サイトウ・キネン・フェスティバル(SKF)松本総監督の小澤征爾さん(76)が、今夏のフェスでは指揮をしない見通しであることが6日、分かった。複数の関係者によると、体力の回復が芳しくなく、長時間の指揮をこなすのは難しいと判断したためとみられる。小澤さんがタクトを振らないことになれば、1992年にSKF松本が始まって以来初めて。7日にもSKF松本実行委員会が発表する。 同実行委は昨年10月、今夏のフェス(8月9日~9月8日)で小澤さんがオペラ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」4公演(8月19、27、29、31日)を指揮するとの公演概要を発表した。だが、今年1月に水戸市や岡山県倉敷市での指揮を体調不良で降板。3月に横浜市などで指揮を予定するオペラ4公演も出番を縮小することになっている。 小澤さんは2010年1月に初期の食道がん、昨年1月には腰部ヘルニアの手術を受けた。同8月のSKF松本では、肺炎
松本市で開催中のサイトウ・キネン・フェスティバル(SKF)松本の公式公演「あがたJAZZコンサート」は17日、同市あがたの森文化会館講堂で開いた。サックス奏者本田雅人さん(48)率いるビッグバンド「B・B・Staton(ビー・ビー・ステーション)」の軽やかな音色に、約350人が聞き入った。 バンドは、本田さんの出身校である国立音楽大(東京)の学生11人と、本田さんを含むプロ奏者5人で編成。「A列車で行こう」「イン・ザ・ムード」など10曲余を披露した。本田さんらプロのソロがあるたび、会場からは歓声と大きな拍手が起こった。20日の「ふれあいコンサート2(II)」に出演するギタリスト渡辺香津美さんが飛び入りし、一緒に演奏する場面もあった。 SKF松本でジャズのビッグバンドのコンサートを開くのは、今回が初めて。いろいろなジャンルの音楽を取り入れよう―という総監督の小沢征爾さん(75)の意向を反
ロックバンドを組む中学生、高校生が県内で増えている。プロのガールズバンドの人気もあり、楽器店や貸しスタジオは「特に女の子が増えた」という。高校の軽音楽部員や、全県規模の演奏会に参加するバンドも増加。かつてのロックはメッセージ性や反体制色が濃かったが、今は気軽に仲間と演奏を楽しむことが主眼となり、保護者らの理解も得やすいようだ。 今月15日夕、長野市内の貸しスタジオ。同市東北中2年生の5人組ガールズバンド「逃げちゃえ。」が演奏を始めた。力強く、リズミカルなドラムの音。ベースの低音とエレキギターの高音、キーボードのメロディーが重なる。ボーカルが声を合わせると、5人の顔が輝いた。 9月の同校文化祭での演奏を目指し、3月から月2回は集まって練習している。女性3人の「チャットモンチー」など、プロのガールズバンドの曲が中心。「かっこいいから、やってみたい」と結成を呼び掛けたベースの宮沢奈波さん(1
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