経営難に苦しむ千葉都市モノレールといすみ鉄道(本社・千葉県大多喜町)が、アニメファンという新たな客層発掘に乗り出した。モノレールはご当地アニメの登場人物を起用、いすみ鉄道は公募でオリジナルキャラクターを決定。 国内では、埼玉県久喜市の旧栗橋町が、鉄道で働く女性をイメージしたトミーテックのキャラクター商品「鉄道むすめ」のヒットで街おこしに成功、岩手県の三陸鉄道も東日本大震災前まで同じシリーズのキャラクターで全国からファンを集めるなど、鉄道とアニメの相性は悪くない。 モノレールは昨年10〜12月にテレビ放映され、千葉市を舞台としたアニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」のイラスト入り記念切符を14日から発売する。元千葉市在住の伏見つかささんのライトノベルをアニメ化し、千葉そごうをバックにモノレールが走るシーンなど、市内の風景を描いた場面が数多く登場する。モノレールによると、放映中は、「聖地巡