今月13日、長野県佐久市を流れる千曲川で、濁流によって護岸が崩落し、住宅や店舗の倉庫などが流されました。当時、対岸から見ていた中学2年生の男子生徒が店舗の倉庫が流される瞬間を動画で撮影していました。 男子生徒が今月13日の午前6時すぎ、祖父とともに千曲川の様子を見に行くと、対岸の護岸が崩れて店舗の倉庫と隣の住宅の一部が浮いている状態でした。 男子生徒が撮影を始めてからも地面が少しずつ削られていき、8分余りたったとき、店舗の倉庫が濁流に飲み込まれました。 このあと隣の住宅も流されたということです。 佐久市によりますと、当時、合わせて3棟が流されたとみられますが、住んでいた人などは避難していてけが人はいなかったということです。