中部森林管理局(長野市)は28日、県内の国有林でブナ、ミズナラ、コナラの結実状況を調査した結果を公表した。3種の木が付けるドングリは熊の餌になることから、出没予測の判断材料となる。県内全域で「不作」や「凶作」の地域が大半だった昨年と比べると「並作」や「豊作」が増えたものの、依然として「不作」が最多…
県都市計画審議会は10日、ウェブ会議を開き、中信地方と新潟県を結ぶ地域高規格道路「松本糸魚川連絡道路(松糸道路)」のうち、安曇野市に新設する区間の計画案を妥当と判断した。県はこれを受けて来週にも都市計画決定する。 新設区間は長野道に新設する安曇野北インター(IC、仮称)を起点に、高瀬川右岸の県道…
土石流が起きた下馬沢川一帯=6日午後0時32分、茅野市宮川(河川管理者らの承諾を得て小型無人機で撮影) 茅野市宮川高部の下馬沢(げばさわ)川で5日夜の大雨により起きた土砂災害は、上流部に複数ある沢のうち4本から土砂が流出し、大規模化したことが7日、県への取材で分かった。
JR小海線の海瀬(かいぜ)駅(佐久穂町)が「日本で1番海岸線から遠い駅」であることが、JRの依頼を受けた土地家屋調査士団体の調査で分かった。小海線には南牧村にJR鉄道最高地点(標高1375メートル)もあり…
中信地方と新潟県を結ぶ地域高規格道路「松本糸魚川連絡道路(松糸道路)」計画を巡り、県と安曇野市は1日夜、市内の新設区間の詳細なルート案などについて地域住民に説明した。これまで幅50メートルのルート帯案を「最適」として公表していたが、さらに絞った幅9・5メートルのルート案を提示。県の担当者は「年内の…
東筑摩郡山形村などで23日、砂嵐が発生した。村によると、例年1~5月ごろに頻発し、畑の土が風で巻き上げられる。松本市北部の高台からは、山形村方向から土煙が広がる様子が見えた。気象庁は「風が特に強かったわけでないが、空気の乾燥に加え、地形などの条件が重なり砂嵐が発生したとみられる」(予報課)としてい…
県は7日、新型コロナウイルスの感染が拡大している北信広域圏(中野市、飯山市、下高井郡山ノ内町、木島平村、野沢温泉村、下水内郡栄村)のうち、感染者の発生が相次いでいる中野市と山ノ内町について、同日から20日までの2週間を「集中期間」と位置付け、感染防止対策を強化すると発表した。地元医師会などと連携し…
長野市の善光寺は3日、二年参りや初詣の参拝者でにぎわう年末年始の新型コロナウイルス感染対策について、事前にお参りする人を制限はしないものの、混雑状況の予想を示した上で境内などをライブカメラで中継し、分散して参拝するよう呼び掛けると発表した。人数制限などを検討する寺社もある中、宗派を問わずに老若男女…
松本市安曇の北アルプス上高地で15日、閉山式があった。新型コロナウイルス対策で参加者を限定し、宿泊施設や地元関係者ら約20人が出席。今季は新型コロナや地震、豪雨などの影響で入り込み客が激減したが、関係者らは終盤で戻り始めたことに感謝し、来季へ期待を込めた。 市山岳観光課によると、4~10月の上…
白馬に鬼滅(きめつ)の聖地!? 北安曇郡白馬村の白馬岩岳マウンテンリゾートにある「ねずこの森」が、ツイッターなどのSNSで話題になっている。大人気漫画「鬼滅の刃」のヒロイン竈門禰豆子(かまどねずこ)と読みが同じためだ。森の名はヒノキ科の針葉樹ネズコに由来するだけだが、ガイドが作品に関連づけて案内したり、作品の公式グッズを販売したりと地元も楽しくあやかっている。 禰豆子は主人公の竈門炭治郎(たんじろう)の妹。夏ごろから子ども連れが増え始め、10月中旬に映画が公開されるやツイッターなどで「ねずこ?禰豆子じゃないか!」「ファンなら思わず二度見する」などの書き込みや、実際に森を訪れたファンが撮影した写真などの投稿が広がっている。 岩岳(1289メートル)山頂一帯のねずこの森は30年以上前に整備され、遊歩道沿いにネズコの木が6本ある。樹齢200年以上という大木のそばに小さなネズコが寄り添う場所もあり
JR東海が、下伊那郡大鹿村でのリニア中央新幹線トンネル工事で発生した残土について、同郡松川町の松川インターから中央道経由で伊那市へ運ぶ計画を進めていることが5日、分かった。両町村を結ぶ県道の改良が終わった後の来年8月にも、このルートでの搬出が始まる見込み。多くの大型車両が伊那市まで複数市町村の一般道を通るのを避けられる一方、松川町中心部を頻繁に通行する形になり、生活への影響に懸念もある。 残土運搬の計画についてJRは同日、町役場で開いた非公開の町議会リニア対策特別委員会で説明。運搬車両の通行が想定される町内5地区を対象に住民説明会を進めている。取材に中央道利用の計画を認め「松川インターに至る運搬経路については関係自治体、地元住民と調整している」(広報部)としている。 JRが説明会で示した資料によると、松川町内を走る運搬車両の経路は3ルート。町役場前を抜ける県道松川インター大鹿線を走るほか、
4日午後1時45分ごろ、松本市梓川梓の山林でやぶから出てきた熊に左足をかまれた―と市に通報があった。松本署によると、市内の会社員男性(46)が左足をかまれ、軽傷のもよう。署員や市職員らが捜索。午後4時ごろ、猟友会員が熊らしきものを見つけ発砲したが、逃げたという。 同署によると、成獣とみられる。男性は当時、1人で松枯れの調査作業をしていた。現場は金松寺の南側の山林。周辺には収穫間際のリンゴ畑や民家があり、畑の周りには熊のふんなどがあった。松塩筑猟友会梓川支部によると、10月以降、目撃が相次ぎ、おりを置いたりパトロールをしたりして警戒を強めていた。 中沢信利支部長(69)は「昨年の目撃は少なかったが今年は多い。山に餌となるドングリが少ないためではないか」と推測した。近くのリンゴ農家の男性(78)は「早く仕留めてもらわなければ怖くて仕方がない」。近くの建築業男性(72)は、1週間ほど前に家族が熊
伊那市荒井の電器店で3日午前10時33分、熊1頭が捕獲された。伊那署や市によると体長約40センチ、推定体重約5キロで子熊とみられる。けが人はいない。同日午前に市内で目撃が2件あり、同署は捕獲された熊と同一とみている。 電器店は商店街の一角で、JR伊那市駅から100メートルほど。1人で店にいた男性社長(70)によると午前10時半、自動ドアが開いた。入り込んだ動物は「犬か猫かと思うほど小さかった」。約30平方メートルの店内をゆっくり歩き、一角におとなしくうずくまったという。間もなく来店した女性客が近くの交番に通報した。 駆け付けた伊那猟友会員が棒の先端に付けたワイヤを胴体に巻いて固定、店から引きずり出した。伊那市職員が店から西に約8キロ離れた山奥で解放。社長は「まさか、市街地で出るなんて」と話した。 この日は、店から約700メートル離れた伊那中学校近くで午前9時35分、200メートルほど離れた
斜面が崩落し、仮設道路の整備が進む通行止め区間。奥が伊那市側=19日午後1時59分、木曽町日義(県木曽建設事務所などの承諾を得て小型無人機で撮影) 7月の大雨で土砂崩れが発生し、通行止めが続く木曽郡木曽町日義の国道361号の現場を19日、県木曽建設事務所などの承諾を得て小型無人機で撮影した。2カ所で大きく崩落した斜面と、12月下旬の利用開始を目指して急ピッチで進む仮設道路整備の様子が見られた。 現場一帯は4・9キロにわたって通行止めになっている。崩落現場を迂回(うかい)する幅3メートル、長さ200メートルの仮設道路を整備中だ。この日は地元の建設会社が、神谷川に流れ込む沢を仮設道路が遮ることがないよう、沢の水を通す金属製の管を埋設する作業をしていた。 崩落現場周辺の9カ所ではボーリングが進んでおり、水位計やひずみ計を設置して観測を順次進めるという。得られたデータを基に斜面の対策工法などを検討
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