ち武者の幽霊(西田敏行さん)を訪ねる場面を同市高遠町三義で撮影。同11月にWOWOWで放映されたテレビドラマ「short cut」は同市長谷の秋葉街道で撮った。いずれも市職員らの伊那谷フィルムコミッションが誘致に関わった。 この日は白鳥孝市長が、東京で舞台の稽古中の三谷さんを訪ね、委嘱状や大使の名刺100枚を手渡した。委嘱期間は2015年3月末まで。市長は「映画や舞台などさまざまな場面を通じて伊那市の魅力を発
ワイン大手のメルシャン(東京)は4日、北佐久郡御代田町馬瀬口の「メルシャン軽井沢美術館」の収益環境が厳しいとして、11月6日に閉館すると発表した。町は「美術館は町観光の中心と考えてきた。何とかいい形で施設を残せないか今後、協議していく」としている。 同社広報グループによると、施設の後利用方法は未定。従業員は7人で、このうち地元で雇用された3人は閉館までに退職する方向という。 同館はウイスキー蒸留所の敷地に、たる貯蔵庫群を改修して1995年に開館。メルシャンが株式の86%を持つ会社が運営し、美術館のほかミュージアムショップなどがある。所蔵品はなく、作品を借りてこれまで29の企画展を開き、累計で約87万人が訪れた。 同グループによると、来館者は96年の10万人をピークに近年は減少気味だったという。「地元の方たちを中心に支えていただき、非常に残念だが、経営資源の選択と集中の観点から総合的に
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